Stampedia founder's blog

オンライン世界切手カタログ「スタンペディア」創始者のブログです。
Stampedia founder's blog TOP  >  その他の切手展 >  1847年 モーリシャス ボルドーカバー

1847年 モーリシャス ボルドーカバー

ブルーモーリシャス展で入手したグッズから、「二種貼りボルドーカバー」をご紹介します。

 

前回、写真にさらっと写しておいた、このカバーは有名な現存カバーの私製リプリントで、20ページほどの解説書兼フォルダーに納められた形式で10ユーロ(約1000円)で販売されていました。1847年10月4日のポートルイスから差し出され、同局の「PENNY POST」消印で捺印されたフランス・ボルドー宛の郵便物で、裏面にはボルドー局の12/28の到着印も押されています。二種類の切手を貼った現存一点のみの品です。

Lichtenstein, Hindといった欧州のコレクターの手元に収まった後、日本人コレクターの金井氏が昭和46年に百万ドル(約3億円)で入手しました。15年後、金井氏はこのカバーを手放そうしますが、その時の値段は380万ドル(約5億円)になっていました。現在の保有者はその金額に近い値段で平成5年に購入した匿名のコレクターと言われていますが、僕は投資家の可能性も高いと思っています。

ところで、もちろん現代の私製リプリントですので、競争切手展に出品できるようアイテムではありませんし、恐らく万単位で製作されていますので、価値も小さいのですが、カバーの中身の手紙もきちんと再現され、切手は手紙とは別に作成された上で貼り付けられており、その上から消印する凝り様で、たいへん好感が持てました。なにより世界に現存一点で5億円するカバーの私製リプリントですので、普通のコレクターがこれでだまされる事はないばかりか、絶対に手に入らないアイテムを手にする喜びが持てたり、充実した解説書がつくことで、フィラテリーへの関心が高まったりで、良いことだらけだと思いました。

 

 

関連記事
[ 2011年09月15日 15:56 ] カテゴリ:その他の切手展 | TB(0) | CM(0)
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
この記事のトラックバックURL

このブログの筆者

スタンペディア

Author:スタンペディア
オンライン世界切手カタログを作っています。

スタンペディアの出版物
ブログ内検索