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World stamp show New York 2016 セカンド・コミッショナーについて

World stamp show New York 2016 は、2016/5/28から6/4まで米国ニューヨークで開催される国際切手展です。

私吉田は同展覧会の日本コミッショナーに選任され、本年頭より活動してきており、順次報告を本ブログ並びに国内各団体へ電子メールでお送りしております。

さて、先般報告の通り、同展覧会での展示アクセプトは文献を含み32点となりましたが、これをフレーム数に換算すると、国際展ルールに定められる、セカンド・コミッショナー設置要件を満たすことが分かりましたので、(Grex21.2)米国ゼネラルコミッショナーに、セカンド・コミッショナー設置の許可を取り、先日設置許可を頂きました。

コミッショナーの選任は日本では、日本郵趣連合に一任されていますので、本件をお伝えし、ご選任をお願いしたところ、本日になって、池田健三郎さんをセカンド・コミッショナーに選任した旨のご報告をいただきました。

そこで米国ゼネラルコミッショナーに伝えるとともに、こちらでもご報告させていただく次第です。池田さん、どうぞよろしくお願いいたします。
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[ 2015年11月28日 14:01 ] カテゴリ:WSS NY2016 | TB(0) | CM(0)

「郵趣」12月号が届く

20151127_2毎月末に、その到着を一日千秋の思いで待っている、雑誌「郵趣」が今月も届きました。

今月は12月号ということで、年間の索引も付いており、この一年間の記事を改めて見直すことができました。私どもの発行する「フィラテリスト・マガジン」も現在電子索引を準備中ですが、やはりこのような郵趣記事データベースがあればこそ執筆された記事も生きてくると改めて思った次第です。

私の中での今年のヒット記事は、「世界主要国の最新普通切手」です。この連載が始まった時は、ヤラレターと思ったのですが、残念ながら、ドイツ、米国、中国、英国の4カ国を一国1〜2回やったところで最終回とのことでした。

同種の記事をTPMでかぶせるのは本意ではないので、連載の終了を確認できたら、うちでパワーアップして掲載することを検討したいと思うくらい魅力的な連載でした。

さて「郵趣」の編集方針については否定的な意見を持っている人がいる事は知っています。しかし私はお金を持っている初心者を増やす上で「郵趣」の編集方針は経営的に間違っていないのではないかと思います。カラーページの大半を内外の新発行切手の紹介及び販売に割いていますが、これは買う人のマーケットがなければ成立しない企画であり、「郵趣」の読者の大半がそのような、お金を持った人々であることがわかります。

競争展を志す人や専門収集する人にとっては読むところの少ない雑誌であるのは否めないかもしれませんが、JPSの会員の中で、そのような人の割合は低いと思います。おそらく1割以下でしょう。このため残り9割を対象にした編集をするのは決して間違いではないと思い、僕は「郵趣」の編集方針を支持したいと思います。

もちろん競争展を志す人や専門収集する人も少数派とはいえ、JPSの会員であり、読むところのない雑誌が送られてくるのに文句を言うのはわかります。ただJPSはWEB会員制度を検討しており、そのような人には不要な雑誌は届かない等の方法の選択が来年度以降実現すると思われますので、この点の齟齬も解決が近いと思います。

またそのような高度なフィラテリーに対しては、当社雑誌はもちろん、「全日本郵趣」や「郵趣研究」もあるわけで、「郵趣」が同じような4番目の雑誌になるのは、無駄だと思います。

ちなみに私は口を開けば「郵趣」の編集方針や、日本郵政の切手発行の乱発について批判を言っている人は、フィラテリーの発展に対するビジョンが欠けているのではないかと感じます。一消費者であればもちろんビジョンを持つ必要なでありませんから、購入物に対して文句を言っても構わないでしょうし「買わない」という選択肢を取ることもできます。

しかし、切手のサークルを主催しているような人が、参加者の意思を無視して、うだうだと文句を言い続けるというのは、参加者の迷惑にしかならない非生産行為です。フィラテリーの発展に限らず、ビジネスの立ち上げ・苦境の克服にあたり、優秀な経営者は様々な経営課題の内、自社及び自分の手で解決できることに集中します。自社及び自分の手で解決できないことは忘却するか解決策を発見するかしかありません。

