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図入りリーフプロジェクト(無料)

20150101_1.jpg日本郵政による切手の乱発に対してはネガティブな意見が多くのフィラテリストから提示されています。

しかしこれが郵趣衰退の原因だとは私には思えません。

たしかに私の様なゼネラルコレクターにとっては、一年の発行点数の多い国は厄介です。
けれども、ほとんどの収集家が専門収集をしている現在、発行種類が多かろうが少なかろうが、日本の記念切手をちゃんと集めている人が多いとは思えません。

新しい収集家がフィラテリーに入る窓口が記念切手なのだ、という意見もあるかもしれません。
しかし、前世紀と異なり通信における郵便の重要性が極端に低下している今日、現在発行されている切手をフィラテリーへの導入口とする方法は時代遅れだと思います。

当社ですすめているジュニア郵趣フィラテリーの振興においては、むしろ外国のパケットを買っては整理することに挑戦している中学生や、一枚10円換算で菊切手のロットを購入し、分類している小学生などがいます。彼らにとってはモダンな日本切手よりも何十年も前に発行された外国切手や古い切手の方がはるかに魅力的なのです。

このような経験から私は、仮に郵政の記念切手発行種類数が増加していなかったとしても、郵趣は衰退しただろうと考えています。

そして、そうなのであれば、発行種類数の多さを逆手にとって郵趣振興ができないだろうか?と考えました。

かかる費用は大きく三種類で、このそれぞれを極小化することが勝利のポイントです
1。切手自体
2。図入りリーフ
3。リーフを収納するもの

1。切手
いつ郵便局に行っても多くの種類の記念切手が発売されている状況から、差出人は記念切手を選択しがちです。このため(紙付き切手が入手しづらいという面はあれど、)切手の山の中から記念切手だけを抽出するのに要する労働力は少なくてすむ様になりました。この為、切手市場等では最新記念切手が一枚10円から20円で買える程です。しかも消印の乗り具合も十分な状態で、です。

「なんだ、使用済みかー」とがっかりする必要がないのは、過去の記念切手を見る限り未使用よりも使用済みの方が珍しくなっている状況があるからです。発行枚数の少ないモダンものならなおさらです。

年間で300種類以上発行され、額面合計が3-4万円の記念切手を、使用済みの状態で切手市場で3,000円程で揃えられるとしたらどうでしょう?相当楽しめると思いますし、使用済みですので一点一点の違いが楽しめ、消印を勉強する事もできるため、趣味として面白いと思います。

2。図入りリーフ
そして、この時に大事なのは、切手以外のものになるべくお金を使わせないという事です。そしてそれはカタログであり、図入りアルバムであったりします。下手をすると切手に払う金額(3000円)の何倍ものお金が掛かってしまうでしょう。もし図入りリーフをPDFで生成してくれていたなら・・・。(この話は最後にします)

3。リーフを収納するもの
一昔前は、切手の収納品は良い物を使用すべきだと根拠無しに語られていましたが、国際展に出品するクラシック切手を収納するならいざしらず、モダンな記念切手を安く整理するのに高い収納用品を使用する必要はないと私は考えています。少なくとも初心者やジュニアが選択できる範囲の選択肢を提示する事に頭を使うべきです。

大事なのは、切手を傷つけない道具であるというただ一点だけであり、環境に配慮した製造技術が発展した今日では、何万円もするフランク・ゴットンと100円ショップのクリアケースで差が出る事はありません。

以上

で、今回のポイントはもう一度、2。図入りリーフ に戻って、カラーの図入りリーフをPDFで提供するプロジェクトを始めましたという事です。早大生の木戸君に当社の仕事を手伝ってもらい、使用済みでの収集を前提とした図入りリーフ27枚をPDFで作ってもらいました。こちらは、「スタンペディア日本版」の2015年度会費を納めた方はどなたでも自由にダウンロードできる様に近日、提供予定です。

実は、池田健三郎氏や和田文明氏よりアドバイスを頂いていたのですが、欧米の主要な切手趣味の協会は皆、自国の前年の図入りリーフをPDFで無料で提供しているとの事でした。日本では現在その様なシステムがありませんので、スタンペディアでトライしてみたわけです。2014年版はまだβ版ですので改善を施し、システム化し、その後一気に過去に溯ってみようかと考えています。また別に日本に限る必要もないと思いますので、スイスとかの図入りリーフも作ってみたいなーなんて考えています。

日本切手の図入りPDFリーフも入手できる「スタンペディア日本版」の会員制度の詳細はこちらをご覧下さい。
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[ 2015年01月03日 18:43 ] カテゴリ:ユースへのフィラテリーのプロモーション | TB(0) | CM(0)
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