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最近の入手品から(6)

GW中は毎日最近の入手品のご紹介をしています。もっぱら日本切手のマテリアル中心ですが、改元後の二日間だけは、メイン収集範囲のスイスとサブのプロイセンを持ってくることにしました。昨日スイスを紹介したので、今日はプロイセンです。この3月に入手した、この半年で最大の獲物です。

僕のプロイセンコレクションの特徴は、一番切手シリーズに特に注力している点にあります。国際展で上級審査員が時間をかけてみる最初の3フレームに目玉を配置することができれば、その時に目の届かない4−8フレーム目は仮に上級以外の審査員が見ていたとしても審査結果に与える影響は少ないと考えられるからです。

もちろん二番シリーズ以降を手抜きしているとは言いませんが、不退転の決意ではオークションに参加してはいないかもしれません。日本切手を収集している人にわかりやすく言えば、小判切手の難易度が旧と新では異なるように、また田沢切手の大正白紙と大正毛紙の難易度が違うように、ドイツのクラシック切手も一番シリーズと二番シリーズでは概して古いほうが難しいし、特に知識のない審査員はそう考えがちだからです。

とは言うものの、未使用最大ブロックをはじめとして、一番シリーズのマテリアルが充実してきた今、何を買うかとなると、実際にもう買えるものがほとんどないのが実情です。そして改めてリストアップしたのが、Provenanceのはっきりしたマテリアルで、プロイセンの場合重要なのは、BokerやCasparyなど約10点が候補になりました。

これらのex-Bokerマテリアルの大半は、故Haup氏が買ったと思われたため、夏のHeinrich Köhlerまで待たなければならないと思っていた矢先にドイツから2月に届いたオークション雑誌を見てびっくり。ex-Bokerの2Sgr.最大ブロックが競売予定となっているではありませんか!

即座にこの事実に気づいた原因は、このマテリアルが変形8枚ブロックで、ビジュアルを覚えやすかったからです。日本の新しい切手を中心に集めていた自分からすると、「このようなシンメトリーを壊すマテリアルは如何なものか?」と思っていた時期もあるのですが、国際展の上級審査員は目が肥えているので、むしろこのような変形マテリアルの方が良い印象を受けるようです。切手展の世界でも予定調和は嫌われるのかもしれません。爾来、富士鹿であっても変形マルチプルを目ざとく探すようになりました。


HARALD-482-12500.jpg

1850 irregular shaped block of eight 2 Sgr.
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[ 2019年05月02日 02:35 ] カテゴリ:未分類 | TB(0) | CM(0)
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