ですから切手サークルを主催するリーダーの方々には、是非、カラ元気も含めて、フィラテリーの未来に対して明るく振舞っていただき、雰囲気を良くする間に、「デキルコト」に対しての戦略と戦術を見つけて欲しいと思います。なぜならそれが経営者やリーダーの仕事だからです。

ちなみに当社の目指す「30年後の郵趣人口の確保」は、現時点でその実現の可否を判断するコトはできません。しかし、1年前よりも、そして2年前よりも、ジュニア・ユースはもちろんライト層との接点が増え、問題点や欠けている点が見えてきた今は、その欠けたパーツを埋めることで、郵趣振興の確度が高まることを実感できています。

なので、私は郵趣の明るい未来は、創ることができる、と考えています。
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[ 2015年11月27日 16:43 ] カテゴリ:未分類 | TB(0) | CM(0)

木戸くんの作品「Ryukyu Postal History1953-72」について

友人の木戸裕介君より、彼の作品「Ryukyu Postal History1953-72」へのアドバイスを求められました。
私は国際展審査員資格を持っていませんので、「参考にならないよ」とお断りしたのですが、どうしてもとの依頼だったので、二つ条件を出し(1)指導ではなく、僕だったらこうするという戦略としてなら答えられる(2)ブログでの返答とさせてもらう、の二つとも彼が受け入れるとのことなので、本ブログに記載する次第です。

まず彼の作品について概要を記載しますと、JAPEX2015に展示された8フレーム作品で、琉球の郵便史を取り扱った作品で大銀賞(70pt)とのことでした。また出品作品のタイトルリーフにおいて、タイトルを書き間違えるミスを犯したため、5点近くの減点があったとのことです。ご本人が国際展での闘いを前提に考えておられるので、僕の立てる戦略もそれに沿ったもので以下に述べたいと思います。


1.改善ポイントを知る為に国際展審査員に相談すべき
前段の内容を読むと国際展への出品資格が得られる金銀賞を実質的に獲得しているようにも思えますが、同作品を全日展に出品してそのまま75pt.が獲得できるかというと、そうは問屋がおろさないと私は思います。

なぜかというと全日展の審査はより国際展審査基準に即しているため、その観点で本作品に対してVermeilという国際展出品資格を与えて良いという判断をしてくれるか否かをきちんと見られてしまうからで、JAPEXと同様の審査結果になるとは限らないからです。

以前のブログでも書きましたが、真剣に作っている作品の改善の為には主催者が用意したジュリーアプレイザルだけでは(特にJAPEXは)不十分です。国際展での闘いを考えるのであれば、複数の国際展審査員資格を持つ人にアドバイス(セカンドオピニオン)をお願いすべきだと私は思います。

また私の経験上、国際展審査員資格を持たない会場で会う郵趣家からのトリートメントやレアリティ・コンディションに関するアドバイスは、国際展で闘うことを前提にするのであれば、多分ちんぷんかんぷんなものが多いと思います。これは自戒も込めています。発言者をよく吟味して意見の取捨選択をしないと徒労に終わります。これは競争展がルールに基づく競技であり、流行の流行り廃りがあり、その大半が欧米発である事が原因です。

ということで、僕が木戸くんなら国際展審査員でもない僕のような人物に聞くのではなく、国際展審査を郵便史についてもここ数年できちんとされている、経験豊富な国際展審査員に、しかもできれば異なるバックグラウンドを持った複数に、まずアドバイスを求めます。

なお蛇足かもしれませんが、木戸くんがもしJAPEXでのリベンジを考えているのであれば、上記とは異なるアプローチをしなければなりません。これはJAPEXの規則が国際展ルールに準拠することを宣言しているにも関わらず、必ずしもその準拠ができる審査員のみで構成されているわけではないためです。

以前のブログでも書きましたが、どのような質であろうが、競争展審査員は絶対であり、競技者として競争展に参加する以上は敬意を払うべき相手です。どんなに国際展の現状と比べておかしな指摘を受けようが、木戸くんが出席したクリティークで伝えられた内容をできる限り改善に盛り込んだ上でJAPEXには再出品すべきで、無闇なダブルリーフがダメだと言われれば、それに対応すべきだと思います。このようなJAPEX対応を取らなければ、国際展ルールに則ってここ数年運用されていることが確認できるテーマティク部門を除き、当面のJAPEXでのリベンジは難しいのではないかと思います。


2.審査員を教育せよ

"Educate Jury!"

