Stampedia founder's blog

オンライン世界切手カタログ「スタンペディア」創始者のブログです。
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湿式凹版と乾式凹版

先日参観した、アメリカ切手展で知ってから気になっていた、湿式凹版と乾式凹版の違いについて

日本郵趣出版のアメリカ切手カタログに記述がありましたので転載します。

1953年迄の凹版切手は、印刷に先立って洋紙に15-35%の水分を与える、いわゆる「湿式凹版」によるものでした。しかし、この方式では用紙の伸縮のために目打の不良品が出やすく、1954年からは水分を5-10%に減らした、「乾式凹版」へと次第に切り替えられました。


なるほど。乾式凹版と言えども、0%というわけではなく、5-10%という事だったんですね。
ちなみにこのカタログでは両者の区別方法について、乾式の方が用紙が厚手だとか、インクの付き方についても違いが述べられていましたが、実際のところ単片では可能なのでしょうかね?

紙の伸縮の違いは単片では分かりにくいのですが、横10枚ブロックとかだと明白に分かりそうな気もします。物量の豊富なアメリカ切手だと、そういったブロックによる製造面の違いのアピールも楽しめそうです。

1938 アメリカ合衆国 通常切手
[ 2013年07月21日 21:36 ] カテゴリ:その他外国 | TB(0) | CM(0)

1852 レユニオン15サンチームのプレート分類

先月、パリに行った際にたまたま見つけたブルン氏のお店で買った文献を使って、仏領最初の切手である、レユニオン15サンチーム(1852.1.1発行)のプレート分類を行ってみました。

ブルン氏の本を読んで得た知識なのですが、この切手は2×2の4面シート構成で、各切手の模様の四隅にある「C」マーク(視力検査のアレに似てますね)の向きで、ポジションを確定できます。

   右上の「C」の穴の方向 右下の「C」の穴の方向
Pos.1 下           上
Pos.2 下           下
Pos.3 左           左
Pos.4 左           上

Pos.2
20130621_4.jpg

Pos.4
20130621_3.jpg

僕はこの切手を5枚持っているのですが、これまでポジション分類をしたことはありませんでした。あわよくば4ポジション揃ったらいいなと思っていたのですが、Pos.2が2枚(未使用1点、カバー1点)Pos.4が3枚(未使用2点、カバー1点)と見事に重複していました。

ちなみにブルン氏の本には、ポジション別の残存数も記載されており、
Pos.1 22点(内、未使用14点)
Pos.2 27点(内、未使用13点)
Pos.3 6点(内、未使用4点)
Pos.4 14点(内、未使用8点)
となっており、Pos.3が見つかっていないことが分かります。僕が一番持っているPos.4が二番目に珍しいポジションだと言うことは少々驚きでした。

しかし反省点も多く、ブルン氏の本に掲載された残存切手の写真を見る限りは、僕はもっとコンディションの良い切手を入手しなければならないな、と感じました。収集再開直後から求めていた切手だけに思い入れが強いレユニオン・ファーストシリーズのお話でした。




[ 2013年07月04日 12:54 ] カテゴリ:その他外国 | TB(0) | CM(0)

パリにはいたるところに切手商があるきがします

早くもパリ最終日ですが、洋服をよく買いに行くパレロワイヤル(下記)にいったところ、見覚えのある切手に目が奪われました。
20130526_2.jpg

なななんと、これはレユニオンのファーストシリーズの解説書ではありませんか。
パリには慣れてくると色々なところに切手屋がある事に気づかされますが、それにしても、何度も来た事のあるここにまさか切手屋が、しかもこんなにレベルの高いのがあるとは盲点でした。

iphoneで調べたところ、なんと仏領やフランス切手の研究を熱心にされて、文献も出版されている、ジャンフランソワブルン氏のお店と判明。早速買い物先をこちらに変更して、レユニオンファーストシリーズと、ナポレオンのジュネーブ占領時代の文献を買って来ました。

