Stampedia founder's blog

オンライン世界切手カタログ「スタンペディア」創始者のブログです。
Stampedia founder's blog TOP  >  マライ

三井物産株式会社、ペナン出張所とラングーン出張所間の書状

以前、南方占領地マライのスマトラ宛て使用例をインドネシアで入手したことを書きましたが、今度はビルマ宛てを入手できました。

三井物産(株)ペナン出張所からビルマ(現ミャンマー)の三井物産(株)ラングーン(現ヤンゴン)出張所への書状で、三井物産の封筒や宛名印、担当者の三文判なども押されていて、望ましい状態の書状です。左上の IN NIPPON-GOがよくわかりません。郵趣界の物産なみなさん、どうぞ教えてくださいませ!!

これだけ良いカバーなのですが、消印が郵便貯金百万ドル突破記念の宣伝消印で押捺されており、なんの説明もせずに競争展に出すと、フィラテリックカバーだと勘違いされてしまいます。まぁ、だからこそ安く掘り出せたのですが。笑。

占領地マライでは、占領軍による行政の宣伝目的で、ある一定期間、全ての郵便物に、このような宣伝消印が押捺されていたことが知られており、この見た目にもかかわらず、本書状はフィラテリックカバーではないのです。

2017年08月28日23時05分47秒_011
2017年08月28日23時05分47秒_012


1943 8 C tied by purple promotion cancellation of "A million dollar breakthrough in the postal saving".
PENANG to Rangoon, Burma 9 1 1943, though it was sent on 6th of September.
8 C correctly paid for letter, which was applied to mails to Malaya, Japan and the other occupying areas.


(10.8追記)コメント欄で個別にご指摘を頂戴しましたが、これは、『in Japanese』つまり『日本語で』という意味だとのことです。全く気付きませんでしたが、確かにそうですね。ご指摘ありがとうございました。


[ 2017年10月07日 22:32 ] カテゴリ:マライ | TB(0) | CM(1)

10セント二枚貼り、ペナン市内配達証明

こちらもインドネシア出張中の買い物です。

南方占領地切手研究会の会報担当の手伝いをしている関係で、向学のためにマライの正刷を最近は収集しています。10 Cは正刷の中では比較的入手しやすい額面ではありますが、配達証明の商用便となると難易度は高くなるので、15 Cに破れはありますが、入手することにしました。実際、この破れは検閲時の開封にともなる破れであり、差し出し時や、後年の保存状態の基づくものではないため、使用例としては問題ないと考えています。

このカバーできになるのは、朱色の色鉛筆で書かれた文字です。これは何語でしょうか?何となく、配達証明であることを書いているようなきがするのですが・・・。

2017年08月08日11時19分13秒_005
2017年08月08日11時19分13秒_006

1943 10 C double franked with 15 C, tied by double ring c.d.s. with censorship mark in purple beside
PENANG to Penang, JAN 8 2604 (1944 )
35 C correctly paid for AR letter, 8 for letter, 15 for registration fee and 12 for AR fee.
[ 2017年08月29日 11:53 ] カテゴリ:マライ | TB(0) | CM(0)

30 C貼り 配達証明書状

インドネシアで買ったマテリアルです。

敗戦直後の1945.8.18に使用された上に、受取拒否(Refused)されている点が何となくフィラテリックっぽく感じますが、見た目はさほど悪くはありません。3セント切手の左上が欠けていることもあり安価で入手しましたが、この使用例のポイントは、中額面である 30 C の使用例であるということです。マライの正刷10額面の中で、中額面以上の30, 50, 70セントの使用例の入手には苦労させられます。配達証明書状が35 Cになるので、その使用例はどうしても多くなってしまうのですが、各額面で一段作るためには、とりあえずおさえておかなければなりません。

ちなみにIPOHはPERAK州の州都ですので、それなりに大きな街です。フィラテリストも多くいたことでしょう。

2017年08月08日11時19分13秒_009

1943 30 C franked with 2 C and 3 C, tied by double ring c.d.s. with censorship mark beside
IPOH to Ipoh, 8 18 2605 (1945 ), which were returned to the sender.
35 C correctly paid for AR letter, 8 for letter, 15 for registration fee and 12 for AR fee.
[ 2017年08月18日 12:14 ] カテゴリ:マライ | TB(0) | CM(0)

8セント記念切手 スマトラ宛て使用例

今回インドネシアで買ったものの中で最も高かったものの一つがこれ。

1943年発行の8セント記念切手の単貼り書状で、普通は5000円。日本宛でも10000円程度だと思うのですが、これはスマトラ宛です。マライの郵便料金は、マライ半島内宛ての書状が8セントですが、これはは、日本及び南方占領地宛てにも適用されました。このため、伝統郵趣で同じ単貼りを貼るなら少しでもプラスアルファのあるマテリアルを選択したいと考えていましたので、ためらわずに入手した次第です。

ちなみに宛先のKisaranはこんなところ。一生行くことはないでしょうね。。
スクリーンショット 2017-08-08 120624


2017年08月08日11時19分13秒_007
2017年08月08日11時19分13秒_008


1943 8 C tied by double ring c.d.s. with censorship mark 33 in Shonan post office.
SYONAN to Kisaran, Sumatra, 12 11 1943
8 C correctly paid for letter, which was applied to mails to Malaya, Japan and the other occupying areas.

[ 2017年08月10日 12:04 ] カテゴリ:マライ | TB(0) | CM(0)
このブログの筆者

スタンペディア

Author:スタンペディア
オンライン世界切手カタログを作っています。

スタンペディアの出版物
ブログ内検索