FC2ブログ

Stampedia founder's blog

オンライン世界切手カタログ「スタンペディア」創始者のブログです。
Stampedia founder's blog TOP  >  未分類 >  ジャパン12月セールその4

ジャパン12月セールその4

会場となるサイアムパラゴンはこれまでにフィラテリーであれプライベートであれ何度も訪れている勝手知った場所です。
午後3時半から午後6時までの二時間半しか参観時間がないため、皆さんへの挨拶もそこそこにお目当の作品を見て回ります。1分が惜しいスケジュールの為、挨拶そこそこにならざるをえませんでしたこと、ご了解頂ければ幸いです。
今回最も見たかったのはハッカメーのリバイバル作品の喜望峰三角切手です。日本人でこの切手を最も極めたI先生が既にご帰国されたあとでしたので、その解説をお聞きできなかったのは残念ですが、私の少ない喜望峰の知識でも十分楽しめる分かりやすいビッグマテリアルの多い作品でした。

残念ながらグランプリ候補には選ばれませんでしたが、大金賞にふさわしい珍品の多く含まれた作品で、プロイセンの作品作りに大いに参考になりました。
また、会期後に井上さんとも話したのですが、ゴールドを獲得できるシリーズの範囲は以前では考えられないくらい広くなってきており、きちんと作れば作るほど一発引っかかってゴールドになる可能性が高い時代になったのだなぁと感じました。これは日本の多くのエグジビターにとっては朗報だと思います。これまではインポータンス、トリートメント、レアリティ、スタディの全てが良くないと金賞に到達できない感じでしたが、仮にこのうちの一つが欠けても今なら金賞が十分に狙えると感じました。従って、戦後の通常切手も狭い道ですが金賞の可能性が十分にあると思いますので、そのかわり、トリートメント、レアリティ、スタディで減点されないことが重要です。
そんな考えのもと、モダン作品評価の指標として以前から注目してきた仏マリアンヌミュラーが今回金賞に到達し、その作品における使用例の占める範囲が半分以下どころではなく、おそらく2割程度にまで減っていることを筆頭に、モダンの評価はより切手自体に関心が移っていることを感じました。

私もモダンの範囲ではいくつか作品を作っており、らそれらは国内の標準的な感覚としてカバーの割合が少ないトリートメントですが、それでもまだ多いかもしれないと感じています。二次動植物国宝は来年展示を検討しているので、全日展で良い賞を取ったとはいえ、改めてトリートメントを見直したいと思います。
自分の出品2作品を見るのは翌朝のクリティークでいいやと考えて省略したもののあっという間に午後6時を過ぎてしまい、パルマレス参加のためにスーツに着替えにホテルに戻ります。
パルマレスは一駅離れたオフィシャルホテルのアジアホテルで開催されますが、どうもこのホテルは宿泊者に評判が悪いようで、3度も部屋チェンジのリクエストを出した猛者も…
ほぼ時間通りに始まったパルマレスでは2度ほど登壇しますが、それ以上に外交を頑張り、ほとんど自席にはいられませんでした。今年のPJ2018に寄稿をくれた旧知のフェルドマンさんは雑誌の出来を殊の外喜んでくださりました。ちなみに彼の寄稿とと同名の作品は初出品5フレームで金賞を受賞しています。おめでとうございます。

また多くの外国のフィラテリストにスタンペディアの出版物を案内することができ、たいへん充実した時間を過ごすことができました。同書の雑誌部門の世界展金賞が確立した今となっては、むしろ大事なのは、より多くの世界のフィラテリスト個人個人への当雑誌の浸透だと考えていますので、こういった活動は今回に限らず行なっていきたいと考えていますし、ようやくパーティをそのような活動に有効利用できるようになりました。
パーティ後は、大阪から珍道中で訪泰し、日本人女性初の世界展出品者となった2名のうちの1名であるKさんと米国のディーラー親子とアジアホテルでお茶をして散会。ホテルに戻ると再び爆睡となりました。
翌日は自然と目が覚め朝食荷造りもそこそこにチェックアウトし、早めに展示会場へ。クリティーク開始までに見逃した作品を少しでもチェックします。タイの展覧会は毎回最終日午後に王女が来訪し誰も展示場には入れなくなる事態が過去に起きており、学習効果からです。
クリティークでは、2作品とも示唆に富む実行可能なアドバイスをもらいましたので、富士鹿はゴールドを目指して、またプロイセンは大金賞復活を目指して何をすれば良いか、とりあえず今回の審査員の言い分は理解しましたので、持ち帰って戦略を練ろうかと思います。
クリティーク後は楽しみにしていた、担当審査員でなかったドイツ人からの批評時間。この時間が最も充実していました。彼とはオークションで何度も競ったどおしで、お互い名前は知っているけど会話するのは初めてどおし。
テーマ専門の人なので、世界展の伝統郵趣の審査の実態からは疑問のつくアイディアもありましたが、郵便種別などはカバーを見ただけでわかる人なので、この際わからないところを一気に教えてもらいました。
展覧会に展示するメリットの一つは、このように審査員以外でも役立つ指摘をくれる人に会える事ですが、ようやくプロイセンでもそのような友人に出会えることができました。彼とはお互い切磋琢磨しながら2021年のエッセンに向かうのかなと感じます。まぁ今はこちらが便利使いしているだけですが。
案の定正午で会場からは締め出され、帰途に着く途中のバンコク国際空港で今ちょうどブログを書いています。帰国したらジャパンの結果もわかるでしょうし、フィラテリストマガジン21号の編集も始まりまた忙しい日々ですが、普瑞富士鹿については早めに作品のメンテナンスを再開したいですね。
おわり
関連記事
[ 2018年12月03日 20:00 ] カテゴリ:未分類 | TB(0) | CM(0)
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
この記事のトラックバックURL

このブログの筆者

スタンペディア

Author:スタンペディア
オンライン世界切手カタログを作っています。

スタンペディアの出版物
ブログ内検索