Stampedia founder's blog

オンライン世界切手カタログ「スタンペディア」創始者のブログです。
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全日展の審査結果届く


私の所にも全日展の出品全作品全ての審査評が到着しました。
みなさんのお手元にも届いているのではないでしょうか?

私の出品作品は大きく「国際展で戦う為に金銀賞を狙うもの」と「国際展を狙わないもの」に分けることができます。今年の全日展には久々に後者に該当する作品(=文献)を出品しました。すでに3刷合計で、150部を発行した「初心者コレクターによる競争切手展に出品するリーフの作り方 伝統郵趣コレクション編」で、大銀賞をいただくことができました。

日本で開催される二つの競争展の審査基準は、FIPルールに準拠することがそれぞれの主催団体よりうたわれていますので、そのルールを理解した審査員により適切に審査されるならば、本書は、やはり大銀賞が妥当だと思います。

というのは文献部門で審査される郵趣文献については、フィラテリー自体の「研究」や「とりまとめ」を評価するのが大前提で、当書籍やジュニア向け雑誌のスタンプクラブのような郵趣振興を目的とするような文献については、評価ポイントではない事がルールだからです。私の事前審査でも金銀賞はちょっと厳しいかなぁ、と思っていました。

ですから、審査評下部のコメントで、本書籍に肯定的なコメントを頂戴したことと、今後の企画への期待を描いていただいたことは、私にとってはとても嬉しいことで、審査をしてくださった方に改めて御礼申し上げる次第です。
2017年09月26日13時36分25秒

なお、このような国際展ルールにおける、文献部門の評価について、海外でクリティークを受けるたびに「郵趣プロモーションも文献部門の審査ポイントに加えましょうよ」という話を私は、機会があるごとにしています。というのは文献部門の審査を国際展でする人は、たいていの場合、文献部門のトップクラスの人である事が多いからです。

残念ながらまだ変化は生じていませんが、必ずしも否定的な方ばかりではないので、将来変わってくれたらいいな、と思います。

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[ 2017年09月26日 13:58 ] カテゴリ:未分類 | TB(0) | CM(0)

新昭和切手(飯澤達男コレクション)が納品されてきました

新昭和切手(飯澤達男)表紙すでにフィラテリストマガジン読者には告知しておりますが、山形県の飯澤達男さんの全日展大金銀賞作品「新昭和切手」のコレクション集を10/1に発行いたします。

昨日で予約販売を締め切りました。
新昭和切手のコレクション集は最近あまり出ていなかったため、予約注文が思ったより集まり、著者共々喜んでおります。ご予約された方のお手元へのお届けは、9月中に当社の発送を完了できる予定です。今しばらくお待ち下さい。

なお、本書籍は、当社の「少部数の郵趣書籍発行プラットフォーム」を利用して発行された書籍です。自費出版や他社による出版と比較した利点は、原則として著者に金銭負担がないことです。本プラットフォームを通じた書籍の発行を希望される方はお問い合わせください。なお原則としてフィラテリーを扱う書籍に限定します。また、プラットフォーム利用の可否は最終的に当社で決定することをご了承ください。

無料世界切手カタログ・スタンペディア株式会社 少部数の郵趣書籍発行プラットフォーム係
102-0083海事ビル内郵便局留置 FAX03-5770-8504 order@stampedia.net
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[ 2017年09月25日 14:14 ] カテゴリ:未分類 | TB(0) | CM(0)

南方占領地切手研究会の合宿

この土日は南方占領地切手研究会の合宿で栃木県に泊まりで行ってきました。
南方占領地切手は、中学生の時に最初に競争展に出品したテーマですので、私にとっては永遠に憧れです。そんなこともあり、運営のお手伝いをするとともに、合宿にお呼ばれして、今年が参加2年目になります。

昨年の合宿では、ある切手のシートをお土産をいただいたことから、35年ぶりに南方切手を集める気になり、それから一年弱が経過し、少しずつ研究/入手の機会があったものですから、少しは詳しくなりました。本ブログに入手品が出るのもそれが理由です。まだ集め始めたばかりですが、どこかで伝統郵趣で南方占領地は挑戦してみたいと考えています。下記は、先日のジャパンで安かったのでついつい浮気してしまった、ジャワ速達葉書。裏面もびっしり文字が書いてあり、読めませんが、興味深いです。