これは私の言葉ではありません。
Malaysia2014に行徳さんが出品された戦後の速達を取り扱った作品に対して、ジュリーアプレイザルで香港籍の審査員アンドリュー氏が行徳さんに言っていたフレーズです。

審査員に対する陰口としてよく「審査員は何も知らない」「こんなことも知らないのに審査員なんて、大したことないな」という発言は(以前ほどではないにせよ)時々、聞きます。これはある種審査員神格化の裏返しなのかな、と思いますが、発言者に少しでも郵趣の範囲の広汎性について理解があればでてこない発言であり、蛸壺化したコレクターがしがちな発言だと感じます。

全世界で70万種類も切手が発行されており、非常に様々な郵便制度や運用があるわけです。新しい審査員であれば、最近10年を越える過去のめぼしい作品以外は審査員として接触もしていないわけですから、そこででてこないめぼしくない作品や英文の情報発信が広くされていないテーマに対して知らないことは何ら罪でないですし、国際展審査員資格を与えるための条件にすらなっていません。

例えば極東の限られた時期の郵便制度について知識があるかとヨーロッパの一流の審査員に聞いたとしても、それが近年、英文で情報も発信されず国際展にも出品されていなければ、「何、それ?」状態だと思います。

ではあるコレクションの重要性や珍品が審査にあたり、素晴らしいと審査されなかった。このような場合誰が悪いのでしょう。これに対しては100%に限りなく近く出品者が悪いということになります。なぜなら出品者はタイトルリーフはもとより各リーフにおいても、説明を通じて理解および説得が可能であるにも関わらず、その努力を怠ったか、もしくはうまくこなせなかったからです。

時々、コレクションでどれが珍しいかを書くのは嫌らしいからしたくない、日本人の美学なのだ、という人もいますが、不作為を美化する自己弁護の理由にされるほど、日本人の美学というのは簡単なものではないと私は考えています。

私は日本人としての美学を生かして、嫌らしくなく書くことに努力したいと常々考えて、その英語表現を磨きに国際展を参観しています。それでもまだまだうまくやることはできません。日本人の美学を語ることはそれくらい難しいことだと思います。

さて本題からずれましたので元に戻りますと、世界のクラシック切手やクラシックに片足突っ込んでいる日本初期の切手であっても有名どころ以外は理解してもらえないことがわかったと思います。木戸くんの収集展示範囲も同様で、誰もやったことのない道ですから無条件で高いImportanceを与えてもらえるはずはありません。

だからこそimportanceを上げるための戦略を練るべきです。
郵趣記事を書く、英文で情報発信する、改善して何度も審査員に訴え続ける、いろいろなやり方があると思いますが、常に念頭におくべきは、!Educate Jury!"というアンドリュー氏の一言だと思います。

何もせずに30、40年たったら時代も古くなるし勝手にImportanceが上がるかもしれませんが、「収集は年季」の「年季」は時間かける活動量の「積」だと思いますので、無闇に時間をかけずとも短期間に大きな活動を行うことで、その積を大きくすることは可能です。そして、少なくとも国際切手展ではそのような試みは評価されると私は感じています。


3.類似作品に当たれ
今年11月に刊行された、Stampedia Philatelic Journal 2015にテーマティク記事を書いていただいたスウェーデンのヨナス・ヘルストローム氏は、伝統郵趣や郵便史にも造詣が深く、(逆に言えば、その二つに詳しいからテーマティクに革命を起こせた)色々な作品を作っています。

昨年夏のPHILAKOREA2014に置いては「Swedish Postal History 1951-1972.」という展示をされており、国際展・金賞(91+L)を獲得していたので驚いて「どこがどう珍しいのか?」を本人を捕まえて解説してもらいました。3点しかない使用例も展示されていましたが、所詮は1970年代迄のマテリアルです。でも一流のフィラテリストの手にかかり、展示技術が素晴らしければ、ゴールドの可能性もあるのだとビックリしたことを覚えています。

これを聞いて「ヘルストロームだから金がとれるんだ」と言って何もしない人も多いと思います。そのような美化は簡単です。めんどくさくもありません。しかし彼もここまで来るのに時間がかかっており、多くのEducate Jury!活動をしてきていることがネットで検索するとわかりました。

