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サイパン

20130616_2
サイパンダはご存知でしょうか?僕はサイパンは一度も行ったことがないのですが、行く友人行く友人、お土産に僕にサイパンダ・グッズを買ってきてくれます。このブログの読者様でも先日、shiggyさんが、サイパンダのリュックサックを買ってきてくださいました。ありがたいことです。

米国の海外領土であるサイパンは、第一次大戦まではドイツ領、その後は日本領でしたので、この期間の郵便物があることは、ジュニアの頃から知っていたのですが、高そうな印象があり、なかなか触れられずに来ていましたが、内国葉書の郵便史を作る中で、南洋での葉書使用例を入手するにあたり、最近いくつかマルコフィリーの観点からカバー類を入手しましたので、ご紹介します。

20130616_4.jpg
サイパン発・米国宛てカバー
差出地:サイパン、櫛型印 大正7.2.18 (1918)、C欄「海軍軍用郵便所」
到着地:米国ニューヨーク宛、機械印 1918.6.12 New York Hudson Term. 印が裏面に捺印
検閲され、検閲済みのシールで封緘されたカバーです。

南洋の地名入り印は、野戦郵便局の消印として登場します。
大正4.10.-(1915)〜大正6.1.31(1917)は、C欄「艦舩郵便所」
大正6.2.1(1917)〜大正11.3.-(1922)は、C欄「海軍軍用郵便所」となります。
このカバーは後者で、JPSオークションに出ていて、最低値で落とせたのですが、マルコフィリーとしては印影が悪いので仕方ないかもしれません。ただ米国宛で、かつ検閲シールが貼ってあったので、トータルで入手しました。
改めて、「艦舩郵便所」「海軍軍用郵便所」の両方の綺麗なカバーか葉書が欲しいですね。


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サイパン発・英国宛てカバー
差出地:サイパン海軍郵便局
経由地:横須賀、櫛型印 大正7.4.23 (1918)
到着地:英国オックスフォード
過去の所有者:Milo Rowell
サイパンに海軍軍用郵便所が開設された後にも関わらず、何故か現地で捺印されず、横須賀まで運ばれ、同地で捺印されたカバーです。ISJPの記事を見たところ、切手を貼らない公用便としてサイパンでは引き受けられた物の、横須賀で切手が必要と改められ、横須賀で切手が貼られ、捺印されたのではないかとの推測記事が書かれていました。
スタンプショウ=ヒロシマ2013で入手しました。過去にISJPにも掲載されたカバーで高かった。でも郵便史の観点から言えばよい一品です。


20130616_3.jpg
サイパン発・内地宛て葉書
差出地:サイパン、櫛型印 昭和8.8.2 (1933)、C欄「郵便局」
到着地:熊本宛
第一次大戦後、旧ドイツ領南洋諸島は日本に委任統治されることになり、それを受け、大正11年4月1日(1922)に南洋庁が設置され、その管理下に郵便局が置かれることになります。そこから使用開始されたのが、この消印となります。ちなみに機械印、ローラー印、年賀櫛型印、年賀機械印、櫛型欧文印もあるので、いずれは揃えたいですね。

内国葉書の郵便史作品に必要なのは、やはりなるべく初期・後期の使用例ですので、正直、この使用例では力不足かもしれません。これからも探し続けていきたいと思います。
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[ 2013年06月24日 15:27 ] カテゴリ:日本通常切手 | TB(0) | CM(0)
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