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WSS NY2016が、ボストン2026実行委員会に対して約1,000万円寄付したことをプレスリリース

World stamp show New York 2016 は、2016/5/28から6/4まで米国ニューヨークで開催された国際切手展です。私吉田は、池田健三郎さんと共に、同展覧会の日本コミッショナーに選任され、2015年頭より活動してきており、ほぼすべての活動を無事に完了しました。その遂行については、本ブログに取りまとめるとともに、各郵趣雑誌の発行元に電子メールでお伝えし、私を含む様々な方により記事やコラムを書いていただく材料としていただきました。

コミッショナーとしての残存業務は、ある一つを除き完了しているのですが、本日未明(米国時間8.14)に、組織委員会より掲題のプレスリリースが送られてまいりました。WSS NY2016の広報は大変上手で、参考にしたいと私も思います。

内容としては、WSS NY2016の収支残高より、最初の寄付を、まずはBoston 2026の実行委員会に行ったというもので、その金額は10万米ドルで、年末までに実行されるとのことです。

同プレスリリースより次のことがわかりました。
  • 米国の国際展実行委員会の間では、収支残高よりある一定の金額を10年後の実行委員会に対して渡すことが慣例である。
  • 米国の連続する二つの国際展実行委員会において、責任者は同一でない。

Boston 2026(2026/5/23-5/30に開催)の責任者は、ナンシークラークさんという方でNY2016のサアジさんよりもご高齢の方に見えますが、とにかく米国は新しい責任者のもとで、Boston2026開催に向けて今から10年を過ごすのでしょう。米国展の規模ともなりますと、1,000万円ではとても足りないと思いますし、郵趣の世界的な傾向から行きますと、少数精鋭化が10年後にはさらに加速している可能性が高いですが、とはいえ今回の展示作品の質と量を消化することができなかった身からすると、またすごい切手展になるのだろうなぁ、と言う期待が大きいです。

願わくば次回の切手展は、今回の私たち同様に「当たり前のことを当たり前にやってくれる」コミッショナーに、作品の行き帰りの運搬及びルーチンワークと突発的事項への対応(2日半の労働)を委託し、私自身は(1)より多くの作品を見て(今回は伝統郵趣のみ、しかもその3/4くらいしか見れなかった)(2)切手商で掘り出しをし、(3)多くのパーティーで交流し、(4)行き帰りは貴重品を一切所持せずに、観光して帰国する日々を過ごしたいと思います。

今回私たちが勤めるまで、コミッショナー業務はブラックボックス(流行語!)でしたが、いろいろな記事でノウハウを執筆したことにより、コミッショナー業務はさほど難しくなく「当たり前のことを当たり前にやる」能力のある人であれば、こなせることが皆さんにわかってきたと思います。また金銭的負担も欧米や大荷物でなければさほどかからないことも分かったのではないかと思います。

もっとも作品の運搬については個人間の業務委託契約に基づくものですから、必要経費を試算してコミッショナーが決定すれば良いことで、必ずしも欧米行きのコミッショナーは、赤字を被るべきと言う意見には与しません。むしろ大事なのは収支報告による会計の透明性と、コミッショナーに委託された者が、出品者の依頼によりすべき有償業務である作品の安全・確実な運搬を遂行することだと思います。

実際、未経験の方でコミッショナーをやりたいと手をあげる方も出てきていると聞きます。喜ばしい限りです。同業務を一部のフィラテリストのご負担に偏在させないために、私どもではNY展のコミッショナー業務のマニュアル化を6月より執筆中です。それを見て、より多くの方にコミッショナー業務の概要を知っていただき、コミッショナーに選任される母集団が一人でも増えれば、先の私の希望も叶えられるな、と思っています。





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[ 2016年08月15日 13:13 ] カテゴリ:WSS NY2016 | TB(0) | CM(0)
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