2017年08月28日23時05分47秒_008


1943 Jawa 20 c & 40 c, Japanese army occupying stamps, tied by c.d.s
SOERABAIA to Prigen, Sept. 1945?
Express post card
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[ 2017年09月24日 22:28 ] カテゴリ:未分類 | TB(0) | CM(0)

国際返信切手券の図案変更 2017.9.1

いつか競争展に出してみたいと思っているテーマの一つが国際返信切手券です。中学生の時にその存在を知り、これ一つあれば、外国の郵便局で切手に交換してくれるなんて!と驚いた覚えがあります。その頃は日本ものを郵便局で入手するだけでしたが、大人になってからも、安く入手できる機会があるたびに追加で買ってはプラスチックケースに格納し続けてきましたので、今ではそれなりの分量にはなっていると思います。
そんな返信券がこの9/1で図案変更になるとのことで、最終日の消印を取りに8/31に郵便局へ。
2017年09月16日15時02分27秒_006

IRC valid until the end of 2017
KAIJI BUILDING 31 VIII 17 (Heisei 29)

無事、最終日の午後印を押捺できました。
その時に、窓口の人に「図案2種類ありますから、両方どうですか?」と言われて「2種類もあったっけ?」と思いつつ、お願いして押してきたものを先日見てびっくり。9/1からの国際返信切手券ではないですか・・・。
2017年09月16日15時02分27秒_007
国際返信切手券の切り替え日は厳密なのか、それとも旧図案がなくなったりすれば新図案を出しても良いものなのか?よく制度を知らないのですが、こういった事前発売は、よくあることなのでしょうか?

IRC valid until the end of 2021
KAIJI BUILDING 31 VIII 17 (Heisei 29)
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[ 2017年09月24日 21:54 ] カテゴリ:未分類 | TB(0) | CM(0)

今日は…

成田エクスプレスで移動中。

しかし今回の行き先はヨーロッパではありません。

成田山に来るのは昭和60年に、趣味誌「印旛」を発行していた同い歳の前原俊幸くんに会いに来て以来のこと。山門前の駿河屋さんで美味しい昼食。
って、これが目的ではありません。本日はいつもお世話になっている千葉県郵趣連合さん主催による第20回千葉切手展なのです。


毎年参観しているのですがオープニングセレモニーに参加するのは今年が初めて。とにかく来場者が多い。ビックリしました。
展示も日本を中心にレベルが高く、それから何と言っても会場が綺麗。成田まで来た甲斐がありました。
この切手展は今週日曜日まで開催。成田駅前、文化芸術センター五階にて。

(追記 9.22夜) 初日の入場者数は183名だったそうです。さもありなん。一般の方も多く来場されていて、大変賑わっていました。
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[ 2017年09月22日 11:11 ] カテゴリ:未分類 | TB(0) | CM(0)

山形県飽海郡宛ての速達

来月訪問する山形に関連するマテリアル(速達葉書)を最近入手しました。
昭和17.4.1から葉書料金は2銭据え置きですが、速達料金は8銭から12銭に値上げされました。
そういう意味ではなんということもないマテリアルです。

2017年08月28日23時05分48秒_010


しかし付箋を元に戻すと、こう書いてあります。
 郵便料金受領證
 佐藤公信殿
 料金額 38銭
 (摘要)速達????料不足分
 18年11月21日

2017年08月28日23時05分48秒_007

宛先の山形県飽海郡西荒瀬村は現在の酒田市の一部です。酒田郵便局からそんなに遠い地域ではないのですが、当時は郡部だったこともあり、速達料金は「特別地域16km50銭」が適用されたようです。そんなことは知らない差出人(秋田市在住)は普通の速達料金12銭だけを貼り付けたため、不足料を受取人から徴収したと思われます。

郵便史において、特別地域を表現する上で、明確な不足料が取られている本例のようなマテリアルは面白いと思います。


1937 2 Sen postalcard, uprated by 1939 12 sen, tied by c.d.s
ARAYA, Akita to Nishi-arase-mura, agumi-gun, Yamagata, 18 11 21 ( 1943 )
The destination was classified as a special area, and 50 Sen was needed for express fee.