木戸くんのやりたいことに最も近いことをやっている人がたまたまスウェーデン人だっただけのことです。日本人にこの水準に至るまで同様のことをモダンで突き詰めた人はいません。だとしたらダメ元でもいいから、まずはその作品を見て学び、できれば本人とコンタクトすることが木戸くんのやるべきことだと思います。そして、それは同時に日本だけでなく海外の(国際展審査員資格を持つ)人からのアドバイスを獲るということにもつながります。国際展審査員資格を持っていてPhilakorea2014の郵便史を見た人であれば、おそらく同じアドバイスをするのではないでしょうか。

以上3点が「アドバイス」ではなく、「僕ならこうする」という戦略です。
これを参考にして、木戸くんの作品が発展することを祈ります。
ちなみにヘルストローム氏ならいつでも紹介しますよ。来月には直接会いますから、木戸くんのリーフや手紙を持っていくことも可能です。

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[ 2015年11月23日 12:20 ] カテゴリ:未分類 | TB(0) | CM(0)

香港2015参観記

香港は慣れ親しんだ街で交通機関が発達しているので簡単に空港と市内移動が可能です。

朝8時には先発隊の皆さんと合流。オススメの朝食をご一緒し、9時半からは午後5時まで参観三昧です。ヨーロッパ等の伝統と郵便史を中心に見ますが、あわせて他部門の日本人の作品も拝見し、勉強になりました。ちなみに銀賞も覚悟した自分のチャレンジングな伝統郵趣作品は、83点の金銀賞をいただくことができました。国際展での競争展示は恐らく最初で最後ですが、素直に嬉しかったです。

ヨーロッパ等の部門では、ゴールドコースト等楽しみにしていたのですが、英領の作品は良くも悪くも、たいていの地域で特にデラルーは見た目が一緒になってしまうなーと感じました。やはり将来英領をやるなら特徴的な植民地を選びたいと思った次第です。

昼食は対岸のペニンシュラまで中華を食べに悪友3名でフェリーで渡りましたが、これが唯一の観光らしい観光で、あとは夜のパルマレスまで切手漬けで、大変楽しい時間を過ごすことができました。現地でご挨拶した皆様ならびに世界各国の国際展審査員の皆様に感謝申し上げます。

夜のパルマレスのハイライトは日本人2名の対決となった、アジア展インターナショナルグランプリ投票で、井上さんの新小判と小岩さんのインド郵便史の対決は後者に軍配が上がりました。どちらも応援したい日本人チームとしては、片方のみが選ばれることは微妙ではありましたが、いずれにしましても、新しい日本人アジア展グランプリストが登場した事はめでたい事です。小岩さん、おめでとうございました。

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写真は帰途ホテル前から利用したトラム。香港は本当に移動が楽チンです。

さて、という事で、私は今から東京に戻ります。国際展の醍醐味は世界中のフィラテリストとの交流にありますので、わずか半日では物足りなさは否めませんが、月曜日に外せない所用があるため、仕方ありません。後ろ髪引かれながらも帰国することにいたします。短期ですが相当に刺激を受けました。来て良かったです。
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[ 2015年11月22日 23:51 ] カテゴリ:未分類 | TB(0) | CM(0)

香港2015を見に行ってきます!

今日は大事なスイスのオークションがあり、5時から11時までずっと戦闘中でしたが、ようやく先ほど終了。5勝5敗というところでしょうか?全部勝つとシャレにならない支払いが待っているのでこれくらいで良かったと思い聞かせています。国際展に参加するにはあと10年はかかると思うので、それまでは国内やアジア展で進捗を披露できたらと思います。

ところで終了とともにリュックを背負って羽田にゴー!そう、いまから香港にアジア展の見学に行きます。今回の僕の出品内容はある意味メイン収集範囲なのですが、競争展にはおおよそ向かない内容なので、賞は期待しないよう国際展審査員の方から言われていますし、また自身でもそう思っています。まぁ海外に対して、こんなことやってる日本人もいるんだということを示せればいいかな、程度です。



図はやっと手に入れることができた、ダブルジュネーブ、wrong cut。
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[ 2015年11月22日 00:09 ] カテゴリ:未分類 | TB(0) | CM(1)

WSS NY2016 事務局より Accept リストがコミッショナーに送付されました。

World Stamp Show NY2016は、ニューヨークで来年(2016年)5月28日から6月4日にかけて開催される国際切手展です。同切手展への日本からの出品については、日本コミッショナーである私、吉田敬を通しての申し込み及び、文献以外については運搬(帯同含む)が、実行委員会より求められております。

