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オンライン世界切手カタログ「スタンペディア」創始者のブログです。
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ビジュアル日本切手カタログ 予想を上回る出来具合!

「今、郵趣出版と一緒に、カラーの記念切手カタログ作りをやってるんですよ。」

記特研でご一緒させていただいている山本知永さんとそんなやり取りをした直後に、彼は急逝されました。同年齢の山本さんは、僕のオフィスにもお越しになられ、これから更に色々と楽しめそうと思っていただけに本当に残念ですが、彼が最後に編集協力した形となった書籍が郵趣出版より発行されました。これがかなり素晴らしい本なのでご紹介します。

2000年までに発行された日本の記念切手すべてをカラーで掲載した本ですが、特印の掲載や、一部シート画像の掲載を始めとして、発行経緯に関するコラム等は、僕ですら知らない話も多く、記念切手専門コレクターでなくとも楽しめる本になりました。

驚くべきは、A5 フルカラー、310ページだてで、価格は1470円という戦略的価格体系で、同内容のギボンズ英国カタログ(コンサイス)が30ポンドすることを考えると、相当勝負にでた価格だと思います。数ヶ月前に、定価は5,000円近い?という噂を聞いていたのですが、ここまで安いとむしろ版元の収益が心配になるほどの安さです。正直、二千部の販売ではペイしないでしょう。勝手な推測ですが、五千部くらい売れないと続かないと思うので、是非皆さんビジュアル日本切手カタログ〈Vol.1〉記念切手編1894‐2000を、買ってください。僕も3冊買って、オフィスと自宅に一冊ずつ、もう一冊は自炊してiPadに入れようと思います。

この本が売れて起きるかな?と思われるムーブメント。

(1)FDCが見直される。:特印がカタログにすべて掲載されたのは大きいです。JAPEXは二足三文で売られているFDCを一気に買うチャンス。

(2)シートが見直される。:古い記念切手のシートや大型ブロックは製造面上からも意味があるのですが、シート収集への誤解はいまだにあると思います。

(3)封書料金50円時代以降の記念切手も見直される。:記特研のメンバーですら熱心に集めているのは、封書料金20円時代迄ですが、今回、このカタログが2000年までを網羅した事が契機になり、1976-2000年の四半世紀の切手についても収集がすすむ事を期待しています。

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[ 2012年10月28日 17:19 ] カテゴリ:他者の郵趣文献・寄稿 | TB(0) | CM(0)

音楽切手展を参観して (2012.10.27)

10月ももう終わりですが、今月初のブログとなりました。ずっと、11/1刊行の 「Stampedia Philatelic Jonrnal 2012」の編集にかかりっきりでしたが、無事発行にこぎつけましたので、ようやく自分の活動に戻る事ができます。

1927 GERMANY Definitive

さて、その第一弾として、今週末は切手の博物館でJPS音楽切手部会の20周年記念展を見てきました。行く迄知らなかったのですが、テーマティク出品者の会でご一緒させていただいている大沼さんは、なんと音楽部会の会長でした。よくよく考えたら、そらそうですよね。そして、ドイツが1927年に発行した、ベートーベンを描く8ペニヒ通常切手を料額印面に使ったハガキの2フレーム作品を展示されていらっしゃいました。Michelによると73種類もあるとのことで、これは、大沼さんが近い将来、伝統郵趣(ステーショナリ)に参戦されるのでは!?と楽しみになってきました。

それ以外の展示では、中舘さんという方が展示されていた、「大序曲(1812年)」という作品が面白かったです。チャイコフスキーの「大序曲」200年を記念した作品でしたが、4フレームの大半は、ナポレオンの伝記の作りになっており、この作品の前で半時間は過ごし、鑑賞させていただきました。

 

 

 

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[ 2012年10月28日 16:18 ] カテゴリ:その他の切手展 | TB(0) | CM(0)
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