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メモ 最近思うこと 未整理

切手取引の発生しないリアルな例会の場合、オンライン例会に比べて参加者の地域性に普遍性がないという劣後は、COVID-19収束後も解決しない

リアルな例会には、地域内の参加者も移動時間がかかるという問題点もある

ZOOMなどを活用したオンライン例会の開催コストは無料に近い為、切手サークルの会費徴収ロジックが揺らぐ。競合関係にある場合は、新規会員の獲得にあたり障害となる。

オンライン例会になればなるほど、話す内容やコンテンツが大事となり、切手サークルの例会の場合は、どのようなマテリアルを見ることができるか、どのような知識を吸収できるか、などが大事となるだろう。

切手サークルの中に、家にいても暇が潰せない、無目的に一緒にいたい、という需要もあることは理解。ただ、そのような目的の強い人はそのような集まりをすれば良いし、そのような目的に価値を見出せない人は参加しないだけだから、これからのフィラテリーが目指す切手サークルの主目的の議論からは外して良いだろう。

以上は、切手取引の発生しないリアルな例会の場合の話であり、例会に業者が毎回必ず参加したり、主催者グループに強力な売り手が存在するサークルであれば、後述する切手フリマに似た状況にパラダイムを転換できる。(もっとも、他の切手処分手段と比べて、ビジネスとして成立するか否かは別の話であり、成立しない場合はこの方法は永続しない)

オンライン例会は、顔見知りで開催する場合は参加しやすいが、既存サークルに新規に参加する心理的負担は大きいと思われる。門戸を広げたい主催者の場合、この点は大きな課題となる。

リアルな例会で昔よく見られた声の大きい人間に遠慮して話せないと言った状況は、全員が平等で俯瞰できるオンライン例会では排除できるのが大きな長所。

かつての、のぎぱかの様に声の大きさだけで人を論破できると考えている馬鹿を排除できるのはオンライン例会のよさ。

オンライン例会を主宰するサークルが、大きな切手団体の下部組織となるメリットは何か?「ない」もしくは「極めて小さい」

オンライン例会を中心的な活動に置いた上で、年に数回、会合や合宿を持つパターンの切手サークルはイメージしやすい。

地域の普遍性が確保でき、かつ少人数でも成立するオンライン例会の場合、極めてニッチな分野の切手サークルを誕生させることが可能(例:日本における南方占領地マライ切手だけのオンラインサークルなど)。

一方で切手の取引はまだまだバーチャルに比べてリアルが勝る点が大きい。この為、切手市場に代表される切手フリマが東名阪で開催されているのは、極めて重要なインフラ。ただし、その安全な再開は、解決しなければならない要素が多く、大変難しい命題。

嵩張るコレクション・アキュムレーションや単価の安い商品を中心としてオンラインで売りにくい切手コレクションの処分を自ら行う場合(売主が十分な説明をオンラインに書くことができない場合も含む)には切手フリマは適しており、地域性が偏在していても十分に成立する。

日本のフロアオークション主催事業者の多くは、メールセールを選択しても結果に変わりがなかったことでパンドラの蓋を開けてしまったかもしれない。そもそも海外のオークションは国際オークションである為、落札者は場にいないことが多く、事前入札に加えて代理人入札が多いのもこれが理由。

とはいえ開催されなかったフロアセールの結果がどうだったか?はわからないので比較はできない。フロアセールを開催するデメリットもない為、中期的に人が密集しない仕組みでフロアセールは再開されていくだろう。すでに欧州ではフロアセールが再開されている。

フロアセールの開催以上に今後注目を集めるのが下見会の開催方法およびオンライン下見会の充実。この点でJPSオークションの取り組みは注目を集める。

切手展は、競争展とそれ以外の展覧会に分けて考える必要がある。
*競争展=国内展(スタンペックスジャパン、JAPEX、全日展)および国際展(FIP展、その他)

競争展は、明示された審査基準により得点を競うゲームである為、参加作品の評価にあたり、実物を審査員(チーム)が見ることが前提。少なくとも審査段階においては完全なバーチャルは難しく、少なくとも一定の知識を持った一人以上の人間が現物を見ることは必要。一方、作品の展示については、リアルは要件とされていない為、バーチャルは可能性としては否定できない。

クリティークは、オンラインセミナーを併催することでより有効性を高めることができる。また、有意義なクリティークを開催する為には、審査員には十分な時間が与えら得ることが望まれる。(競争展の会期は最低3日)

競争展以外の展覧会についてはバーチャルでの開催は容易。ただし技術的に容易であることと、切手展の楽しみとはまた別物。無料で出品できるバーチャル切手展の仕組みがあっても、多くの人は全国切手展、特にJAPEXを選択する。それは何故か?上手く言えないが「それはそうだろう」と私も納得できるので、この気持ちを可視化したWordで表したい。

JAPEXとスタンペックスジャパンの役割分担で言えば、前者は「より多くの人に見せたい」後者は「国際展に向けて作品を作っていく為に改善」となるだろう。JAPEXでも国際展対応された審査がされることが理想だが、それだけの審査員を集めることが現状では難しい上にJAPEX出品者の大多数が国際展を考慮していない事から『理想的な審査』をすると審査結果は軒並み変わってしまうだろう。国際展への進出を考える出品者は『これはJAPEXの審査だ』ということを理解し現実的な対応をすることが必要で、逆に言えば、ここにスタンペックスジャパンが開催される意義がある。

