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改色20銭 DIE II 4枚貼り 満鉄付属地発 米国宛航空書状 日満間も航空逓送

インドネシア出張で入手したマテリアルです。

改色20銭 DIE II の気の利いた複数貼りを探していたところ、満鉄付属地のラスト(1937年11月末)に近い日付の使用例があったので買い求めた次第です。帰国後調べたところ、航空郵便の範囲が米国内に加えて日満間も対象になっており、適正料金が納付されていました。私は昭和初期の航空郵便の適正料金にはさほどこだわりませんが、やはり適正であれば嬉しくはあります。好ましい使用例と言えましょう。

私の収集範囲外ですが、昭和切手の専門家によれば、昭和12年8月発売の東郷4銭の、満鉄付属地使用の可能性は三ヶ月強しかなく、その点では珍しいマテリアルなのだそうです。昭和切手はもう私は集めていないのですが、確かに富士鹿4錢・昭和白紙との切り替わりの遅さから昭和12年使用例がふんだんにあるわけでないことを考えると、満鉄付属地における使用例はより一層少ないことはなるほど類推できます。

なお、このカバーは、クラシック切手をやっている身からするととても綺麗なカバーだなぁと思うのですが、その経験のない方からすると雑多な混貼りという印象を受ける人も多いかと思います。良いカバーの基準は時代によりかわりますからね。


2017年08月08日11時19分13秒_004

1929 20 Sen Die II, two vertical pairs franked with e.t.c., tied by roman letter c.d.s. in purple
MOKUDEN / I.N.P.O. to Massachusetts, USA, 8.10.37 ( Showa 12 )
95 Sen correctly paid for airmail letter between Manchuria and USA via Japan,
20 for surface letter, 35 for airmail fee between Manchuria and Japan and 40 for airmail fee in US.
友人Tからの追加情報 付属地では、行政権移譲後も3ヶ月は日本切手通用となっていました。その間の東郷貼も存在します。とのこと。
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[ 2017年08月08日 11:52 ] カテゴリ:富士鹿・風景 | TB(0) | CM(0)
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