Stampedia founder's blog

オンライン世界切手カタログ「スタンペディア」創始者のブログです。
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10セント二枚貼り、ペナン市内配達証明

こちらもインドネシア出張中の買い物です。

南方占領地切手研究会の会報担当の手伝いをしている関係で、向学のためにマライの正刷を最近は収集しています。10 Cは正刷の中では比較的入手しやすい額面ではありますが、配達証明の商用便となると難易度は高くなるので、15 Cに破れはありますが、入手することにしました。実際、この破れは検閲時の開封にともなる破れであり、差し出し時や、後年の保存状態の基づくものではないため、使用例としては問題ないと考えています。

このカバーできになるのは、朱色の色鉛筆で書かれた文字です。これは何語でしょうか?何となく、配達証明であることを書いているようなきがするのですが・・・。

2017年08月08日11時19分13秒_005
2017年08月08日11時19分13秒_006

1943 10 C double franked with 15 C, tied by double ring c.d.s. with censorship mark in purple beside
PENANG to Penang, JAN 8 2604 (1944 )
35 C correctly paid for AR letter, 8 for letter, 15 for registration fee and 12 for AR fee.
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[ 2017年08月29日 11:53 ] カテゴリ:マライ | TB(0) | CM(0)

1966 夢殿7円葉書 往復葉書 返信 速達使用例

ヤフオクで予想通り競ってしまったマテリアルです。

ステーショナリーは全てを集めているわけではありませんが、ところどころに好きなシリーズがあります。特に葉書は、かつて「内国葉書の郵便史」という作品を作り、基礎を勉強しただけに思い入れが強く、紅枠葉書から今年の往復葉書まで広く集めています。

七円葉書は中でも好きな時代です。わずか5年ほどの間に、夢殿、夢殿発光、飛天1、飛天2、飛天3と五種類もの葉書が登場すると共に、自動化・機械化の郵便史も描けます。またこの後になると少なくなってしまう、往復葉書の外信返信利用も珍品として登場するのがこの時代のマテリアルの特徴です。

本使用例は、その中でも中級マテリアルになる、往復葉書の返信速達です。先日も書きましたが、往復葉書の速達において、返信の速達使用例は実に少ないと実感します。本使用例はその観点でまず所有したかったのですが、記念切手の使用例として珍しい1967年ユニバーシアード50円貼りだったため、そちらの筋の方と競るだろうなぁ、と思ったらやはり競りました。なんとか入手できて一安心です。

2017年08月08日12時48分02秒_005

1966 7 Yen reply postal card reply part uprated by 1967 50 Yen commemorative stamp, tied by c.d.s.
HIRAYU, Gifu to Ichinomiya, Aichi, 43.7.18 ( 1968 )
57 Yen correctly paid for express postcard.

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[ 2017年08月27日 13:13 ] カテゴリ:未分類 | TB(0) | CM(0)

風景切手(穿孔)外信別配達 米国あて重量便書状

見つけた瞬間から狙っていたヤフオクのマテリアルです。

横浜局の書留ラベルが貼られており、サンフランシスコの到着印も押されているため、実逓であることに間違いはないのですが、切手は抹消されていないという不思議な使用例です。ただし差し出しは蘭印商業銀行であり、貼られた切手は同行の穿孔切手である「NIHB」が入っていますので、確実な実逓だと考えています。

表記も、「秩父丸ホノルル経由」と記載されており、美しいのですが、未抹消なので私の手元に安価で転がり込んできたのでしょう。急速郵便は、専門家の大家がいらっしゃいますので、私はこの程度のマテリアルでも入手できただけラッキーです。descriptionにそう書きましょう。ちなみに料金計算したところ、重量便でした。

2017年08月08日13時44分32秒


1926 10 Sen, a vertical pair franked with 2 Sen and 1929 50 Sen, un-cancelled
with arrival datestamp of SAN FRANCISCO in purple
YOKOHAMA to San Francisco, JUL 15 1931 as arrival date
72 Sen correctly paid for Special Delivery double weight letter to US, 10 for surface letter,
6 for additional fee per each 20g, 16 for registration fee and 40 for special delivery fee.
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[ 2017年08月25日 14:17 ] カテゴリ:未分類 | TB(0) | CM(0)

2017 62円往復葉書「郵便はがき」表示 料金変更前の使用例

5月末に作った葉書を先日回収してきました。
今年の5/15に発行された62円往復葉書は、郵便取扱規約上は「郵便往復はがき」と表示しなければならないところを「郵便はがき」と誤って印刷してしまい話題となりました。この使用例は、発行目的から言えば、6/1の郵便料金変更(葉書52->62)後のものが適正なのですが、直前期間の半月の使用例は超現行収集家としては抑えておきたいところです。
ちなみに往復葉書の速達は、往信よりも返信の方がはるかに少ないと行徳国宏さんからお聞きしました。私も同感です。
2017年08月08日12時48分02秒_004

