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Stampedia founder's blog

オンライン世界切手カタログ「スタンペディア」創始者のブログです。
Stampedia founder's blog TOP  >  2019年07月

8フレームの富士鹿風景



明日から開催されるシンガポールのアジア展に、富士鹿・風景切手を出品します。
これは昨年5月にイスラエルで開催された世界展に初出品し8フレーム拡張資格を得た作品(88pts.)を、まさに8フレームに拡張して(アジア展ではありますが)初出品するものです。

富士鹿・風景切手は、長らく8フレーム化はおろか5フレーム化も難しいと考えられ、国際展に挑戦された先人も、長野の林国博さんだけでしたが、その林さんをはじめとする皆様にご支援いただき、製造面のオリジナルスタディを磨いて作成した作品です。シートを始めとする大型マルチプルが多めですが、オリジナルスタディの10面/25面素版を示すPFに赤線をつけるなど、スペースフィラーにならないように留意しました。

実は今回の展覧会は、開催期間中にはほとんど会場に行けないため、先日日本国コミッショナーの山崎好是さんにコレクション運搬(往復)のお願いをしてきました。ただ、この展覧会は欧米の先進的な展覧会と違ってインターネット上での情報提供がほとんどされておらず実感を感じていなかったのですが、今日になって思いがけないことに、シンガポール人の友人から『キミの作品を展示したよ!』との連絡と共に、本ブログポストに投稿した写真が送られてきましたので、ご紹介いたします。

写真を見ると、私の8フレーム作品は、最初のフレームから最後のフレームまで一列に並んでいるようで、フレームごとの展開に留意した出品者としては嬉しく思ってます。(ただ、これはセキュリティが悪く、悪名高いNYフレームですね・・・。メインコレクションを展示するのは若干戸惑います。)私が現地に行けるのは数時間かと思いますので、8フレーム化に初成功したことを喜んだ、記念写真を取る時間ができれば、まずは良いなと思っています。

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[ 2019年07月30日 21:11 ] カテゴリ:未分類 | TB(0) | CM(0)

全日展2019における最大の収穫物

20190718_1.jpg先日開催された、全日展2019における最大の収穫物はコレ。

ただし、ものを入手したのではなく、場内の古書売り場で500円で友人が購入した同書の小判葉書の項に、現在ベストと思っていた『JSCA 2012年版(絶版)』をはるかに凌駕する製造面情報を目にして、「検証したら使えるスタディが多いのでは?」と気づいた『情報の入手』です。

その日の晩には付録年表付きで2000円で入手できることになり本日入手に至ったというわけです。そもそもこの書籍はみたことはある気がしますが、日本風景社はFDCの会社というイメージがあって、同書にそんな有用な情報があるとはゆめゆめ思わなかったのですが、山岸氏の著作ということで、まずは読み込んで、その上で検証しようと考えています。

静岡で先日お会いした長田さんからは、澤さんの小判切手の書籍の小判葉書の項目や、印刷局の沿革史(再販)も役立つと聞いたので、合わせて読んでみようと思います。

ちなみにナウマン社はThurn&Taxisの製造元でもあるので、ひょんなところで、小判切手・小判葉書は僕のドイツコレクションと関わりがあったりします。

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[ 2019年07月18日 16:22 ] カテゴリ:未分類 | TB(0) | CM(0)

スタンプショウ静岡

毎年後援しているスタンプショウ静岡に今年も行ってきました。展示作品を楽しんだ後、全日展の時に再会をお約束した静岡のフィラテリストの皆々様とランチ・お茶の楽しい時間を過ごすことができました。
ふとしたきっかけで、全日展に出品した小判葉書は、製造面のオリジナル研究が多く、使用例重視のステーショナリー作品の多い日本で、一般のフィラテリストにどこまで受け入れられるだろうかと半信半疑での作品作りでしたが、未だに好評で、本日も賞賛のお声がけをいただきだき、方向性が国内においても間違いでなかったのだと再認識している次第です。
さて、全日展に伴う各種催事の後片付けがようやく終わりました。今日は一日オフにして、当社オフィスからも来やすい静岡で英気を養い、明日からに備えたいと思います。
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[ 2019年07月18日 15:21 ] カテゴリ:未分類 | TB(0) | CM(0)

