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Stampedia founder's blog

オンライン世界切手カタログ「スタンペディア」創始者のブログです。
Stampedia founder's blog TOP  >  2019年04月

平成最終日: 平成最後の入手品

多くの人が同様のタイトルで記事をあげているようですので、私も。

現在日本にいますので、残念ながら、平成最後の入手品は、専門範囲のスイス切手にはなりませんでした。やはりそこはみじかで入手しやすい日本切手。アドバンスト外国切手フィラテリストの先輩の大多数も同様ですが、こういう時に日本切手でサブ収集テーマを持っていると楽しいものです。

ということで、私の平成最後の入手品は、富士鹿切手になりました。ご紹介する混貼りドイツ宛航空書留書状・重量便は昭和5年の使用例ですので、時期的にも早い時期の国際航空便となります。3枚貼られている1円旧毛や新高額切手が目立ちますが、私がこのカバーを入手した意図は、改色富士鹿DIE II(通称「新版改色」)の初期使用ということです。

改色切手のDIEおよび印刷版の切り替えは、当時の収集家の柳原らにより比較的早期に気づかれ、問い合わせの結果、昭和5年6月ごろであったことが判明していますが、実際の使用例(単片ではなく)での確認は十分にされているとは言えない状況だと思います。

これはひとえに、8銭切手のカタログ価格が、DIE I に比べてDIE IIは安すぎて、DIE IIであることがわかった瞬間に多くの収集家がそれ以上の調査の興味を失ってしまうからではないかと推測(邪推?)しているのですが、競争展を念頭に専門収集する方が今後増えてくれば、逆に掘り出しのできる稀有な日本の普通切手収集対象になるのではないかと私は考えています。

ちなみにこれまでの私のコレクションにおける最も古い使用例は、昭和 5年9月21日の四谷局の使用例(配達証明・内容証明)でした。このカバーはDIE I とDIE IIの混貼りという大珍品でしたが、一般的にはDIE Iの二枚貼りの方が売れるのか、非常に安く入手できたものでした。今回の入手により、さらにその時期を一週間ほど更新できましたので、喜んでおります。

18円68銭分の料金解析はちょっと今できそうもないので、また後日。。

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1930 8 Sen DIE II mixed-franked tied by c.d.s.
IMPERIAL HOTEL to Berlin / Germany via Tokio 9/13, Changchun 9/16
18 Yen 68 Sen

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[ 2019年04月30日 08:34 ] カテゴリ:未分類 | TB(0) | CM(0)

平成切手の書籍2冊

平成切手に関する書籍がJPSと鳴美から相次いで2冊発行されました。



うちJPS刊の「平成・普通切手総図鑑」の方は、先日の前島密没後100年記念展の展示にもご協力いただいた濱谷彰彦さんが監修されており、昨日のスタンプショウ でお会いした時に購入し、サインを書いていただきました。朝イチでお願いしたので、おそらく濱谷さんの同書サインのthe earliestではないかと思います。濱谷さんには、郵博特別切手コレクション展へのご出品に加えて、サインのお願いにまで快くお引き受けくださいまして、この場を借りて改めて御礼申し上げます。

ところで、改元するこの時期に郵趣図書2社が同書を発行したのは、やはり平成関連本が注目を集めるからなのでしょうかね。第三の出版社であるスタンペディアは、法人としての出版目的が異なりますので、類似書籍の刊行計画すら上がりませんでしたが、興味深い経営判断だなと感じた次第です。10連休後半にじっくり拝読させていただきたいと思います。

なお、JPSの方の書籍は、本日12:30から浅草のスタンプショウ にて、濱谷さんらによる、出版記念講演&サイン会「平成シリーズ・普通切手発行の裏話」を行うとのことです。(講演:森田基治さん(元日本郵便(株)切手デザイン担当部長)ⅹ濱谷彰彦さん(元NHKアナウンサー)私のようにサインの欲しい方は是非この機会をお見逃しなく!
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[ 2019年04月30日 08:02 ] カテゴリ:未分類 | TB(0) | CM(0)

最近の入手品から(4)

地方郵便印収集を熱心にやっておられる方はたくさんおられますが、自分が熱心にやっているのは、練馬なので、なかなか自慢できるようなマテリアルが入手できません。東京は全体をやるにはちょっと広すぎる難点もあり、なかなか着手できませんが、よくよく考えてみたら、もう一つだけ地方郵便印を集めている地域があることに気づきました。それは小笠原です。

環太平洋造山帯や小笠原・マリアナ海溝に関心がある関係で、テーマティク的にいつか集めたいと思っていたのですが、二重丸印を入手したあたりから、逆に小笠原島の消印だけ集めても良いかなぁと思い、今日に至っています。今回入手したマテリアルの消印はお世辞にも良いとはいえないのですが、びっちりと文章の書かれた年賀はがき以外の私製葉書は、当時の島の状況も知ることができるエンタイア(完全郵便物)であり、この消印にしては高めでしたが入手してみました。

地方郵便印は、FIP基準による審査では、よほどのことがない限り高い賞がつかない収集分野だと思います。しかし収集テーマにしている人の多い分野でもあり、郵博 特別切手コレクション展のような来場者数がある程度多い切手展で、数年に一度は開催されてもいい分野なのではないかと考えています。その時には、練馬や小笠原を出せるといいんですが、時間が取れるように頑張らないとならないですね。


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1906 1.5 Sen tied by comb type c.d.s.
OGASAWARAJIMA to Tokyo, 3 1 26 (1914)
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[ 2019年04月30日 02:03 ] カテゴリ:未分類 | TB(0) | CM(1)

最近の入手品から(3)

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[ 2019年04月29日 02:54 ] カテゴリ:未分類 | TB(0) | CM(0)

最近の入手品から(2)