2017 62 Yen reply postal card with "Normal postal card" description uprated and tied by c.d.s.
GINZA to Sapporo, 29.5.31 (2017) then returned to the sender.
332 Yen correctly paid for express post card, 52 for postcard and 280 for express fee.
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[ 2017年08月24日 13:04 ] カテゴリ:超現行 | TB(0) | CM(0)

1921年 欧文機械印YOKOHAMAの七本波=>六本波の切り替え日時

1920年12月21日に使用開始されたYOKOHAMAの七本波欧文機械印は、1921年7月に六本波欧文機械印に切り替えられたことが、昭和60年頃に行徳国宏氏の研究により明らかにされています。

当時の調査で1921.7.4とされていた七本波欧文機械印の最後期は、その後筆者の調査で1921.7.8とわずかに更新されていましたが、最新の調査では、1921.7.21となっています。

一方、六本波欧文機械印の最初期は、当時の調査ですでに、1921.7.22とされていますので、両消印が併用されなかったと仮定すると、この日が切り替わり日になります。

ただ、YOKOHAMAの六本波欧文機械印で、現物もしくは画像で確認できている最初期は、1921.8.4です。このため、私が発行する『欧文機械印ハンドブック(2016, 無料世界切手カタログ・スタンペディア株式会社)』では1921.7.22のデータには現物未確認の注釈も併記しています。今後の現物の発表が待たれます。


R.L.M.C. of YOKOHAMA (3 kinds)
Seven wavy lines        1920.12.21 - 1921.07.21
Six wavy lines JAPAN Type I 1921.07.22 - 1923.08.29
Six wavy lines JAPAN Type II 1924.01.25 - 1930.07.20


2017年08月21日10時50分09秒_002
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ところで、このマテリアル、ジャパンスタンプオークションから競売前に画像を入手して、確かビッドにも参加したと思うのですが、出てきません。ひょっとしたら落札できてなかったのかも。。。

1914 10 Sen tied by c.d.s
TIENTSIN 16.7.21 IJPO to St.Louise, US via Yokohama
R.L.M.C. Seven wavy lines as transit datestamp in Yokohama, 21 JUL 1921


stampedia006.jpg 
昨年米国で発行した『欧文機械印ハンドブック』日本でも20部ほど販売しましたが現在絶版です。
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[ 2017年08月21日 10:54 ] カテゴリ:未分類 | TB(0) | CM(0)

風景2銭50枚貼り 英国宛て航空書状 昭和10年

風景切手の大先輩からお譲りいただいたカバーです。

風景2銭は大好きな切手なのですが、ここまでの多数はりは持っていなかったので、大変嬉しく思っています。往時の航空書状料金は計算が難しく、本使用例もちょっとわからないところが多いのです。例えば英国宛て航空書状の夏季料金は20gごとに60銭なのですが、それだけでは料金が合いませんし、HSINKING(新京=長春)の欧文櫛型印(紫)も気になります。このあたりの計算は日専の後ろにある料金表だけでやると失敗するので、事例の掲載されたハンドブックも合わせて読み解いて見たいと思います。

いずれにせよ、このマテリアルの展示は、フレーム数の制限が5のうちは難しいと思います。私の「富士鹿・風景」は海外で8フレームで展示したいと考えていますので、その時までに解明できればと思います。

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1926 2 Sen DIE II, 50 times franked with nenuple 6 Sen and a vertilcal pair of 1 Yen tied by c.d.s.
OSAKA-NISHI to London via HSINKING, 10.7.5 ( 1935 )
3 Yen 54 Sen franked for airmail letter to England of the weight between 45g and 60g,
10 + 6 x2 for triple weight surface letter (40-60g),
35 x4 for airmail fee between Japan and Manchuria of 45-60g
and 60 x3 for airmail fee to England of 40-60g.