JAPEXにしろ、PHILANIPPONを中心とする国際展にしろ、大規模な催事は、熱狂を生みあるに越したことはないが、それのみがフィラテリー振興の唯一の方法でないこともまた真理。

サステナビリティーを確保しているスタンペックスジャパンは別として、大規模な展覧会をやりたいという主催者は開催にかかる費用の問題を避けては通れない。寄付を現在の規模で永続的に集めることは難しいので、費用の見直しが必要。

フィラテリーが他の収集趣味( collectable hobby )と異なる最大の特徴は、発表する楽しみ(プレゼン)があるという理解がフィラテリスト一般にあること。

プレゼンの形態は、古くは切手展と単行本/雑誌しかなかったが、今やHP・ブログ・ムービーと手法が増えた上に、ITの進歩で書籍印刷費用も劇的に下がってきている。

プレゼン手法が切手展と高コストな単行本/雑誌のみだった時代は、既存の郵趣団体に加わらなければ、この趣味は楽しむことが難しかったが、ビジネスモデルが代わり、どの郵趣団体に加わろうが、個人で収集しようが、プレゼンには問題が生じなくなったことが、かつて3万8千人も会員がいた郵趣団体が毎年-5%で会員数を減らす要因の大きな一つだろう。

そもそも郵趣団体は何のために必要なのか?

フィラテリーは社交的な趣味であると共に、COVID-19最中にずっと巣篭もりできるほど個人で楽しむことができる趣味でもある。先述するプレゼン手段の拡充を考えると、郵趣団体が必要とされるのは、フィラテリーの社交的な側面を充実させる役割か、もう一つは特定の目的(FIP加盟団体など)くらいだろう。

そう考えてくると、郵趣団体への参加にあたり、参加者は、自分の出したお金がどれくらい役立っているのか、再度熟考すべきだし、会費を集めている郵趣団体はPLをわかりやすく説明することが求められるだろう。

寄付というものは無闇やたらに、本当に役立てて使われているのか疑わしいケースは多い。よく吟味した上で寄付をしないと、放漫経営や過重な給与支払で溶かされてしまうケースは多いので、お金をドブに捨てる覚悟でなければ、よく吟味すべき。

一度不信感を持った相手には、2度と寄付しない。

郵趣雑誌は、情報の速さで個人の発信するメディアに叶わない。ページ数が多く締切から発行までの日数の短いフィラテリストマガジンであっても、執筆者の校了から発表までのタイムラグは、ブログの0分には叶わない。郵趣雑誌の多くは記事索引も作っていないため、長期的に見るとこのままでは廃れるだろう。

郵趣雑誌が廃れないために求められることは次の5点。
(1)記事索引を作成する(2)編集力により個人で情報発信しない人も含めて新たな書き手を作る(3)コストを下げる(4)付加価値をつける(5)メディアミクスも含めて収集に刺激を与える

頭の中で考えることをメモってみました。。。まだあるけど疲れたのでもSTOP










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[ 2020年05月10日 10:44 ] カテゴリ:未分類 | TB(0) | CM(4)
リアルな会の場合、その開催時間を会の運営維持のための議論に使ってしまい、その為、古くからいる声の大きい者が議論を引っ張ってしまい、新人の発言機会を奪ってしまう。集まれる人間は限られているので、顔見知りの者に課題解決の作業が集中してしまい、会員に広くシェアする事ができなくなる。結果、発表の機会、新しい知識や現物の入手が限定的となるだけでなく、意思決定が一部の者でおこなわれてしまい、広く全国の会員の意見は拾われない。困るのは、このような閉鎖的方向に進んでいるのを意識していない事じゃないかな。
[ 2020/05/10 17:47 ] [ 編集 ]
石田さん、いつもコメントありがとうございます。ご指摘の点も大事な視点の一つですね!
[ 2020/05/10 21:36 ] [ 編集 ]
会の主体が情報交換共有と考え、紙媒体の会報にあまり重きを置かなければ、前述のようなリアル会の意義は問われる。しかし、一方で、PCを使わない方や一部の高齢者などに限らないとしても、紙媒体の会報によってのみ繋がっている方々もあることを考えると(ただし、必ずしも会への意見反映がある訳ではないと思われるが)、例会のほとんどの時間を費やして会報の発送をしてくださっている近隣在住の方々は、交通費の支給も無い全くのボランティアですから、感謝さえすれど否定はできないですね。COVID-19問題が無い状態で考えると、リアル(会報の発送は改善が必要だけど)と、ネット会の長所両立を考えないといけないかな。
[ 2020/05/11 19:59 ] [ 編集 ]
Re: タイトルなし
> はい。石田さん、否定する必要はないでしょう。
> というか、あるサークルの例会開催の選択肢にとって、オンライン例会とリアル例会はゼロサムゲームの関係ではありませんので、オンライン例会を普及させるためにリアル例会を否定するというアイディアはそもそも持っていませんでしたし、今もあまり関係ないかなーと思っています。両方やりたければやれば良いし、片方しかやりたくなければやらない。そういう自由で良いと思います。
[ 2020/05/11 22:22 ] [ 編集 ]
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