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講演「国際切手展での審査実務」

全日展が終わりしばらく経ちます。
会期中のイベントでもっとも為になったのは間違いなく「国際切手展での審査実務」(佐藤浩一さん)という講演でした。

国内外の競争展の審査員をボランティアでしてくださる方に感謝していますが、正直、分野がどれであれど、現在の国際展でのリーダークラスでの審査実務経験が豊富な方からのアドバイスでないと、なかなか活かせないなというのがしばらく前から感じていた感想です。

そして「国際展でのリーダークラスでの審査実務経験」が豊富な日本人は、私を含めて限りなく誰もいないわけですから、国際展の審査について語りたいのであれば、この講演を聞かないという選択肢はなかったと思います。聴衆は22名。出品者もいれば国内展の審査員もいました。良い学びをした出品者は作品の改善に繋げられるでしょう。また良い学びをした審査員はより適切な審査ができる様に成長できたものと思います。

競争切手展は国際郵趣連盟が決めたルールに準拠して審査される競技です。詳細な審査規則が存在する欧米発祥のゲームに、出品者もしくは審査員として参加する事を理解した上で規則と運用を理解することが成果を最大化する出発点です。この原則を通過せずに、「自分オリジナルの〜」とか「日本独自の〜」を多用しても、出品者として良い作品は作れませんし、また審査員として適切な審査をできません。

国内審査員の評価は、同一作品を国際展に出した時にどれだけ近い点が取れるかだと私は思います。甘くつければ良いものではありませんし、厳しすぎるのも適切ではありません。大変難しい作業だと思いますからボランティアで審査員をしてくださる方には感謝しております。ただ高校野球の審判をやってるおっちゃんも、規則やその運用を知らなければ野次られるのは当然です。彼らの大半はきちんと勉強しています。国際切手展に準拠すると宣言している展覧会の審査員を引き受ける方も同様であり、規則と運用の理解を知っているのが前提です。その準備ができない間は引き受けない方が本人の為になると思いますが、そうするとJAPEXとかはテーマティク以外の分野は審査員が2,3人しかいなくなってしまうか・・・。

ちなみに全日展の審査も結果やクリティーク内容だけを見聞していると首を傾げるところがまだまだゼロにならないのですが、そもそも審査競技では誤審がある前提で競技者は競技に取り組むべきと私は考えていますし、彼らは第一に国際展規則とその運用を尊重している(様に私には見える)ので、これらの前提で見ればOKの範囲内かと捉えています。

少々脱線しましたが、本公演で配布された資料は、なんども読み返していますが、まだ自分のものにすることができていません。それだけ考えることが出てきましたし、国際展の審査規則と運用の理解について無知な点がまだまだ多い事を実感させられました。まぁこのルールを勉強することがまた競争展の楽しみの一つでもあるわけですが。大学まで部活をやっていた陸上競技のルールのことを思い出します。

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[ 2018年07月30日 23:28 ] カテゴリ:未分類 | TB(0) | CM(0)
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