当切手展の出品申込は7月31日到着分で締め切らせて頂き、米国カリフォルニア州のゼネラル・コミッショナーに向けて発送しましたが、先日同ゼネラル・コミッショナーよりアクセプト通知がありました。これは本来2015年12月31日頃に予定されていましたのでだいぶ前倒しての連絡になります。

つきましては、出品申込を日本コミッショナー宛てに送られた皆さんへは本日メールで結果をご連絡差し上げました。
なお、アクセプトの可否に関する決定に、日本コミッショナーは一切関与しておりません事を改めて申し伝えます。

現時点では申込42点中アクセプト32点となっていますが、アクセプトされた一覧の公表は12月中旬までお待ちください。これは申込後の状況の変化などで出品キャンセルがある場合の事を考えてのことですので、ご了解ください。
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[ 2015年11月13日 20:40 ] カテゴリ:WSS NY2016 | TB(0) | CM(0)

今年の切手展での展示について

多忙の中ようやく、来週始まる香港展の出品物の完成が見えてきましたので、今年の切手展における展示物をまとめてみました。(文献部門を除く)

今年は新作が多かった上に、香港展のような旧作の全面リニューアルもあり、詰め込みすぎた一年でしたが、トレーニングの観点から見ると、良い経験のできた一年だったと振り返っています。

来年はNY2016のドイツが最も重要な出品となりますが、これに加えて二大展の企画出品には原則として協力する方針なので、もう少しペースは落とすものの、なんだかんだで出品数は多くなる気がします。


菊田沢部会展
・記念切手使用例に見られる欧文機械印(3、流用)
・日本とスイス 途切れることのない150年の国交(1、流用)

第1回郵便制度史展
・内国葉書の郵便史(8、流用)

英国部会切手展
・英国開催の国際切手展記念切手を中心とするペニーブラック発行記念年の切手(1、新作)
・戦後、広島県を中心とする中国地方で使用された英連邦占領軍の切手(1、新作)

スタンプショウ2015
・皇族・王族の人々を描く切手(5、新作)

TAIPEI 2015
・Roman Letter Machine Cancellation of Japan(5)

満月印展
・始まりは満月印(1、新作)

コーリア部会切手展
・日清/日露戦争(1、新作)

全日展
・Roman Letter Machine Cancellation of Japan(5)
・Grand Duchy of MECKLENBURG=SCHWERIN(1、新作)

Singapore 2015
・German States before German Empire(8)

北欧部会展
・デンマーク王国 1850-1920(5、新作)

JAPEX 2015
・年賀郵便の歴史(8、新作)
・Great Britain QV+4Kings(7、新作)

Hong Kong 2015
・The stamps issued on the globe before the first official introduction of perforation
 May 1st 1840 - Feb. 23rd 1854(5)

Monacophil 2015
・The Earliest Usage of Swiss Confederation(1リーフ)

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[ 2015年11月12日 11:53 ] カテゴリ:未分類 | TB(0) | CM(0)

池田健三郎さんのブログへのコメント

本投稿は、池田健三郎さんのブログにおけるポスト「JAPEX最終日 クリティークについて」へのコメントとして書いたものですが、長文だったためか、アメーバブログのシステムからエラーが出てしまい投稿できなかったため、止むを得ず本ブログに掲載したもので原文です。是非上記リンクから元のブログポストをご覧いただいた上でお読みください。

(以下、コメント原文)


こんにちは。いつも興味深くブログを拝見しています。

百人一首や漫画はじめ最近は文科系の趣味も競技を行い活性化することが多いですね。
郵趣はその先鞭で、特に競争展については、世界統一のルールを元に為される競技であり、その点は体育会系の競技者にとっても非常に親しみやすい世界だと感じています。

体育会系の競技の中にも二種類あって、
(1)陸上競技の100メートル走のように誰でも勝ち負けが判断できるものと、
(2)フィギュアスケートのように初心者にはなかなか判断できない審査員競技
があると思いますが競争切手展は明らかに後者ですね。

従って競争切手展を開催するにあたり本質的に必要なのは審査員です。

審査員に対して支払われる経費類は彼らがサラリーマンとして、もしくは経営者として得られる報酬に比較して恐ろしく安価な時給(もしくはほとんどゼロ)だということが二大競争展の決算報告を見るとわかります。

