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Stampedia founder's blog

オンライン世界切手カタログ「スタンペディア」創始者のブログです。
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ZOOM例会、その後

先月からいくつかの郵趣ZOOM例会に参加してきましたが、どれも面白いです。特に毎週やっている欧州切手研究会のZOOM例会は、参加者も慣れたもので質疑応答もかなりな質と量になってきたのではないかと思います。

特に面白いなと思ったものが、誰かが質問すると、参加者(欧州研の場合は平均して15人くらい)がふっといなくなり、2分後くらいに文献やアルバムを手に戻ってきて、「さっきAさんが質問されていた件ですが、私のアルバムにありました」とかのやりとりができることです。

「来月の例会までに調べてきましょう」ってのは忘れられがちですし、時間も一月もかかります。それがあっという間に解決するのは便利です。こうなってくると誰が参加するかは非常に大事です。昭和切手製造面勉強会のZOOM例会では、林国博さんがご参加され、第一人者ならではの豊富なバックヤードを見ながらやりとりができたのは有意義でしたが、贅沢を言うなら、ここに新井紀元さんが加わったら本当にすごいな、と思ったことでした。同じく「集まれ!南方占領地マライ切手コレクター(ZOOM例会)」もたくさんの人が集まり盛り上がりましたが、守川さんと土屋さんが加わったらさらに面白くなる気がしました。

日本切手の例会も計画している人がいて、コロナが終わってもZOOM例会は継続して開催されると思いますので、先日発表したGoogleカレンダーベースのZOOM例会案内をマイスタンペディア内にも掲載開始しましたどうぞご活用ください。

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[ 2020年05月28日 19:23 ] カテゴリ:未分類 | TB(0) | CM(2)

スタンペディア 英国クラシック切手カタログが納品されてきました。

20200518_1.jpg 先週金曜日に発行された「スタンペディア英国クラシック切手カタログ」ですが、今朝オフィスに出社したところ納品が確認でき、早速予約注文された方並びに献本先への発送を行いました。

 5年ぶりの改訂版の発行となりましたが、この間に「スタンペディア日本版」の会員が大幅に増えたこともあり、郵趣書籍の発行にあたり、かなりマニアックなものでも、一定数のご注文がいただける段階になりました。

 また、この間も当社内や印刷会社などの外注先も含めてIT業務改善が図られた事から、以前よりも高品質で安価なアウトプットを出しやすくなってきました。そこで今回の書籍単価は初版の1800円から1200円に値下げして発行しました。

 スタンペディア並びに郵趣振興協会の活動は、書籍の販売やウェブの活動で、利益を目的とするよりも、郵趣振興に力点を置いていますので、今後も、その観点から有用と思われる書籍などの企画を行いたいと思います。

 本書は取り次ぎを経由して、来月以降一般書店でもご注文いただけます。なお、スタンペディア日本版の会員には直販をご提供しておりますので、お問い合わせください。

書籍名:スタンペディア英国クラシック切手カタログ 改訂第2版
発 行:無料世界切手カタログ・スタンペディア株式会社
定 価:1200円(消費税別)
ISBN978-4-908677-22-9

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[ 2020年05月18日 11:19 ] カテゴリ:未分類 | TB(0) | CM(1)

5年間探していた切手が手に入りました。

20200515_01.jpg

1976年6月7日に発行された、350円観音切手は、初期製造分にはカラーマークがありません。
既存印刷版にカラーマークが追加で彫り入れられた時期は同年後半から翌年前半と考えられており、初期製造の時期は極めて短く、この時代の通常切手の製造面を語る上でなくてはならないマテリアルです。
ここ5年ほど探していたのですが、高額面ということもあり、なかなか巡り合う機会もありませんでしたが、先日ヤフオクで販売されていた額割切手のヤマの中に発見し、無事本日手元に迎える事ができました。

届いてから気付いたのですが、5段目と6段目の間に折り目がなく、完封から開けた後、そのままの状態で本日まで保管されてきた事がわかります。同時にロッティングされていたシートが昭和50年代の記念切手だったので、切手収集家が初日に購入したシートだったのではないかと仮説を置き、各切手の研究をしていければと考えています。

1980年代に電子製版が本格的に始まると、切手の複製技術は完璧に近くなり、見た目でわかる製造面の違いが無くなりますが、コンベンショナルグラビア全盛の1970年代の切手は単片でも区別のできるシェードバラエティがあり、競争展向けコレクションを作る張り合いもあります。この切手シートも、いつか作成する第4次ローマ字切手のコレクションで大事に展開したいと思います。


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[ 2020年05月15日 21:11 ] カテゴリ:未分類 | TB(0) | CM(1)