(9/24追記)yokohiroさんのアドバイスにより、????の部分は「料不足分」であることがわかりました。yokohiroさん、ありがとうございます。
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[ 2017年09月22日 03:36 ] カテゴリ:未分類 | TB(0) | CM(2)

1921年 欧文機械印YOKOHAMAの七本波=>六本波の切り替え日は7月21日

以前1921年 欧文機械印YOKOHAMAの七本波=>六本波の切り替え日時について書きましたが、何と、この夏で、七本波の最終日と六本波の初日が両方揃ってしまいました。

まずは、七本波の最終日とされる1921.7.21。
2017年09月07日10時46分35秒_002
2017年09月07日10時46分35秒_001全日展で、欧文機械印の師である行徳さんが「横浜の切り替え時期の印がたくさんあったよー」と教えてくれた、浜松某社ブースの外信カバー(@4,000-)の中から掘り出した1通です。

裏面の「〆」が気になる向きもいるかもしれませんが、国際展での展開を念頭に、最近は単なる綺麗なマルコ集めで飽き足らず、欧文機械印の使用用途というより郵便史要素の強いアプローチをしているため、中継印使用も大事な使用用途です。

1914 10 Sen tied by c.d.s
? 10.7.20 to NY via Yokohama
R.L.M.C. Seven wavy lines as transit datestamp in Yokohama, 21 JUL 1921


お次は、六本波の最初期とされる1921.7.22。
欧文機械印について行徳さんが1985年に取りまとめたデータを元に刊行された「日本郵便印ハンドブック2008(JPS)」において報告されるも現物を見たことがなかった、横浜/六本波の1921.7.22がやっと手に入りました。
最後期にも最初期同様、意味はあるのですが、どちらか一方を選択するならやはり最初期です。入手経路は忘れてしまいましたが、こちらは確かオークションからの入手だと思います。

おもて面下部にドイツ語で通信文が書かれた絵葉書で、宛先のThalwieはスイスのカントンを集めていれば有名なチューリッヒ湖西岸の地帯です。葉書を書いた日付は、1921.7.21となっており、差し出しがその日の遅くか翌日だったため、六本波の初日印が押されることになったわけです。切り替えの前後を入手でき、ラッキーな2017年の夏でした。

2017年09月07日10時46分35秒_003

1914 4 Sen perfined tied by r.l.m.c.
YOKOHAMA 22 JUL 1921 JAPAN to Thalwie, Zurich, Switzerland via Vancouver
R.L.M.C. Six wavy lines in Yokohama, 22 JUL 1921


R.L.M.C. of YOKOHAMA (3 kinds)
Seven wavy lines        1920.12.21 - 1921.07.21
Six wavy lines JAPAN Type I 1921.07.22 - 1923.08.29
Six wavy lines JAPAN Type II 1924.01.25 - 1930.07.20
[ 2017年09月20日 19:30 ] カテゴリ:欧文機械印 | TB(0) | CM(0)

練馬への軍艦郵便(震災切手と欧文機械印)

出身地である練馬区及び練馬区独立は収集中のサブテーマです。先日のジャパンで現在の練馬駅近辺(東京府北豊島郡中新井村)宛ての軍艦郵便がありました。軍艦郵便であれば、切手や消印はなんでもよかったのですが、たまたま震災切手と欧文機械印が押捺されていたため、予想通りというか高値になりました。

2017年08月28日23時05分47秒_010

平時に上海に行った父から娘への葉書で、軍艦郵便として取り扱われ、UPUの規定により上海から閉嚢で逓送された長崎で消印が押されています。軍艦郵便ですから、国内料金が貼られており、『欧文機械印が押されているのに1銭5厘』という不思議なルックスになっています。

