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富士鹿赤8銭:第1期(震災前製造分)の発売局は?

1922.1.1に発売されたものの、田沢8銭灰が売り切れた局以外では発売されず、1923.9.1の関東大震災で全在庫と印刷版が消失してしまったと言われる、富士鹿8銭赤 第1期(震災前製造分)ですが、実際に発売された局はどこだったのかを調べています。

昔から販売局として報じられ有名だったところでは長崎(1922.3月)と横浜(1922.5月)があります。先日私が輸入した京橋局(1922.3月)は到着印もしっかりした一般外信便ですが、これまでに報じられたことはなかったと思います。

それ以外に、見つけたら買うようにしているのが私製葉書です。ほぼ確実に絵入り葉書で、表に切手が貼ってある方が競争展の展示という観点からは良いのですが、裏に貼られていることから垣間見える事情に今回気づきました。
2018年03月26日13時24分35秒
2018年03月26日13時24分22秒
2018年03月26日13時24分09秒
2018年03月26日12時54分43秒

1922 8 Sen, the first impression frankngs
NIKKO to Conn. / USA 11 8 5 (1922)
HIROSHIMA to Cal. / USA 13 3 17 (1924)
NARA to Ontario / Canada 12 6 16 (1923)
KIOTO to Ontario / Canada 21 6 23 ( Taisho 12 )

日光、広島、奈良、京都・・・。これって全部、日本の有名な観光地ですよね。米国人やカナダ人宛に送られた絵製葉書。これって外国からの観光客が観光地で絵葉書を買って、その場で切手を求めて貼ったのでは?というのが私の勝手な推測です。ひょっとして、絵葉書を販売している、観光地のど真ん中に、切手取扱所や臨時売店みたいなのがあって、そこでは、本局に在庫のある田沢8銭灰を出さずに、富士鹿8銭を売ったのでは?という仮説を立てました。

昭和11年から発売される、国立公園切手は、富士鹿・風景切手といった当時の世界の風景切手( landscape issue )の流れを受け継いだ切手で、ある意味、観光地では積極的に販売された事情もあります。そのようなマーケティング活動は国立公園切手が発行されて初めて行われたのではなく、1922年シリーズ発行当時からの試行錯誤の末に改善していった結果でしあれば、良い成果も得られるでしょう。

当時の写真とかあればいいんですけどね。観光地だから意外と残っているかもしれないですね。さてこの仮説はあっているでしょうか。売っている切手までわからなくていいので、売店が出ていたことがまずは知りたいですね。あと、
日光、広島、奈良、京都以外の観光地の使用例もあったらいいなぁと。
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[ 2018年04月05日 13:23 ] カテゴリ:富士鹿・風景 | TB(0) | CM(1)
富士鹿と風景は、ともに外国郵便に使用される、外国人の目に触れることを前提にした図案ですから、外国人が多く訪れる観光地最寄りの郵便局では、積極的にそれらの切手を売りさばいていたのではないでしょうか。
そういえば、震災8銭にも同じ傾向が見られます。
[ 2018/04/06 18:49 ] [ 編集 ]
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