MELBOURNE 2021 の開催延期について思う

郵趣振興協会のHPで詳細が報告されていますが、来年2月にオーストラリアで開催予定の世界展(FIP Patronage展ではなくて、その下のFIP Recognition展、いわゆるアジア展)が2022年秋に延期されたことで、次の3つの国際展は、インドネシア(今年11月)ケープタウン(来年3月)ドイツ(来年5月)と全てFIP Patronage展(所謂、世界展)になることがわかりました。

これに加えて8月にPHILANIPPON2021も開催されますので、世界展の大渋滞です。主催者の立場に立つと、いかにして良質の作品の出品を確保できるか、同時期の他の展覧会の同行も睨みつつ、知恵を絞らせたところが良い展示をできるでしょう。

逆に出品者の立場からすると、出品先の展覧会を選び放題です。5フレームしか展示スペースを与えられていない作品の場合はアクセプトされやすくなるメリットがあります。競合作品が出品されるテーマを展示している場合は、相手の動向を睨みつつ、どこに出品しどこに出品しないかなどの判断を入れることが可能になります。

まぁ、カレンダーをみながらそういうことに頭を悩ませるのが贅沢な楽しみではありますが、とはいえ、これらの展覧会が必ず全部開催されるとも限らないので、まずは時々、展覧会やFIPのホームページを見て、一次情報に当たることが大事かと思います。当ブログはもちろん、日本の郵趣団体のHPも全て二次情報でリアル情報と比べて大幅に遅いです。郵趣振興協会はその中ではかなり迅速な情報発信をしていますが、それでもリアルタイムではないのです。

FYI
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[ 2020年05月14日 10:39 ] カテゴリ:未分類 | TB(0) | CM(0)

英国のオークション、撃沈続くも、最重要カバーは死守!

江戸時代の外信カバー(incoming / outgoing)を収集しているのですが、最近は少し幅を広げて、明治時代もOKとしています。後期にあたる明治時代も簡単ではなく、先日のオークションではほとんど買えず、コロナ時代のフィラテリーの価格好調にビックリしています!
 
そんな中で、驚きのカバーが出品されていたので、これだけは破格の値段を入れておいたものの、他のマテリアル同様に高騰し、首の皮一枚で落札できたと思われるカバーがありますので、ご紹介。
   20200513_3.jpg

Sitting Helvetia 二枚貼り書状で、Bern 1864.3.16 → Geneva → Marseilles → Shanghaiがカバーの基本的な詳細になります。左下の青印はマルセイユのスイス大使館の印かな?裏面にはフランス上海局の引受印があるとdescriptionには書いてありますが、裏面画像は掲載されていないので、その通りであることを期待しています

で一番大事なのは宛名で、三行目に an Japon の文字が見えるかと思います。これを含めた二行目/三行目は名宛人の所属を示しており、英語では Counsellor the Swiss Commercial Legation in Japan (在日スイス商事公使館顧問)となります。

日本とスイスの国交は1864年2月6日に日瑞修好通商条約が締結された事に始まりますが、特使及び全権公使として来日したエメ・アンベールはスイス時計組合会長であり、同国が極東マーケット開拓の期待を持って来日し条約を締結したことが伺えます。

実はこれより早い1863年4月にもsitting Helvetiaを貼った日本向けカバーが存在します。こちらはザンクトガラン発横浜行きで、おそらくこの書状が日本・スイス間の最も古い郵便物ではないかと思います(下記)。
20200513_4.jpg
 今回競売にかけられた郵便物は、日本・スイス間を往復した郵便物の内で、最古の1863年4月のカバーに次ぐ古い郵便物であると共に、修好通称条約的結後最も古い郵便物となります。

 また、宛名の四行目に"Care of Mess Riers & Baehmanso"とあるように(綴りいい加減です)上海の企業を経由して、日本に届けようとしており、この点からも珍しい伝達方法だと思い、スイス切手コレクターとして欲しかったというのが、メイン収集には使えないものの、このカバーに熱をあげた理由になります。

もっとも日欧間の安全な物流は当面期待薄ですので、このカバーも支払いだけ済ませて入手できるのは半年くらい先になるのでしょうかね。
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[ 2020年05月13日 13:15 ] カテゴリ:未分類 | TB(0) | CM(2)

ZOOM例会予定をgoogleカレンダーベースで提供開始

志賀格さん、谷之口勇さん、高崎真一さんらにご協力いただき、2017年2月からGoogleカレンダーベースの郵趣カレンダーの提供を行っています。詳細はこちらをご覧いただきたいのですが、11種類のカレンダーが提供されており、その一部はマイスタンペディアでもご覧いただけます。 今回これに1種類加えました。「ZOOM例会」のカレンダーです。 マイスタンペディアには近日中に追加予定です。

