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リーフ作成記事への反響

季刊で刊行されている、The Philatelist Magazine 第3号に、「切手展向けリーフの作り方」という記事を執筆しましたが、発行直後はもちろん、一月経った今でも色々とご反響いただいており、執筆して良かったなと思っています。当該記事は競争展を念頭におかれている方はもちろん、自由展示をどうやったらうまく作れるか考えておられる方にも役立っているようで、著者の狙い通りの結果になりました。

不思議な事ですが、日本に限らずリーフ作成に関する記事は、ひと頃より激減しています。その理由を探っても、なかなか共通したこれといった理由が聞こえてきません。
「収集人口が減った」「高齢化してリーフを作らなくなった」等の理由を挙げる人もいましたが、今回の反響やアンケートへの回答を見ると、とてもそうとは思えない程、この情報を欲しがる人が多かったのです。

なのでこの手の情報が最近提供されていない原因は「読み手が欲しがる情報を書ける書き手の不在」だと考えるようになりました。

コンピュータに詳しい収集家はそれなりの量存在します。また30代以下はもちろん、40代以上の収集家でも、ビジネスでコンピュータをそれなりに活用されている人の割合はかなり大きな物でしょう。そう言った読み手は、一々ソフトの使い方を解説されずとも、概念としてはセルの枠線や図表作成機能を使って、郵趣マテリアルの枠線をひき、パソコンでリーフを作れることくらいは想像できてしまうでしょう。しかしそれが分かったとしても、自由展示や競争展示で参観者に訴求できるコレクションが作れる事にはなりません。

そうなってくると、欲しい情報は、むしろ、その作業の前後も含めた考え方の情報になります。
「何故コレクションを作るのか?」「誰の目を意識してコレクションを作るのか?」「展示と自分の収集の違いは?」「コレクションをリーフにまとめる事で、コレクションは次の段階に進めるか?」「コレクション作りを経て改善をどう図るか?」「作成したコレクションの展示に関する手間と保管方法」等の考え方を整理したことが、今回ここまで反響が良かった理由だと思います。

また最終章に私の考えを強く述べましたが、私は切手収集はリーフ作りありきだとは思っていません。郵趣はもっと自由に楽しむべきで「リーフ作成しなければ郵趣家でない」等という間違った信仰に陥らない様にして欲しいと思います。リーフ作成は、競争展、自由展示含めて、ある程度の規模のコレクションを他人の目を意識した展示をする時に現時点で最も優れた方法ですが、自分のコレクション整理の主流にするにはあまりに非効率な手法ですし、少量なら展覧会よりも郵趣雑誌やブログへの掲載の方が優れています。実際、著者は不特定第三者に対する展示以外にリーフを作る事は一切行いません。より手軽なストックリーフ、クリアファイルやカラーコピー冊子で十分代替できるからです。

このように、表現・発表方法が沢山ある中で、収集家は、最適な方法を取ればよいと思います。また、リーフ作りについては、今回の記事で自由展示/競争展示共に、一本の筋ができたと思いますが細かいチップスはまだまだ沢山あると思いますので、それらを次号以降では少しずつ追加し、一年後くらいに単行本化できるといいなぁと考えています。







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[ 2014年07月14日 17:06 ] カテゴリ:フィラテリスト・マガジン | TB(0) | CM(0)
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