Stampedia founder's blog

オンライン世界切手カタログ「スタンペディア」創始者のブログです。
Stampedia founder's blog TOP  >  未分類 >  鳴美株式会社の単行本の刊行の方針

鳴美株式会社の単行本の刊行の方針

本日、鳴美株式会社より、同社の単行本の特別セールの案内状がきました。幾つか欲しい書籍もあるので、この機会に注文しようと思うのですが、案内状の文面をきちんと読み、改めて同社の単行本の刊行方針が素晴らしいと思いましたので、敬意を表して取り上げることにしました。

曰く「郵趣関係の出版物は、その時に売れる数だけ印刷して、一度出したら売り切っておしまい、というのが一般的でした。ですから、新しい収集家が現れても、新しい分野に興味を持っても文献がない、という有様でした。弊社では、新たな分野の収集を始めようという人に文献を提供できるよう努めております。」とのこと。そして同社はすでに100冊を超える郵趣出版物を世の中に送り出しているとのことです。

以前に発行された郵趣文献を、新しい収集家に対しても、入手可能な状態にするという方針は、郵趣振興にとって重要な要素だと私は考えています。これは特に初心者から中級者へと進みたいフィラテリストや、それまでに収集していたのと別の分野を新たに収集開始するフィラテリストにとって、大きなステップとなりますので、様々な点で郵趣界を活性化させることができます。

その実現手法として、当社はオンデマンド出版を選択しています。(来年一月から、売り切れ書籍の再刊行をスポットで毎年一度以上実施予定です)それと手法は異なりますが、鳴美が目指すゴールは当社と同一ですので、志が同じで嬉しく思いました。

実際、製造部数と初期販売部数の差は在庫部数となりますので、倉庫代を考えると、既存の郵趣書籍の出版社がこの方針を貫くのは簡単なことではなく、発売開始から数ヶ月で入手が不可能になってしまう書籍を発売する出版社も存在しますし、この方針を非難することは誰にもできないでしょう。

実は、郵趣文献は、いつでも入手可能なものよりも、一時に発行されて、その後は入手困難な方が、書籍譲渡価値は高くなります。オークションを見てみると、その傾向がよくわかります。鳴美の郵趣文献は、たんぶるぽすと増刊号として、多くの部数が配本されているため、落札価格が高くなることは、他の文献に比べるとかなり少ないです。しかしオークションで出品者が得るお金は、出版社にも著者にも一銭も入りません。従って、少なくとも出版側は、購入者の未来の譲渡益の為に入手困難な書籍を発行しているわけではありません。

日本郵趣出版の編集部の従業員にフィラテリストが一人もいないことを考えると、今後の郵趣書籍の担い手は、鳴美さんが中心になると思います。カタログからコレクション集までとにかく守備範囲が広いのはさすがだと思います。もちろん当社も指をくわえてその状況を見ているのではなく、少しでも絡んで行くことができるよう精進したいと思います。

出版社が儲かるかどうかは別として、情報発信したいフィラテリストにとって、現在の郵趣関連書籍の出版環境は大変良好で、昔のように自費出版に何十万円もコストがかかることもなく、宣伝もしやすい環境となってきました。書籍の出版に関してのお問い合わせ、お待ちしております。
関連記事
[ 2016年08月12日 21:01 ] カテゴリ:未分類 | TB(0) | CM(3)
shiggy
なぜだか切手屋さん、協会の従業員も競馬好きの人が多いんですよね。なんでかなあって今でも不思議です。
[ 2016/08/13 09:30 ] [ 編集 ]
競馬好きな切手屋さん・協会の従業員
切手収集家ではない協会の従業員についてはわかりませんが、切手屋さんはわかるような気がします。

自分の眼力と経験と情報と知識により、機会があれば掘り出し物(万馬券)を獲る可能性がある点が似通っているように思います。

切手収集家にも多いのでは?
それとも競馬に使うお金があったら、切手を買うのでしょうか?
[ 2016/08/14 08:43 ] [ 編集 ]
最近の
文献環境については僕も同感です。興味を持った時に欲しい気持ちに対応いただけるのは大きな存在です。今後の活用や都市部の住宅事情を考えるとstampedia事業のひとつ電子版書籍にていつでも手に入れられるのは有り難いです!
[ 2016/08/15 23:49 ] [ 編集 ]
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
この記事のトラックバックURL

このブログの筆者

スタンペディア

Author:スタンペディア
オンライン世界切手カタログを作っています。

スタンペディアの出版物
ブログ内検索