Google カレンダー ID stampedia.net_oh5rgb4vhsp6kdmsnio8trmj44@group.calendar.google.com 


となっています。

こちらは郵趣に関するZOOM例会の予定をリストしたもので、個人開催/団体・法人開催を問わず掲載対象とします。ただし、一般に告知したくないZOOM例会もあるでしょうから、こちらで勝手に掲載しませんので、登録を希望する方はメールもしくはブログコメントでご連絡ください。折り返し掲載内容についてメールでご案内差し上げます。
なお、新規参加が不可能なZOOM例会は、不特定多数に案内する意味がないので掲載しませんが、参加にあたり会費が必要か不要かは特に問いません。有料の郵趣に関するZOOM例会も掲載可能です。
なお、最終的な掲載可否は当方が決定し、掲載しない場合も理由は開示しません。

今晩には早速一つの例会が、週末には4回目となるJPSアルプスヨーロッパ切手研究会に加えて、新しい日本切手の例会が始まる予定です。


    
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[ 2020年05月13日 12:28 ] カテゴリ:未分類 | TB(0) | CM(0)

灯台下暗し

最近いろいろなところで、話している曹洞宗善長寺ネタです。
ナンジャ、そりゃ?という方はまず下記の二つのブログを見といてください。
4/24 のblog post
5/10時点で、飯倉支局に差し出し、書留局所印を押捺後、東京本局に持って行ったのだろう、という仮説のもと「何故に西台から飯倉に行くのだ?逆方向に差し出すのに」という疑問を解決したいと考えていました。

でもって、Googleマップでいろいろ調べていたら、飯倉近くに善長寺の名前を含む「鑑蓮社善長寺」を発見しました。しかも、ここすごく遊んだことのある場所の近くでした。。。灯台下暗し。
20200512_01.png

今はなかなか遊びに行けませんが、そのうち、確認に行こうと思う次第です。

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[ 2020年05月12日 18:57 ] カテゴリ:未分類 | TB(0) | CM(4)

欧州のオークションが続々再開

ヨーロッパで複数の国際切手展(FIP)のアナウンスがあった記事を先日書きましたが、それに加えて、国際オークションハウスも次々と再開のアナウンスをしています。
日本にいて欧州の死者数を見ていると楽観的すぎるようにも思えるのですが、まぁそれは各国が判断することでしょうから、ここに政治は持ち込みません。
再開の方法は各社様々で、セールカタログ、下見会、競売開催方法などはいろいろなやり方をしていて戸惑いますが、なんとかして競りを成立させるために知恵を絞るのは当たり前でしょうから、なるほど、そういう考えかと思い、見ています。
自粛疲れの浪費もあるのか、競りの結果は好調で、ライブビッドがないセールでは私も苦戦していますが、何はともあれ切手入手機会がまた訪れたのは嬉しい限りです。最も当面の間は支払いは先に済ませるものの落札物の送付はペンディングをお願いするようにしています。
日本でも今週はタカハシスタンプオークションがあり、多くの方にとって5月の初買いになるのではないでしょうか。
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[ 2020年05月12日 18:47 ] カテゴリ:未分類 | TB(0) | CM(0)

JPS菊田沢切手研究会のZOOM例会!

いやー楽しかった。急遽開催されたJPS菊田沢切手研究会のZOOM例会に17時から2時間に渡り、参加させてもらいました。飯塚さん、ご招待くださいましてありがとうございました。普段の例会と異なり、首都圏以外の方も参加できる例会だったことが余計ありがたく面白かったと思います。ヨーロッパ切手研究会のZOOM例会の活動でも感じたのですが、空間を飛び越えるオンライン例会は、現物取引のないリアルな例会に比べて魅力的であり、かつ地方ご在住の方にとっては、ITによりこれまで中々参加できなかった例会に参加できる復員になるのではないでしょうか。

さて、そこでも発表させていただきましたが、先日来の板橋区西台関連の明治15年の書状の続報です。
20200424_00002.jpg20200424_00001.jpg

実は、このカバー、朱書き「四七壱三」の「四」の右上に、書留局所印が押捺されています。拡大するとこんな感じ。1文字目の「つくり」が「反」で、ひょっとして「板橋」?と思いましたが、明治15年の使用例ですからそれはもうないでしょう。既に「下板橋」に局名が変更されています。

