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1922年シリーズ8銭赤 初期製造分(震災前製造)と欧文機械印の組み合わせ

富士鹿・風景切手の伝統コレクション作りで最も難しい1922年シリーズ 8銭赤の初期製造分の代表的な使用例は外信葉書です。ただ田沢8銭の在庫が十分ある上に、外信私製葉書用切手の需要が小さかったことから、それすらもありふれたものではなく、見かければなるべく買い求めるようにしています。

大正時代は絵葉書が流行していたこともあり、裏面に8銭切手を貼り付けた外信私製葉書もよく見ますが、伝統郵趣の使用例として「この一枚が至高」と言える外信私製葉書の使用例を見せるのであれば、難しいながらも吟味したとは言えない普通の裏貼り使用例は避けたい。

となると、チョイスのポイントは(1)初期使用か?(2)消印が特殊(3)到着印なども含めてルートが特殊(4)見た目が美麗、といったところになろうかと思います。混貼りも含めた1922年シリーズ 8銭赤の最初期使用としては1922年1月まで遡ることができますが、それも含めて上半期ですら数えるほどしか目にしたことがありませんので(1)の点では4-6月あたりを一つの目標にしています。

(2)については、手押し印よりも1920年12月から一部の局に導入された欧文機械印が、印影が美しいという点も含めて最も良いと考えています。そんな中先日のジャパンスタンプオークションで、横浜と長崎の1922年消しが登場し両方揃えることができたのは幸運でした。特に長崎は1922年7月の使用例であり気に入っています。

香港宛てもその次の?(Zeeland??)宛ても到着印が押されていないので、(3)の点では不満が残りますが、普通葉書では仕方ないのかもしれません。多少茶けてはいるものの(4)の美観も満たしていると言えましょう。

願わくば、あと神戸と東京も入手して、欧文機械印を4局コンプリートしてみたいですが、ちょっとハードルは高いかもしれません。この二局の震災前の欧文機械印の押された外信私製葉書には大抵の場合、田沢8銭灰が貼られているため、両局では富士鹿8銭赤を販売していなかったと考えているからです。ただ東京における木村梅次郎差し出し使用例はそれなりの数が発見されていますので、彼が外信単貼りも作っていないかなーと淡い期待をしています。

2018年03月15日17時28分15秒_002
2018年03月15日17時28分15秒_001

Single frankings of 1922 issue 8 Sen, the first impression
tied by r.l.m.c. with 6 wavy lines and JAPAN as an indication of country name
NAGASAKI to Hong Kong, 10 JUL 1922
YOKOHAMA to ? 15 SEP 1922
8 Sen correctly paid for surface post card
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[ 2018年03月20日 17:29 ] カテゴリ:富士鹿・風景 | TB(0) | CM(3)
どちらもきれいですね。
[ 2018/03/23 06:55 ] [ 編集 ]
Zeeland
『ゼーラント州(Zeeland、海の国の意)は、オランダ南西部の州である。』(出典:ウィキぺディア)とありましたから、オランダ宛のようですね。Van(Von?)のような単語も見えますし。
筆記体のカバーは、綺麗ですが、読めないことも多くて・・・。
皆さんどうしているのでしょう?
[ 2018/03/23 22:24 ] [ 編集 ]
frostさん、ありがとうございます。
Zeelandはオランダでしたか。なるほど!ありがとうございます。調べるのをすっかりサボっていました。
私は、ドイツとスイスを集めているので、それらの国の地名はかなり覚えています。局名リストも持っているので、頑張って一文字目さえ読めれば、かなりの確率で判読できるのですが、問題は、一文字目の筆記体の崩しが達筆すぎて読めないことも時々あります。
[ 2018/03/24 04:08 ] [ 編集 ]
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