あわせて75ユーロは安い!でもフランス語表記なのでなかなか世界のマーケットにでてこないですね。ここら辺の情報発信の閉じ方は日本切手に近く、これも、競争展で、フランス切手のインポータンスが低い原因の一つではないかと考えています。

とりあえず、帰国後の解読が楽しみです。特にレユニオンの15サンチームは複数枚持っているので、センサスと照らし合わせてどうかという事と、またポジション分類を行いたいと思います。
[ 2013年05月28日 00:21 ] カテゴリ:その他外国 | TB(0) | CM(0)

どこにいてもやる事は一緒

stamp clubでもお世話になっている高崎真一さん主催のとは違う切手市場での入手品です。
一枚2ユーロの箱の中から12枚抜いてきました。
どこの国でも、こういう売り方なんですね。時代的には竜切手よりはるかに昔ですが、扱いは田沢の赤三銭の駄品のような扱いで、日本のexhibitorの諸先輩方の国際展における苦労がしのばれます。

20130526_1.jpg

でも、ゼネラリストとしては、こんなに安く買えるのは本当に嬉しいです。なるべくマージンが良く、綺麗な感じのする封筒を選んで買ってきました。収集再開後にまず集めはじめたのがフランス切手なので、短時間滞在でしたが、パリの切手市は何度来てもワクワクします。

[ 2013年05月27日 01:14 ] カテゴリ:その他外国 | TB(0) | CM(1)

Epirusのローカル切手(追記あり)

20130508_1.jpg

昨晩、所属する、外国切手出品者の会のメーリングリストで情報が飛び交ったのが、この切手です。
先日、黒海をテーマとするヨーロッパ切手展を主催したばかりで、この地域の切手に敏感な板橋君と僕が即座に反応して、質問者は満足したかと思いますが、更にもう少し調べてみようと思い、今日ごそごそやっていたら、買ったままになっていたロットの中に、同切手のカバーがありました。(フィラテリックだとは思いますが)

書込もされていて、「Epirusの軍事政権はまだ、郵便運営事業体として検証が得られなかったため、Chimarraの最高責任者は4種のローカル切手をゴム製手押し製法で作成した。各切手にはChimarraの最高責任者のエンブレムである、双頭鷲がどくろ、クロスボーンと共に描かれており、更に青い管理用の印も捺印された。この管理用の印があると外信便にもこの切手が使用できた。」

クロスボーンとどくろは、ヨーロッパでは海賊旗であることが多いですが、この地域には海賊が跋扈していたのかもしれません。



[ 2013年05月08日 16:35 ] カテゴリ:その他外国 | TB(0) | CM(0)

外国切手出品者の会

全日展4日目の今日は、同年代の仲間での食事会でした。どちらかというと年輩の方とのおつきあいの多い郵趣界では気楽な会で楽しみにしていたのですが、本当に良かった。幹事のIさん、いい店を取ってくれてありがとう!僕が不在の四半世紀の間も頑張ってきた皆さんの話なので、たいへん勉強になりました。お互いのこれからの活躍を勝手に祈って散会しました。

明日土曜日からはいよいよ出品者仲間の地方の友達が東京に終結。これまた毎回やっている、外国切手出品者の会の懇親会となります。この会は単に飲む為の会ではなく、国際展を目指して出品する為の勉強を第一とした会なので、刺激も大きく毎回楽しみにしています。

日本の外国切手出品者の大半はもうこの会の人になってきましたね。ご関心のある方は是非ご入会ください。僕は封建的な切手サークルののりは嫌いなので、そういうイメージをとことん排した会です。

来週のスタンプショウに向けて準備している企画がうまくいかず、毎日睡眠不足ですが、着々と進んで入るものの、残務がまだ大きいです。月曜には入稿しないとスケジュール的に厳しいのですが、明日は無理なので、その分、日曜深夜はたいへんな事になりそうな気がします。

オーストラリア展の準備はその後火曜日から急ピッチでやります。




[ 2013年04月20日 04:54 ] カテゴリ:その他外国 | TB(0) | CM(0)

アメリカ切手だと珍しくない?