1923 1 1/2 Sen tied by r.l.m.c.
Shanghai to Naka-arai-mura, Kita toshima, Tokyo, nowadays Nerima, JUL 17 1925
R.L.M.C. Six wavy lines in Nagasaki, Type III



外信便に押捺される戦前の欧文機械印が国内料金にしか存在しない端数額面(半銭や1銭5厘)の切手に押捺されることはひょっとしたら少ないのかもしれませんが、手持ちを調べたところ、料金過貼ですが、以下のようなトリプルカラー貼りもありました。セミクラシックのトリプルカラーなんて、書くだけ笑われてしまうかもしれませんが、見た目は綺麗だし、フィラテリックではないでしょうから、気に入っています。

2017年08月28日23時05分48秒_015

1923 1 1/2, 3, 6 Sen tied by r.l.m.c.
YOKOHAMA JAPAN to Zurich, Switzerland via Siberia, 20 NOV 1925
R.L.M.C. Six wavy lines in Yokohama, Type II

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[ 2017年09月18日 06:55 ] カテゴリ:未分類 | TB(0) | CM(0)

大和國で筒井といえば・・・

さほど珍しいわけではないのですが、貼られている切手や位置、3色混合の塩梅、そして何と言っても宛名人に惹かれて購入したカバーです。

光栄の「信長の野望」をやればやるほどフィラテリーへの興味が薄れていった昭和末期、筒井順慶という武将が登場人物にいました。筒井家は大和国の戦国大名でしたが、松永久秀に城を奪われ、後に奪還するなどしていますが、ゲーム上は各種能力が低く設定されていて、ゲームプレーヤーとしては使い勝手のよくない人物でした。

ちなみにWIKIPEDIAで調べたところ、筒井家は1615年に大名家としては滅亡したが、その末裔は実在するとの記述があり、この宛名人(筒井五平様?)もそうなのではないだろうか・・・と思っています。

2017年08月28日23時05分47秒_015

読めるだけ読むと、
 大和國
 幕府領葛城葛下郡竹ノ内村
 筒井五平様

 配達料 税?(朱)

 十五年第七月廿日??

差出人は
 堺筋通安堂寺町南
 九番地 中川多助
 ????代筆



1876 1 Sen postalcard uprated by a horizontal pair of 1875 half Sen
tied by duplex of killer cancellation and double ring c.d.s
OSAKA to Takenouchi-mura, nowadays in Tenri city, 15.7.20 9 (1882)
Arraival datestamp of Nagao, 7 22, from which post office it was delivered to the destination.



(9.17)フィリピンマニアさんのご指摘により宛先地を変更しました。
(9.18)関西に住む明治ステーショナリーを専門に収集する友人より到着印は「KG長尾」とアドバイスいただきました。
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[ 2017年09月17日 11:17 ] カテゴリ:未分類 | TB(0) | CM(4)

昭和50年に使用された、前後型櫛型印

10代で切手収集をしていた頃に、業者が運営していた満月印の会で、C欄前後型の櫛型印の集印が流行り、集めたことがあります。集まると楽しいのですが、作られたもの(しかも数百セットも)は所詮大したものではありません。いつの間にかやめてしまいました。今その残骸は一枚数十円で切手マーケットでも見つけることができます。

そんなこともあり、一部の局名は覚えていて、この使用例もパッと見て気づいたのですが、やはり前後型の使用局でした。昭和50年(1975)ですから、まだ存在していた局も多い時代だと思いますが、何と言っても入学願書受付だし、「フィラテリックではないだろう」、というニュアンスがプンプンするマテリアルです。

昭和40年代のものだと、受験者名が全部わかるカバーも市場には出回っていますが、さすがに昭和50年代のものだからか、カバー下部の差出人欄はカットされていました。まぁ十分ですが。

2017年08月28日23時05分47秒_007

1968 100 Yen and 1973 90 Yen tied by c.d.s
HITACHI AYUKAWA 3 50.1.20 (1975) to Shibuya
190 Yen correctly paid for express registered letter,
20 for basic letter, 100 for registration fee and 70 for express fee.
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[ 2017年09月16日 22:05 ] カテゴリ:未分類 | TB(0) | CM(0)
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