気を取り直して、浅井・手嶋本に掲載された書留局所印の一覧と照合すると、「飯倉」と読めます。
20200510_3.jpg

ということで、この書状は東京支局の飯倉で、越生に向けて差し出されたのではないかと推測できますが、宛先が千葉や神奈川の方面ならいざ知らず、西台北西方向の越生宛てなのに、西台の南方の先にある飯倉で出す理由はなんだろう?という疑問が依然として残ります。

今回、菊田沢切手研究会のZOOM例会では、ご出席された鎌倉さんから「その辺りに善長寺に関連するお寺があるのではないか?」とのアイディアを頂きました。東京タワーの麓から六本木手前あたりの地域で禅寺はいまいち探しきれません。もうちょっとがんばってみます。


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[ 2020年05月10日 19:54 ] カテゴリ:未分類 | TB(0) | CM(2)

メモ 最近思うこと 未整理

切手取引の発生しないリアルな例会の場合、オンライン例会に比べて参加者の地域性に普遍性がないという劣後は、COVID-19収束後も解決しない

リアルな例会には、地域内の参加者も移動時間がかかるという問題点もある

ZOOMなどを活用したオンライン例会の開催コストは無料に近い為、切手サークルの会費徴収ロジックが揺らぐ。競合関係にある場合は、新規会員の獲得にあたり障害となる。

オンライン例会になればなるほど、話す内容やコンテンツが大事となり、切手サークルの例会の場合は、どのようなマテリアルを見ることができるか、どのような知識を吸収できるか、などが大事となるだろう。

切手サークルの中に、家にいても暇が潰せない、無目的に一緒にいたい、という需要もあることは理解。ただ、そのような目的の強い人はそのような集まりをすれば良いし、そのような目的に価値を見出せない人は参加しないだけだから、これからのフィラテリーが目指す切手サークルの主目的の議論からは外して良いだろう。

以上は、切手取引の発生しないリアルな例会の場合の話であり、例会に業者が毎回必ず参加したり、主催者グループに強力な売り手が存在するサークルであれば、後述する切手フリマに似た状況にパラダイムを転換できる。(もっとも、他の切手処分手段と比べて、ビジネスとして成立するか否かは別の話であり、成立しない場合はこの方法は永続しない)

オンライン例会は、顔見知りで開催する場合は参加しやすいが、既存サークルに新規に参加する心理的負担は大きいと思われる。門戸を広げたい主催者の場合、この点は大きな課題となる。

リアルな例会で昔よく見られた声の大きい人間に遠慮して話せないと言った状況は、全員が平等で俯瞰できるオンライン例会では排除できるのが大きな長所。

かつての、のぎぱかの様に声の大きさだけで人を論破できると考えている馬鹿を排除できるのはオンライン例会のよさ。

オンライン例会を主宰するサークルが、大きな切手団体の下部組織となるメリットは何か?「ない」もしくは「極めて小さい」

オンライン例会を中心的な活動に置いた上で、年に数回、会合や合宿を持つパターンの切手サークルはイメージしやすい。

地域の普遍性が確保でき、かつ少人数でも成立するオンライン例会の場合、極めてニッチな分野の切手サークルを誕生させることが可能(例:日本における南方占領地マライ切手だけのオンラインサークルなど)。

一方で切手の取引はまだまだバーチャルに比べてリアルが勝る点が大きい。この為、切手市場に代表される切手フリマが東名阪で開催されているのは、極めて重要なインフラ。ただし、その安全な再開は、解決しなければならない要素が多く、大変難しい命題。

嵩張るコレクション・アキュムレーションや単価の安い商品を中心としてオンラインで売りにくい切手コレクションの処分を自ら行う場合(売主が十分な説明をオンラインに書くことができない場合も含む)には切手フリマは適しており、地域性が偏在していても十分に成立する。

日本のフロアオークション主催事業者の多くは、メールセールを選択しても結果に変わりがなかったことでパンドラの蓋を開けてしまったかもしれない。そもそも海外のオークションは国際オークションである為、落札者は場にいないことが多く、事前入札に加えて代理人入札が多いのもこれが理由。

とはいえ開催されなかったフロアセールの結果がどうだったか?はわからないので比較はできない。フロアセールを開催するデメリットもない為、中期的に人が密集しない仕組みでフロアセールは再開されていくだろう。すでに欧州ではフロアセールが再開されている。

フロアセールの開催以上に今後注目を集めるのが下見会の開催方法およびオンライン下見会の充実。この点でJPSオークションの取り組みは注目を集める。

切手展は、競争展とそれ以外の展覧会に分けて考える必要がある。
*競争展=国内展(スタンペックスジャパン、JAPEX、全日展)および国際展(FIP展、その他)

