Stampedia founder's blog

オンライン世界切手カタログ「スタンペディア」創始者のブログです。
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今年の一番切手

元旦にフィラサーチで発見した、シュリーゲルのアフターセールでのお買い物が、1月末日の今日到着しました。
1 Sgr.の使用済ブロックとしてSecond Largestの6枚ブロックです。最近は田型ではもう満足しなくなってきました。このマテリアルは多少割高で売れ残ってはいたのですが、僕にとってはラッキーでした。

リプリントと知らずに田型2点を重宝していたため、しばらく前まで1Sgr.のブロックは使用済一つだけというインパクトの弱いものでしたが、12月に入手した未使用ブロックも含めて、これで合計4点になり、国際展でも十分審査員にアピールできる陣容が揃ってきたと思います。

プロシアの6枚ブロックは、リーフのトップラインに一点だけ置くのにちょうど良い大きさで、アピーリングです。他の額面でも揃えられたらと思いますが、2 Sgr.青が最大の難関だと思います。

ところで、シュリーゲルはドイツのオークションのハウスでは中堅だと思うのですが、それらの会社はどこも脆弱な封筒でマテリアルを郵送してくるので、ヒヤヒヤすることがあります。CGやHKWI、Corinphilaなどは顧客も多く、それだけにトラブルへの事前対応の引き出しが豊富で、本当にガチガチの梱包をしてきますが、年間数億円程度の売り上げの中堅では、そこまでのノウハウはたまらないのかもしれません。

5754ssssssssss.jpg

1850 PRUSSIA 1 Sgr. block of six
four ring cancellation 1172 ( Prüm )
[ 2018年01月31日 18:20 ] カテゴリ:未分類 | TB(0) | CM(0)

1850 1C 3枚ストリップ貼りは駄物ですが・・・

最近一所懸命やってるプロシア。1850年の一番シリーズの内、1 Sgr.は一番集めやすい切手と言えるでしょう。基本的には、距離制郵便の第一地帯宛なので、単貼りが多いのですが、3枚貼りにして距離制郵便の第三地帯宛て書状も(収集当初こそ「すげー、3枚ストリップだ」と喜んでいましたが、、、)ありふれています。

僕も2、3通は持っていたのですが、これ宛先がルクセンブルグなので、気になって買ってみました。ルクセンブルグは大公国で独立国ですが、DOPV(ドイツ・オーストリー郵便連合)には加盟していたので、第三地帯料金が適用されるわけで、まぁ珍しくもなんともないのですが、ヨーロッパのフィラテリーを楽しんでいると、ルクセンブルグやリヒテンシュタイン、モナコ、アンドラ、ジブラルタルといった小国宛ての郵便物には反応してしまいます。


CG38-20801-120.jpg

1850 1 Sgr. horizontal strip of three
four ring c.d.s. with rectangle framed datestamp beside
BERLIN STADTPOST-EXP.VIII to Luxemburg, 13/12
3 Sgr. correctly paid for the third zone mail
[ 2018年01月29日 15:38 ] カテゴリ:未分類 | TB(0) | CM(0)

南洋ローラー

国際展に出品する富士鹿作品に必須とはとても言えないのですが、買ってしまいました、満月印。

そもそも僕は満月印が大好きで、高校時代はキロボックスから掘り出したり、自分で押印依頼をしたりしていました。満月印撲滅運動をされていた人々とは違い、競争展を当時は志向していなかったので、偶然性のあるこの遊びが大好きでしたね。収集復帰後もラジオ聴きながらでもできるフィラテリーとして、気軽に楽しんでいました。

フィラテリーの楽しみは多岐に渡ると思います。僕は欲張りなので、その全てを楽しみたいと思います。プロシアやスイスでは競争展を楽しんでいますが、その一方でゼネラル収集は僕のフィラテリーの基盤だと捉えています。それから満月印集めも楽しみたいです。これらの楽しみ方の上位概念が何かについては一家言お持ちの方も多いとは思いますが、僕の中ではどれもevenです。