高校生時代に第一次新動植物国宝切手を集めている身からすると、何よりも高価な切手は旧フジです。大人買いできるようになった今となっては、さして高いわけではないのですが、高校生自分の絶望感を思い出すと、チューリッヒ4ラッペンと同等との感覚を抱くほどです。

奇跡的に自宅宛に届いた一般便を持っていたので(ちなみにいまだに一軍選手として展示リーフに含めています)、なんとか形にすることはできましたが、より深味のあるリーフを作るためには、単貼りに満足することなく、様々な混貼り入手の機会を狙っています。そんな中で飛び込んできたのがこの使用例でした。新フジだったら見向きもしないような混貼りですが、旧フジの混貼りとしては見たことのない組み合わせです。封筒の大きさは定型ですが、どうやら重量が50gを超えていたようです。また封筒下部の矢崎計器の宣伝も気に入っています。

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1967 20 Yen pair, two 1968 15 yen franked with three 1955 5 Yen, tied by c.d.s.
TENRYU to Shizuoka, 45 12 2 (1970)
85 Yen correctly paid for express irregular-sized letter of the second weight step, 85 = 35+50
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[ 2019年04月28日 02:39 ] カテゴリ:未分類 | TB(0) | CM(1)

「スタンぺディア日本版」会員 600名突破のお知らせ

無料世界切手カタログ・スタンペディア株式会社の運営する「スタンペディア日本版」の会員数が、本日朝600名を超えました。これを記念して現時点の会員 600名にお一人600円ずつ還元するキャンペーンを実施しましたので、ご報告いたします。詳細はこちらのホームページに記載したほか、メルマガおよび第23号紙面にも掲載いたします。

2013年12月に試読者35名で「フィラテリストマガジン」の発行を開始した事から始まったサービスですが、5年半でここまで広くご利用いただけるサービスに成長することができましたのは、改めて、ご執筆者ならびに読者の皆様のおかげと感謝しております。今後も、フィラテリーの振興の為に努力していまいりたいと考えておりますので、どうぞご期待ください。




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[ 2019年04月27日 23:53 ] カテゴリ:未分類 | TB(0) | CM(0)

最近の入手品から

最近、郵趣活動の報告が多いので、そういうことしかしていない様に思われてしまうかもしれませんが、せっせとマテリアルを買っています。GW中は、そんなマテリアルを毎日一品ずつ上げていきます。

本日は小豆50円の20枚同時使用例。10枚数ブロック2点が互い違いに貼られています。昭和42年9月の欧文三日月印ですので、外信便からのカットだとしかわからないのですが、とにかくこの切手は展開が難しいので、大きな塊大歓迎です。

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1966 50 Yen 2 blocks of 10 used togerher
OSAKAHIGASHI 19 IX 67
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[ 2019年04月27日 05:06 ] カテゴリ:未分類 | TB(0) | CM(0)

ヨーロピアン・フィラテリー第9号発行のお知らせ

アルプス・ヨーロッパ切手の会(公益財団法人日本郵趣協会 ALPSヨーロッパ切手研究会)の会報「ヨーロピアン・フィラテリー」は、年4回発行される外国切手専門雑誌です。最新第9号を本日発行し、会員に送付いたしましたので、ご案内させていただきます。今号は、会員の中畑智文さんにご登場願い、Microsoft Powerpointによるリーフ作りに関する記事6ページを中心に16ページ立てとなっています。


ヨーロピアンフィラテリー09



また当会は、4/29-5/1 に浅草の東京都立産業貿易センター台東館で開催される「スタンプショウ 2019」に合わせて、第18回例会 [ 特別例会 ] を開催いたします。


4月30日
12:30-13:50
東京都立産業貿易センター台東館 2階会議室


例会の内容や進行は通常例会と同様です。
初めて参加される方、久しぶりに参加される方を歓迎する雰囲気で進行したいと思います。
古くからの常連だけが楽しむような封建的な雰囲気を排除する様につとめておりますので、これまで参加されていない方も是非ご心配なさらずに参加してみてください。なお、今回は会費は無料です。
参加希望の方は、事前に連作先や自己紹介などをご連絡いただければ、円滑にご案内できるかと思います。(非公開コメント欄などを活用してください)

内容
 発表:
 ・「最近の一品」(是非、一品、お持ちください!)
 ・新人さんいらっしゃいコーナー
 ・第7回ヨーロッパ切手展(2019/10/12-13)の案内

 「最近の一品」は、参加者が自分が最近入手した一品を解説・回覧するコーナーです。
 外国縛りですが、 日本からの outgoing は OK です。
 全員参加くらいのおつもりで、積極的にご参加ください。

 また、ご自分のコレクションを持ち込み、発表いただくことも歓迎しています。
 時間のある限りになりますが、是非こちらもよろしくお願いします。


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[ 2019年04月24日 11:13 ] カテゴリ:未分類 | TB(0) | CM(3)

前島密没後100年記念展 郵政記念日式典に伴う追加開催を終え、本夕終了。

掲題の件について、(特非)郵趣振興協会のホームページにて報告を行いましたので、ご覧ください。



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[ 2019年04月22日 23:22 ] カテゴリ:未分類 | TB(0) | CM(0)

最近の「みほん」字入り

郵便局に行ったら、寄付金付きの東京五輪だけ、こんな形で展示されていました。「みほん」字入り切手は、もう作成していないのかと思っていましたが、まだ作っていることがわかりました。

とはいうものの、他の切手の「みほん」字入りの存在は未確認ですので、この五輪寄付金付き切手だけの措置なのかもしれません。ちなみに、加刷フォントは、過去の「みほん」に比べてずいぶん細身に感じます。

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[ 2019年04月18日 18:37 ] カテゴリ:超現行 | TB(0) | CM(1)
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