特定非営利活動法人 郵趣振興協会 2018年度 決算まとまる

特定非営利活動法人郵趣振興協会は、関係法令及び定款の定めるところにより、毎年、決算をまとめて、事業報告書等を東京都知事に提出しています。

2年目となりました、2018年度は、3月末には経理作業が完結し、事業報告書等作成担当者が決算を含む資料を作成した上で、6月に開催された代表理事3名による理事会の決議を経て、決算数字を含む報告資料が確定しました。この数字を新たに監事にご就任いただいた横山裕三さんにご覧いただき、決算数字として問題ないとのご判断をいただきましたので、7月11日(木)に「2018年度 事業報告書等」を東京都知事に提出いたしました。(詳細は郵趣振興協会のHPにて)

新監事である横山さんとの打ち合わせは、代表理事である私、吉田が行いましたが、預金通帳残高との照合を含む監査を受け、公正で公明な組織運営を行うための緊張感を持たせていただきました。横山さんに監事にご就任いただくことができ、改めて感謝申し上げますとともに、2019年度も当たり前のことを当たり前に実行できる組織運営を行うために、気を引き締めることとなりました。

なお、郵趣振興協会のHPにて報告の通り、当協会の正味財産は、昨年度末で1,082,437円と三年間での積立目標としておりました100万円を二年間で突破いたしました。この金額の96%以上は現金です。そして、積立てまいりました現金を元に、本年度は切手コレクション展示パネルの改修を実行することが最大の目的となることは、これまで何度かご報告して来た通りです。

『切手コレクション展示パネル』改修委員会による活動報告を、不定期に、郵趣振興協会のHPに掲載していますが、おかげさまで今の所順調に進んでおります。これも2017年度、そして2018年度に賛助会員としてご支援くださいました皆様のおかげです。まだプロジェクトは進捗の途中ですが、御礼申し上げます。日本のフィラテリーを振興するために、より多くの皆様にご支援いただければ幸いです。
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[ 2019年07月14日 08:37 ] カテゴリ:未分類 | TB(0) | CM(0)

第10回世界の植物切手展

JPSのミニペックスは玉石混交ですが、6・7月はしっかりした研究会の開催が続き、勉強になることが多いので、寸暇を惜しんで参観しております。6月の英国と絵画はスケジュール的にNGだったのですが、今月のアメリカは参加でき、色々と新しい知識を教えていただくことができました。

本日は世界の植物切手展の初日でした。この展覧会は毎年参観するようにしていて、今年も羽賀さん、嘉ノ海さん、石田さん、宝田さんらとお会いすることができました。私が植物切手部会に注目したのは、何と言っても2014年に大手町の全農ビルで開催された『世界の農産物切手展』を参観したことがきっかけでした。

競争展はもちろんミニ切手展も、基本的に人のいるところで開催するというよりは、フィラテリストが行きやすいところで開催されています。従って、一般客の偶然の参観は少なく、フィラテリーの底辺拡大という意味ではほとんどワークしていないと考えて良いと思います。スカイツリーの郵政博物館はこの数少ない例外であり、それが振興協会やスタンペディアとして同博物館との連携を重視する理由ですが、それとて階数の関係で、手放しに一般客がくる施設とは言い切れないのが実情です。最も他に選択肢はないわけであり、切手展の開催とフィラテリーの底辺の拡大の二兎を追うことはやめているのが各展覧会の実情だと思います。

これらの事例に対して、2014年に大手町の全農ビルで開催された『世界の農産物切手展』は、何と言っても業界関係者の総本山である全農で開催したことに意義があり、私は衝撃を受けました。その時に色々お話しさせていただいたことを契機として、植物切手展には関心をもち、毎年私は参観に訪れるようにしています。

本日も素晴らしい展示を拝見した上で、TPMに何度もご寄稿くださっている石田徹さんとブレストの時間も取ることができ、有意義な二時間ほどを過ごすことができました。午後に全日展の準備がなければもう少しゆっくりできたのですが、この展覧会になぜか毎年全日展がぶつかるので、慌ただしいのが実情です。作品としては石田さんの作品はトピカルのライバルとして(私のテーマは『日本のお城』とかですが・・・)、いつも勉強させていただいていますが、それに加えて、最近関心を持っているテーマティクの勉強として、嘉ノ海さんの国際展出品作品を拝見させていただきました。勉強の成果を発揮できる日が来るといいのですが、テーマティクはなかなか初動に時間がかかり、伝統や郵便史のように簡単には満足いく作品が作れません。。。

なおお土産に宝田さんから『関東郵趣サロン 30周年記念誌』をご恵贈いただきました。会の名前は知っていたのですが、活動内容は知らなかったので、記事を執筆されていらっしゃる方に知った名前を多数拝見し、興味を持って現在移動中に拝見させていただいております。どうもありがとうございました。

今月はあともう一つ、スタンプショウ 静岡に行きたいなあと考えております。行く時間はあるのか???=>捻出するのです!