この二枚の切手は、カバーロットからでてきたものなのですが、右の切手は赤色の印刷がずれています。微妙ですけど分かりますか?日本切手だったら結構珍しいと思うんですが、なんとなく、アメリカ切手にはこの程度のずれは沢山ありそう。。どうなんでしょう?

[ 2012年09月06日 16:53 ] カテゴリ:その他外国 | TB(0) | CM(0)

九七香港回帰中国記念張・・・こりゃなんじゃ?

先日のイギリス部会で、会長の吉村さんから吉田君これなんだろね?と言われたのが、こちらの切手もどきの記念シート。5枚セットの記念シートで、「香港J97.111」という銘も入っていますが、切手ではありません。画像を写メして自宅に戻ってからしらべてみたところ、中国のいくつかのネットオークションには出ているのを発見しました。15元ってことだとすると、5種セットでも200円しないくらいの価値ですが、大事なのはこれは一体何なのか?ということ。ネットオークションには記念シートという以上のことが書いてなくて困っています。どなたか教えてください!

 

 

 

[ 2012年08月11日 21:21 ] カテゴリ:その他外国 | TB(0) | CM(0)

英国切手部会・例会に参加してきました。

JPSの切手コミュニティーは、南方占領地部会にしか入っていなかったのですが、今日新たにイギリス部会の例会を見学して入会を申し込んできました。

以前のブログにも書きましたが、ミニペックスが盛りだくさんで、かつ来場者もひっきりなしにもりあがっていたので楽しそうだな、と思っていたのと、おおみそ会の先輩である伊藤昭彦さんから主催者の方をご紹介頂いた事もあり、行ってみようと決意した次第です。

スイス、ドイツを集めているイメージが強い僕ですが、中高生時代には使用済みのパケットで英米の切手には親しんでいますので意外と嫌いでなかったりします。なので、戦後物の印刷所の話やら、プレスタンプの話やら興味深い内容が多かったです。また、会合でプレゼントされた「郵便史研究」という本が面白かったので入会してみる事にしました。これは以前、インフレの伊藤さんからも紹介されていた書籍でした。星名定雄さんという方の書かれているイギリスの地方郵便史の文献の記事は、テーマティクとして取り組もうと思っている切手の発達史にも参考になる話が多く、何度も読み返しています。

切手の例会は、特に議題もなくだらだら続く物が多いとは思いますが、そこから話のあう方を見つけてより話を深めて行く事をメール等を使うためには必要だと思います。英国部会の例会にはまた参加してみたいと思います。

1847 イギリス 通常切手

[ 2012年07月22日 15:03 ] カテゴリ:その他外国 | TB(0) | CM(0)

プレスタンプカバーの解読

スイス切手をより理解するために、切手前史の勉強を始めました。スイスより取り寄せたプレスタンプカバーのロットを、ミッヘルから刊行されたスタンプレスカバーの概説書についてブログに板橋君が書いているのを読みながら解読しています。カントン時代のスイスは州ごとに郵便制度も通貨も異なる為、スイス内のカバーであっても、国際カバーのように楽しめます。そして、ミッヘルによれば、「未納郵便料金額が封筒の表面に記され、納付済郵便料金額が封筒の裏面に記され」ることになります。

下のカバーを見るとまず目に入るのが右上の方にある「6」という赤い数字です。これは受取人が払う未納郵便料金であることまでは分かるのですが、通貨単位がいまいちハッキリしません。文面を見ると1747年の差し出しで有ることがわかるのですが、ディーラーからはクロイツァーだと言われたのですが、自分の中では確信が持てません。また、チューリヒ市内便だとも言われているのですが、こちらもこれからの調査が必要です。

ちなみに折りたたみ式封筒なので、文面が読めます。(↓)冒頭には1747年の年号が読めます。

[ 2012年07月20日 09:23 ] カテゴリ:StamplessCover | TB(0) | CM(0)
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