競争展は、明示された審査基準により得点を競うゲームである為、参加作品の評価にあたり、実物を審査員(チーム)が見ることが前提。少なくとも審査段階においては完全なバーチャルは難しく、少なくとも一定の知識を持った一人以上の人間が現物を見ることは必要。一方、作品の展示については、リアルは要件とされていない為、バーチャルは可能性としては否定できない。

クリティークは、オンラインセミナーを併催することでより有効性を高めることができる。また、有意義なクリティークを開催する為には、審査員には十分な時間が与えら得ることが望まれる。(競争展の会期は最低3日)

競争展以外の展覧会についてはバーチャルでの開催は容易。ただし技術的に容易であることと、切手展の楽しみとはまた別物。無料で出品できるバーチャル切手展の仕組みがあっても、多くの人は全国切手展、特にJAPEXを選択する。それは何故か?上手く言えないが「それはそうだろう」と私も納得できるので、この気持ちを可視化したWordで表したい。

JAPEXとスタンペックスジャパンの役割分担で言えば、前者は「より多くの人に見せたい」後者は「国際展に向けて作品を作っていく為に改善」となるだろう。JAPEXでも国際展対応された審査がされることが理想だが、それだけの審査員を集めることが現状では難しい上にJAPEX出品者の大多数が国際展を考慮していない事から『理想的な審査』をすると審査結果は軒並み変わってしまうだろう。国際展への進出を考える出品者は『これはJAPEXの審査だ』ということを理解し現実的な対応をすることが必要で、逆に言えば、ここにスタンペックスジャパンが開催される意義がある。

JAPEXにしろ、PHILANIPPONを中心とする国際展にしろ、大規模な催事は、熱狂を生みあるに越したことはないが、それのみがフィラテリー振興の唯一の方法でないこともまた真理。

サステナビリティーを確保しているスタンペックスジャパンは別として、大規模な展覧会をやりたいという主催者は開催にかかる費用の問題を避けては通れない。寄付を現在の規模で永続的に集めることは難しいので、費用の見直しが必要。

フィラテリーが他の収集趣味( collectable hobby )と異なる最大の特徴は、発表する楽しみ(プレゼン)があるという理解がフィラテリスト一般にあること。

プレゼンの形態は、古くは切手展と単行本/雑誌しかなかったが、今やHP・ブログ・ムービーと手法が増えた上に、ITの進歩で書籍印刷費用も劇的に下がってきている。

プレゼン手法が切手展と高コストな単行本/雑誌のみだった時代は、既存の郵趣団体に加わらなければ、この趣味は楽しむことが難しかったが、ビジネスモデルが代わり、どの郵趣団体に加わろうが、個人で収集しようが、プレゼンには問題が生じなくなったことが、かつて3万8千人も会員がいた郵趣団体が毎年-5%で会員数を減らす要因の大きな一つだろう。

そもそも郵趣団体は何のために必要なのか?

フィラテリーは社交的な趣味であると共に、COVID-19最中にずっと巣篭もりできるほど個人で楽しむことができる趣味でもある。先述するプレゼン手段の拡充を考えると、郵趣団体が必要とされるのは、フィラテリーの社交的な側面を充実させる役割か、もう一つは特定の目的(FIP加盟団体など)くらいだろう。

そう考えてくると、郵趣団体への参加にあたり、参加者は、自分の出したお金がどれくらい役立っているのか、再度熟考すべきだし、会費を集めている郵趣団体はPLをわかりやすく説明することが求められるだろう。

寄付というものは無闇やたらに、本当に役立てて使われているのか疑わしいケースは多い。よく吟味した上で寄付をしないと、放漫経営や過重な給与支払で溶かされてしまうケースは多いので、お金をドブに捨てる覚悟でなければ、よく吟味すべき。

一度不信感を持った相手には、2度と寄付しない。

郵趣雑誌は、情報の速さで個人の発信するメディアに叶わない。ページ数が多く締切から発行までの日数の短いフィラテリストマガジンであっても、執筆者の校了から発表までのタイムラグは、ブログの0分には叶わない。郵趣雑誌の多くは記事索引も作っていないため、長期的に見るとこのままでは廃れるだろう。

郵趣雑誌が廃れないために求められることは次の5点。
(1)記事索引を作成する(2)編集力により個人で情報発信しない人も含めて新たな書き手を作る(3)コストを下げる(4)付加価値をつける(5)メディアミクスも含めて収集に刺激を与える

頭の中で考えることをメモってみました。。。まだあるけど疲れたのでもSTOP










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[ 2020年05月10日 10:44 ] カテゴリ:未分類 | TB(0) | CM(4)
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