十分な報酬を得ているプロ野球の審判でさえ「絶対」なのですから、ROIに合わない労力をさいてくださっている審査員に対して絶対性を認めるのは出品者の最低ルールであり、それをわきまえていない出品者は出品者の要件を満たしておらず、競争展への出品はまだ早いのではないかと私は思います。

プロ野球でも時々ひどい判定を下す審判がいます。ガルベスの暴投、大豊事件などテレビで生で見ていたこちらからすると激昂するのもわかりますし、外野の観客としてそれを見ていて面白いと感じこともありますが、そうであっても審判は絶対であり、その絶対性を認めない選手が罰されるのは当然のことです。

クリティークにおいて疑問に感じた指摘に対しては、あくまでFIPルールに則った質問をすることが大事なのではないか、その点では、池田さんがまず枝点を聞き、それに従いやりとりをするというのは、よい進め方だと感じました。




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次に審査員の質ですが、これは職業人であるプロ野球の審判に時々「?」と感じてしまう人がいるのと同様で、国際展審査員であっても必ずしも100%正確なジャッジを下せるわけではなく、実に様々であることが実際に国際展に参加するとわかります。

とはいえ最近の国際展審査員はある一定の基準を通過した人物のみに限定されており、そのような人物が審査の中核にいる競争切手展はどの国でもワンランク上の競争切手展として扱われています。競争展の定義は、国際展準拠を宣言する事ですので、それを宣言している日本の二大競争展において、これが今後JAPEXの課題になってくるのではないかと私は思いますし、逆にいえば全日展の強味だと思います。

一方でそのような資格の有無に関わらず国際展で現在揉まれている人々の中にもごく少数ですが正しい判断を下すことができる人がいると思います。というのも競争展の審査には流行(=ファッション)の要素もあり、それは実際の現場でないとわからないためです。従って国際展審査員資格を持っていても長らく審査も出品もしていないと、10年前の基準で審査をしてしまいがちです。

さて翻ってJAPEXの審査員を見ると、上記に該当しない人々が審査をしているのは確かに事実です。

しかし私はそれでも審査員の方々が労力を割いてくださっていることに敬意を表しますし、審査員は絶対だという考えが出発点だと思います。なぜなら彼らが審査員をやってくださらなければ代わりの人がおらず、競争展は成立しないからです。

池田さんが書かれている審査員の質をあげるポイントはどれも的をついたもので、私も大賛成です。JAPEXの審査チームの中にいらっしゃる山田廉一審査員は国際展審査員ですので、彼が今後他の審査員に対して質をあげる努力をしていただければご懸念は杞憂に終わると思いますし、また世界でも数少ないテーマティクのLGを獲得された大沼幸雄審査員や同じくテーマで難しいGを獲得された榎沢祐一審査員が在籍されるテーマティク部門は、ご両名が現在でも現役出品者であり、国際展でもまれているため、既にFIP基準と違わない審査が行われていると感じています。




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最後にお勧めすのはクリティークのセカンドオピニオンの獲得です。

私は真面目に出品している作品については、原則として運営団体のクリティークに参加することに加えて、運営団体以外の審査員にプライベートで作品を今後どのように改善していったらよいか?のアドバイスをお願いしています。

難しい医師国家試験を経た医者ですら、100%正しい判断をくだせるわけではなく、セカンドオピニオンを取る現状が多いことは現在常識です。同様のことを自分の作品へのアドバイスで貰えばよいのです。

そうすれば仮にある切手展の審査員の中に国際展審査員資格を持つ方や最近国際展で揉まれている方が含まれていなくても、正しい収集改善方法を知ることは可能です。

運営団体が努力すべき点であることは確かですが、出品者側も受け身一辺倒の人より、このように汗を書いた人の方がよりよい作品を作れるようになるわけで、そこが差になると思います。

このような努力をしておかないと、「唯一」と勝手に信じているクリティークで疑問に感じる意見をぶつけられた時に、感情的になってしまうのではないかと思います。

何度も書きましたが、どのような質であろうと、審査員は絶対であり、敬意を払う、これが出品者が最低限わきまえる事だと私は思います。
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[ 2015年11月02日 10:22 ] カテゴリ:opinion | TB(0) | CM(1)
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