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「郵趣研究128号記事の件 その後(3/10記事)」への補足

池田さんのブログで、3/10の当方のブログポストに対するご意見が掲載されました。

その反論を拝見して、3/10の僕のブログポストを誤解され述べられているのでは、と感じた部分がありますので、補足させていただきます。

なおオピニオンの発信で、うまく伝わらなかった場合は原則として発信者に責があるというのが僕の考え方です。ですから、池田さんをミスリードしてしまったことへの責任は僕にあると思っています。この点に関しては申し訳ございませんでした。



さて、今回池田さんは次のように書いています。
「「JAPEXのルールはあってないようなもので、その運用は審査員に委ねればよい」という考え方もあるかもしれません。仮にこれが金融市場のなかの一企業の話であれば、そうした手法も有効でしょう。市場原理が適切に働いている限り、質の悪いものは自然淘汰されるからです。」

この文章を読み僕が感じたことは、前回の当方のブログポスト中のオピニオンは、
「JAPEXはすべてのルールを廃止して、審査基準を含む各種運用を、すべて審査員に委ねれば良い」という印象を誤って与えてしまったのではないかとということですが、そうは思っておりません。




僕の本意は以下のとおりです。誤解を招いたことを改めてお詫びした上で、箇条書きで伝えたいと思います。

1.(池田さんのおっしゃる通り)現時点で規則を守れていない。制定した以上守るべき、というのは仰る通り。

2. しかし一つのルールを守れない人が、二つ目、三つ目のルールも守れるだろうか?現実的ではない。

3. であれば「初めの一歩」は「一番大事なルールを守れるようになること」にフォーカスし、確実に結果を出すべき。

4. 二大競争展にとって一番大事なルールは「国際展ルールのGREX」だと思う。
 * GREX=General Regulations of the FIP for Exhibitions, 全文読みたい人はNY展HPを乞参照[P.34-]
  GREXには国際展のアクセプトに関する項目をはじめとして国内展では必ずしも必要でない項目が多く書かれているというのは確かにあります。また細かい運用まで書かれているかというと必ずしもそうではありません。しかしこの規則は競争展を行う上での憲法のようなものであり、関連する規則もすべてここから派生していることを考えると、運用まで含めた理解をすれば、すべて事足りると僕は考えています。

5. JAPEXの一般規則の条文や解釈・運用は、現在のGREXのそれを十分に反映した結果になっているだろうか?
 むしろこの規則の存在が、本家本元のGREXの現在の解釈・運用の理解をする努力をしない事への免罪符になっていまいか?
 * GREXは最初の制定以降僕の知るだけで二度の改正を経ているはず。
  その解釈や運用に至っては、各種セミナーを通じ多岐の事例が示されており、キャッチアップするだけでも大変。
 「GREXはそもそも日本に馴染まない」「日本独自の審査をしなければならない」など勝手な解釈を許す元凶です。

6. JAPEX一般規則は廃止する。廃止できない場合は、少なくともGREXの下位に位置づけなければならないことを審査員に浸透させ、審査員や出品者とのやりとりはガラパゴスなそれではなく、国際展準拠したもので行うべき。
 * GREXもしくはその正確な日本語訳があれば、個別展が特別規則はまだしも一般規則を作る必要は本来はない。

7. (池田さんとは意見が明確に異なりますが)GREX無記載の範囲は、審査員の運用に任せて良い。
  そもそも、グランプリは別として、ありがたがる人がそんなに多いとも思えない特別賞は不要ではないか?


以上の主張をまとめた上で考えると、守られていないルールを何本も残しておくよりも「General Regulations of the FIP for Exhibitions」の考え方の徹底という一つのことをやりきる方が、JAPEXに対する信認を大いに高めると、僕は考えます。



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[ 2016年03月12日 21:27 ] カテゴリ:競争展のルール | TB(0) | CM(0)
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