ちなみに南洋におけるローラー印の使用については、仙台郵趣会の大先輩である斎享さんのコレクションで、昭和白紙10銭の横ペアに捺印された、トラックの和文ローラー印(S15.8.26)をみたことがありますが、それと至近の日付の使用例です。

2018年01月29日15時14分32秒

1937 8 Sen
Roller cancellation
TRUK ( nowadays Chuck islands, Federated states of Micronesia )
15 9/17 [19400917]
[ 2018年01月29日 15:28 ] カテゴリ:未分類 | TB(0) | CM(0)

なんかなるかなーと思って買いましたが・・・

製造面勉強会を主催している関係で、製造面関係の講演はなるべく聴くようにしています。一月下旬に開催された、山口充さんの田沢切手に関する講演は、同時代の切手である富士鹿・風景を収集する私にとっては大変参考になるものでした。山口さんとは昭和白紙より前の時代、特に1922年シリーズや1926年シリーズの大型マルチプルの分析による素版やPFの研究の重要性を話したことがありますが、やはりそれらの存在数が未使用・使用済み問わず少ないため、なかなか研究が進まないね、という話もしました。そんな中で、たまたま未使用10枚ブロックがあったので買ってみました。

残念ながら現時点ではなんら発見できていないのですが、製造面研究は一朝一夕にはできません。後になって実は重要なブロックだったということもありますので、まずはアキュムレートに勤しみます。

2018年01月29日14時33分04秒

1926 10 Sen, unused block of 10 with full original gum

[ 2018年01月29日 14:41 ] カテゴリ:未分類 | TB(0) | CM(0)

大正大礼

1915年(大正4年)に発行された大礼記念切手は、日本の6番目の記念切手セットで、切手コレクターからは「大正大礼」と呼称されています。セットの4種のうち、高額2種は横長の切手でUPU額面に対応しています。(赤=葉書、青=書状)

戦前記念切手は、真面目に集めているわけではないのですが、ここ二週間ほどの郵趣関連新年会に出席していたら手元に増えたマテリアルがありますので、ご紹介します。

大礼記念4銭(船便葉書額面)
サブコレクションとして関心を持っている東海道線の鉄郵の押された外信葉書です。
横浜の和文櫛型印と欧文櫛型印(紫)が共に押されており派手な使用例です。
2018年01月16日15時00分24秒_002

1915 4 Sen commemorative, tied by c.d.s. of train post
Train post between TOKYO & NAGOYA, to NY, via Yokohama 5 1 16 ( 1916 )
Yokohama post office get it on the 5th, and keep it until the 16th, when it was carried on a ship.
4 Sen correctly paid for surface post card.



大礼記念10銭(船便書状額面)
どってことない船便書状ですが、写真付き封筒がオシャレだったので気に入って入手しました。ちなみに発行月使用。
2018年01月16日15時00分34秒

1915 10 Sen commemorative, tied by c.d.s.
NAGASAKI MOTO HAKATA, to Ohio, USA, via Nagasaki 4 11 30 ( 1915 )
10 Sen correctly paid for surface letter.

[ 2018年01月16日 15:18 ] カテゴリ:未分類 | TB(0) | CM(0)

第4回製造面勉強会、お待ちしております。

明日はいよいよ第4回製造面勉強会です。

一年に2回の開催のために半年前から準備してきた最後の調整を本日していましたが、明日の講演の資料はどれも充実した内容だなーと改めて明日が楽しみになりました。

20180105_1 伊藤昭彦
午前中の講義は、ペニーブラックの製造面です。発行背景などは日本でも多くの方がご存知でしょうが、製造面の深い知識は、勉強されている方も必ずしも多くないと思います。

この切手の製造上の課題は、その後発行されるほとんど全ての切手の土台になっているので、例えば日本だったら竜切手や桜切手などを収集する人は、良い伝統郵趣コレクションを作るにあたり、学ぶ点が多い講義ではないかと思います。もちろん、それ以降に発行されたセミクラシック時代にも十分役立つと思います。