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[ 2017年08月20日 13:45 ] カテゴリ:富士鹿・風景 | TB(0) | CM(2)

30 C貼り 配達証明書状

インドネシアで買ったマテリアルです。

敗戦直後の1945.8.18に使用された上に、受取拒否(Refused)されている点が何となくフィラテリックっぽく感じますが、見た目はさほど悪くはありません。3セント切手の左上が欠けていることもあり安価で入手しましたが、この使用例のポイントは、中額面である 30 C の使用例であるということです。マライの正刷10額面の中で、中額面以上の30, 50, 70セントの使用例の入手には苦労させられます。配達証明書状が35 Cになるので、その使用例はどうしても多くなってしまうのですが、各額面で一段作るためには、とりあえずおさえておかなければなりません。

ちなみにIPOHはPERAK州の州都ですので、それなりに大きな街です。フィラテリストも多くいたことでしょう。

2017年08月08日11時19分13秒_009

1943 30 C franked with 2 C and 3 C, tied by double ring c.d.s. with censorship mark beside
IPOH to Ipoh, 8 18 2605 (1945 ), which were returned to the sender.
35 C correctly paid for AR letter, 8 for letter, 15 for registration fee and 12 for AR fee.
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[ 2017年08月18日 12:14 ] カテゴリ:マライ | TB(0) | CM(0)

2015年500円、インド宛てEMS

こちらもインドの友人からの里帰り品。

これは返してもらうことを前提に作った、田型二点貼り。切手の左側によくわからない数式?があります。切手の下には日本郵便による青い「国際郵便引受チェックシール」が貼られると共に、インド税関の「FREE」紫印が3個も押された賑やかなカバーです。EMS宛名状の下のビニール袋には、内容物の申告用紙が入っており、それは付属していませんが、EMSの実逓としてはなかなか良いものが手に入りました。

2017年08月08日11時19分13秒_002


2015 500 Yen block of four franked with 100 Yen block of four tied by roman letter roller cancellation
102 KAIJI BLDG to Patna, India, 4 VII 16
2,400 Yen correctly paid for EMS of the weight between 1 Kg and 1.25 Kg.
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[ 2017年08月16日 12:36 ] カテゴリ:未分類 | TB(0) | CM(1)

風景2銭 戒厳令依開緘

2017年08月08日12時48分02秒_0022017年08月17日09時19分43秒


風景切手の大コレクターである杉山幸比古さんの作品で、美しい「二・二六事件戒厳令査閲便」を見てから長らく探していた同様の使用例をヤフオクでついに入手できました。

同事件にともなうスタンプは大小二種類が使用されたらしいのですが、2/27から3月にかけては主に大型の印が使用されたため、小さい印の使用時期としては初期にあたります。

とはいうものの、杉山さんご所蔵のカバーに比べると、消印が薄く、引受局がそもそもよくわからない。また切手がフレッシュでなく、シェードを判定できない点が大きなマイナスで、さして競ることもなく私の手元にやってきました。

ちなみに査閲便が最もよく見られるのは、田沢3銭切手の貼られた内国書状で、印刷物(2銭)や外信書状(10銭)は少ないながらも存在します。査閲印の押捺箇所は、大型印は表が多く、小型印は封筒の裏が多いと感じます。



1926 2 Sen DIE II tied by c.d.s.
(SHIBUYA ? ) to Omori, 11.3.15 ( 1936 )
2 Sen correctly paid for unsealed envelope

その後、美封堂さんのご指摘により差し出し局はASAKUSAと判明!
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[ 2017年08月15日 13:20 ] カテゴリ:富士鹿・風景 | TB(0) | CM(2)

練馬局 昭和21年 櫛型印

毎年8月1日は練馬独立の記念日(板橋からの)です。

練馬区北町で生まれた私は、地元印として「練馬」を集めています。以前は地元印集めはバカにしていたところもなかったといえば嘘になりますが、RDPの佐藤浩一さんですら「地元の消印集めはフィラテリストのマナーです」とおっしゃっているのを見て、それ以降欧州のフィラテリストを注意して見たところ、やはり地元印を集めている人が多いことに気づき、練馬の収集を始めました。

今年は海外出張の準備もあり、練馬独立記念日は、バタバタしている間にすぎましたが、この時期の前後に毎年一つは、練馬に関わるマテリアルが増えれば良いなと思った矢先に、ヤフオクで350円で入手したマテリアルです。

消印は櫛型印でC欄「東京都」裏面の住所が「板橋区豊玉上」になっていますが、豊玉といえば、現在の西武池袋線練馬駅のあたりで、練馬区役所の存在するところです。当時の人々は役所に行くのに半日から1日仕事になってしまい、練馬独立は悲願であったと聞いています。

独立70周年の今年には間に合いませんでしたが、独立75年の2022年までには、まともな練馬の地元郵便史を作りたいと考えています。

2017年08月08日13時45分52秒_0012017年08月08日14時10分51秒

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[ 2017年08月14日 14:06 ] カテゴリ:未分類 | TB(0) | CM(0)
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