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富士鹿・風景切手コレクション生成時のターニングポイントとなったマテリアル(1)

世界的にはほとんど無名の「富士鹿・風景切手」を、5月末にイスラエルで開催される世界切手展に初めて出品することになりました。

ヨーロッパのクラシックを収集していると、数ヶ月何も入手できないなどということがざらです。この状態はストイックというよりもしんどい。手彫切手だって安いものだったら千円未満のものも含めて毎週のようにマテリアルが選び放題の日本のクラシック・セミクラシック収集との違いはこの点でしょう。実際、僕のスイスクラシックは年に3回程度のオークションを除けば、毎年平均2−3回の取引ができれば御の字で、なかなかマテリアルが増えてきません。

このような事から、昔から外国クラシック収集家はサブコレクションを持つのが常識であり、私もその真似をして、色々と広げているうちに、いつのまにかサブコレクションの方で有名になってしまったほどです。その力を入れている一つが富士鹿・風景切手です。

サブ収集とはいえ、別に手を抜いて収集するということではなく、製造面、使用面に始まる全ての点について深く研究し収集することに代わりはありませんので、ものは根こそぎ買うことも多いです。ライバルの多いジャンルですと、根こそぎ買うことはコスト的にもチャンス的にも難しいのですが、ブルー・オーシャンのジャンルであれば、誰も見向きもしないので、安く買いたい放題です。

一つ目の収集範囲だったら、そんな余裕はなく、盲目的に好きになった切手を集め始めてしまい後にはまってしまうのでしょうが(まさに私のスイスがそれです)経験値を持った上で、全体を俯瞰した上で、「今誰も熱心にやってないな」と判断して選択したシリーズが「富士鹿・風景切手」でしたので、ある意味効率的に収集をしてきたこの4年ほどでした。

そんな中で最初の方で出会ったキーマテリアルを展示したのが下のリーフです。今からいえば笑い話なのですが、このマテリアルは、有名な切手商で店頭のクリアファイルにずーっと挟まれて誰も買わなかったという、売れ残りのマテリアルでした。ブロックの目打が部分的に離れているところがあり、消印も読みづらく、私自身も購入に躊躇したほどで、なかなか値引かない店主が自ら値引きをオファーしてくれてようやく取引が成立した、いわばドラフト選択順位第7位程度のマテリアルでした。

しかしイチローがドラフト指名第4位だったのと同様に、この選択下位のマテリアルは調べれば調べるほど、展示すればするほど、重要度の高いマテリアルだと気づくようになり、昨年出版した私のコレクション集である「富士鹿・風景」では西の横綱に位置付けています。

そんなマテリアルをより目立たせるため、全5フレームの中で、唯一ここだけ大きなホワイトスペースを取り展示しました。第4フレームでの展示にはなりますが、これにより目立つことでしょう。


20180509_2.jpg


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[ 2018年05月16日 18:58 ] カテゴリ:富士鹿・風景 | TB(0) | CM(0)
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