Stampedia founder's blog

オンライン世界切手カタログ「スタンペディア」創始者のブログです。
Stampedia founder's blog TOP  >  German States >  ヴァレンタインカバー

ヴァレンタインカバー

ここ一年ほどで日本の小判収集家の絵封筒のコレクションを二回ほど見ました。
一回は、昨年末お亡くなりになった澤さん、もう一回はやまれんさんのでしたが、興味深く拝見しました。
日本の切手収集家の中での絵封筒の扱いがどの程度なのかはあまりよくわからないです。少なくともそれほど活発ではないのかなと思って見ていますし、封筒の柄に意味はないよ、と仰る方もいらっしゃるであろうことは十分想像できますが、僕は似たような事を海外の切手でやっており、少なくともヨーロッパではこういう捉えられ方をしているのでご紹介します。

僕がやっているのは、ヴァレンタインカバーと呼ばれる使用例の収集です。文献にあたって収集しているのではなく、オークションカタログや店頭で見つけて買っているので、体系的な収集はまったくできていないのですが、(1)日本の絵封筒同様、装飾のある封筒で、(2)当時圧倒的に少なかった、女性差し出てであり、(3)バレンタインデーに限らないがラブレターであることが多いといった点が特徴です。

量で行くと、米国は多いがそれ以外は少ないというざっくりとした情報しか持っていません。(笑)
なので、ヨーロッパで1850年前後であればとりあえず入手するようにしていて、イタリアの最初のバレンタインカバーではないか?と言われているものも持っていたりします。

バレンタインカバーは、視覚に訴える為、伝統郵趣コレクションのあまり代わり映えのしない額面のカバーに使用すると、とても効果的で、僕が今回Australia2013に出品する作品でも下記の様に使用しています。(5リーフ目で、バイエルン、ファーストイシュー3Kr.青の珍しくない方のプレートで、国内短距離宛て料金なので一枚貼りは腐るほど残っているのですが、同じレートでもバレンタインカバーにすると、何か全然見た目が違ってくるんです!!)

しかし、翻って、バレンタインカバーだけを集めている人はいるのか?というと競争展に出すにはふさわしくないにも関わらず結構居たんです!!先日マインツで知り合った、ドイツの大コレクターがいます。初期のカバー専門で特に外信を中心に重量級を押さえられている方で、正直、日本人で僕が同レベルに連想できるのは手嶋康さんだけという、突出したものすごいコレクションの所有者です。
この方の奥様と会食で隣席だったのですが、なんと遊びでバレンタインカバーだけを集めているそうです。郵趣的価値と言うより綺麗だから集めてるみたいですが、半端ないお金持ちの方なので、さぞすごいコレクションなんだろうな、と思いました。なるほど、バレンタインカバーが高いわけだ。。。

ということで、僕のバレンタインカバーコレクションも、競争展にそのタイトルで出すのは難しいかもしれませんが、伝統コレクションに時々まぜていくのと、あとていぱーくとかでバレンタイン特集をやるときが将来来たら、まぜてもらえたら面白いかもしれないなーと思っています。



page-005.jpeg

関連記事
[ 2013年05月02日 09:48 ] カテゴリ:German States | TB(0) | CM(0)
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
この記事のトラックバックURL

このブログの筆者

スタンペディア

Author:スタンペディア
オンライン世界切手カタログを作っています。

スタンペディアの出版物
ブログ内検索