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[ 2019年07月12日 23:49 ] カテゴリ:未分類 | TB(0) | CM(0)

フィラテリストマガジン 号外 全日本切手展2019参観ガイド を発行しました。

全日展へご来場される方が増えるように、2014年から毎年7月に突貫工事で編集・発行している「競争展参観ガイド」ですが、今週末開催分が完成いたしました。「スタンペディア日本版」会員には既に案内済ですが、今年は普及版として画質軽めのもの(約10MB)を七月中に限り、無料でダウンロード提供いたします。以下の「ダウンロード」をクリックしてください。

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[ 2019年07月09日 12:00 ] カテゴリ:未分類 | TB(0) | CM(1)

ヨーロピアン・フィラテリー第10号発行のお知らせ

アルプス・ヨーロッパ切手の会(公益財団法人日本郵趣協会 ALPSヨーロッパ切手研究会)の会報「ヨーロピアン・フィラテリー」は、年4回発行される外国切手専門雑誌です。最新第10号を本日発行し、会員に送付いたしましたので、ご案内させていただきます。今号は、会員の山崎太郎さん、菊池達哉さんにご登場願い、ドイツ切手に関する考察とSTOCKHOLMIA参観記を掲載しています。

ヨーロピアンフィラテリー10




当会の今後の例会開催予定は以下の通りです。

東京例会
8月11日(日)
14:40-16:10
切手の博物館(目白)
会費300円


大阪例会
8月24日(土)
時間未定(夕方)
場所未定(梅田近辺 食事をしながら)
会費未定




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[ 2019年07月05日 11:41 ] カテゴリ:未分類 | TB(0) | CM(0)

DDSG関連の書籍2冊

5−6月の長期出張が直接の原因ではないのですが、スタンペディア絡みの仕事の納期が次々に来ていて、それを守るのに必死です。中でも郵趣振興協会の「郵趣記事索引2019」については、ここ数日で目処をつけたいと考えていますが・・・。

納期が迫ると楽しいはずの仕事も苦痛になってしまうので、少し現実逃避を。。画像はストックホルムで購入したCorinphilaの新刊2冊です。左のEDITION D'ORは超高級コレクションブックです。日本人でコンプリートしているのは、僕だけだと思います。僕は郵趣文献については、19世紀発行のもの以外は、収集対象と言うより情報入手先と捉えていて、複製でも全く厭わないのですが、コレクション集については、使い勝手や発色からやはりオリジナルを揃えるに限ると考えています。

それはさておき、同一出版元から発行されたこの異なる2冊は、共にその一部にDDSGに関する記述があります。DDSGに関する文献はこれまでにもドイツ・オーストリーのものを入手してきましたが、まだまだ情報不足だったので、一気に勉強することができそうで、喜んでいます。

特にスウェーデンのJan Berg氏の作品集は、なんども国際展で見てきたものだけに、改めて良い勉強ができそうです。しかし、熟読できるのはいつなんだろうなぁ。。。。

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[ 2019年07月04日 15:15 ] カテゴリ:未分類 | TB(0) | CM(0)

厳しくない現実

1年後に迫った東京オリンピック・パラリンピックは、本年の改元同様にフィラテリスト以外の大多数も強い関心を持つ行事ですので、この催しに関連するフィラテリーの催事をうまくコーディネートできれば、これまでフィラテリーに関心を持つ機会のなかった層や子供の頃に切手集めをしていたが長く離れていた層に訴求できる絶好の機会です。

スタンペディアプロジェクトからスピンアウトして、郵趣振興協会を設立したのは、このような機会を郵政博物館と組んで訴求していくためで、今年の改元時期に、皇室・改元関連コレクションを集めた展覧会としては我が国で開催された展覧会として過去最高水準となる作品の集まった『改元記念・皇室関係フィラテリー展』を十日間に渡り開催し、5,000人を超える、ご来場をいただくことができたのはその一例です。来年は当然スポーツ関連の展覧会の開催を検討しており、切手コレクションを多くの方に見ていただく機会を作りたいと考えています。当然今年同様にマスコミ対策もします。

「世界中の切手を全部揃えたらいくらかかるの?」「うーん。99%でいいなら5億円くらいかな」「そうなんだ。安いとは言えないけど、それで19世紀前半からの全部が集まるなら決して安くないね。」久しぶりに顔を合わせた現役時代の友人との会話です。「切手10万種類集めるだけなら数十万円でできるよ。ものが余ってるし。」「へー、そうなんだ。意外とお金がかからないんだね。」切手収集を知らない人との会話でも、この程度の会話ができるように常日頃から情報収集しておくと、ご友人からも嘲笑されないのではないかと思います。

ジュニア向けのフリーペーパー「Stamp Club」の読者の中高生の大半は郵便を利用することはありません。新年の挨拶だって、元旦の昼近くにならないと来ない郵便を使っていたら出遅れてしまうので、メールで出すのが気の利いたコミュニケーションです。もしも『手紙を出す機会のない人たちは切手にも関心を示さず、まして収集に結びつくことはごく稀である』という仮説を置く郵趣団体の経営者がいるとしたら『検証しない仮説は思い込みでしかない』という程度の理解のある経営者にリプレイスした方が良いと思います。

ところで、国際競争切手展も、手彫や旧小判でなくても、また郵便史やテーマティクでも適切なテーマ設定をすればほとんどの方が金賞まではなんとか狙える時代になったと思います。審査規則・運用がこの10年でさらに洗練されたと同時に、その理解が日本で進んだことが一つの要因だと思いますし、ネットオークションの普及の後押しもありマテリアルも集まりやすくなり、とても良い時代になったといえます。数十年前のフィラテリーの世界の方がよかったなどという人は、ネットがなく情報格差がある相手をカモにして、価値のないマテリアルを高く売りつけて儲けた人くらいではないでしょうか。今マテリアルが安価になっているのは、ただ単にその時のバブル価格が弾けただけで、現在の価格こそが適正価格のように思います。

ところで、金賞を取るようなコレクターであっても、自宅や勤め先の郵便番号を知らない人は多いと思います。また郵便を使用すらしない中高生が20世紀の外国切手を集めていたりします。これからわかることは現代郵趣をやろうがやるまいが、フィラテリーに関心を持つ層はかなり多くいる、ということだと思います。そしてこれはまさに適正価格のもたらした恩恵だと思います。

このような時代に、図書館にある郵趣参考書は魚木さんの「正しい切手の集め方」。ネットがなく、葉書料金が20円時代を前提とする、昭和50年代の書籍を超えるノウハウ本がないのです。魚木さんからもなんとかするように言われました。このような状況で、他の趣味に郵趣が負けるのは当たり前で、逆に言えば、「正しい切手の集め方」を現代に合うように変えた書籍なりネットがあれば、フィラテリーに興味・関心を持った人を初めてつなぎとめることができるようになるという点で、フィラテリストを取り巻く現実的な状況は本当に明るいな、と私は思います。

やることはたくさんあります。

なお、協会の活動は初歩者からアドバンスドコレクターまで「フィラテリー」を愛する全ての人たちを対象にしていることに変わりありませんが、その対象を『協会の賛助会員となり会費を支払ってくれる人』に限定してしまうと『組織の為の組織』になってしまいます。ましてやこの活動を会員力増強と呼ぶなど本末転倒です。郵趣振興協会の活動は、協会の維持のためではなく、日本のフィラテリーをプロモートする活動に当てていきたいと思います。一緒にやってくれる人、募集中です!





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[ 2019年07月04日 11:10 ] カテゴリ:未分類 | TB(0) | CM(0)

メモ

米国ミニペックスで、ユニバーサル等の機械の正式名称を知る。
International postal supply company
Universal stamping machine company
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[ 2019年07月03日 20:59 ] カテゴリ:未分類 | TB(0) | CM(0)
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オンライン世界切手カタログを作っています。

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