20180105_2 畠山茂樹今回の講義は、ペニーブラックで国際展金メダルを獲得された伊藤昭彦さんと、現在最も若いペニーブラックの国際展資格所有者である畠山茂樹さんのお二人による共同講義です。特に畠山さんによる製造面のパートは期待していただけたらと思います。


20180105_3 近辻喜一ペニーブラック講義終了とともにランチタイムとなり、参加者にはお弁当/飲み物を提供させていただきます。前回好評だった魚と唐揚げ弁当になる予定です。

午後になると、一転して近辻さんによる「二つ折り葉書」の講義となります。最近、一部で人気をはくしている日本初のステーショナリーの講義を、地域郵趣会として全国トップクラスとなった、いずみ切手研究会の近辻会長が解説されます。国際展で評価される、ステーショナリーの良いコレクションを作るためには製造上の知識が欠かせません。楽しみな講義です。


20180105_4 永吉秀夫夕方からは、戦後の記念特殊切手の講義です。動植物国宝、記念特殊、沖縄、航空切手の収集において、昭和25年から35年にかけてのグラビア印刷は、共通する内容で製造面バラエティが確認できるはずのテーマです。日本切手の製造面の情報はほとんど公開されていないため、帰納的手法に頼らざるを得ませんが、この点、複数のサイズが使用される記念切手の解析は、動植物国宝や沖縄、航空切手の伝統郵趣コレクションに取り組む人の製造面の理解に大きく役立つと思います。


20180105_5 横山裕三ペニーブラックの講義と同様に、記念特殊切手の講義も、ダブル講師です。鹿児島からお越しの永吉さんと東京の横山さんは共に記念特殊切手研究会(記特研)の会員で、製造面・使用面の両面から、記念特殊切手の研究をすすめておられています。お二方の講義に関しては質問されたい方も多数いらっしゃると思いますので、製造面勉強会史上最長となる二時間を、お二人の講義には取らせていただきました。


20180105_IMG_0584.jpg製造面勉強会の事前予約参加者には、特別の文献が配布されるのも人気の一つです。今回は、付録文献として「昭和30年代記念特殊切手の製造面データ」という小冊子を永吉さんのご厚意により配布いたします。ちらっと中身をお見せするとこんな感じです。

さて、明日は朝9時半開場で、事前予約参加者の皆様をお迎えしたいと思います。参加者限定ショップに出店されるエージェントスタンプの渡会さんのお店も同時刻よりオープンいたします。講義時間中はクローズしますが、各講義のインターバールには60分ずつの休憩時間があり、そこでお店は再びオープンいたしますので、どうぞお買い物をお楽しみください。なお、同日4階では切手市場が開いておりますので、合わせてご利用ください。

それでは、参加者の皆様と明日お会いできますことをスタッフ一同楽しみにしております。

主催:無料世界切手カタログ・スタンペディア株式会社
協力:エージェントスタンプ(渡会一裕)
後援:(特非)郵趣振興協会


[ 2018年01月05日 19:02 ] カテゴリ:未分類 | TB(0) | CM(0)

第4回製造面勉強会参加者限定で、資料「昭和30年代記念特殊切手の製造面データ」を配布していただけることになりました。

明後日の土曜日は、半年に一回開催している製造面勉強会です。エージェントスタンプの渡会さんのアドバイスを下に、この取り組みを開始して早くも4回目となりますが、毎回ワクワクして、講師の方の話をうかがっています。

伝統郵趣で製造面を展開するにあたり、他人が研究し発表した内容のみで十分に展開できる場合は、自分の収集範囲が仮に狭かったとしても、その分野だけを学べばなんとかコレクションは作れると思うのですが、私は日本のフィラテリーには、そのような「研究し尽くされた切手類」は手彫の一部を除き、あまり存在しないのではないかと考えています。

原因の一つは、印刷局に製造情報が十分に記録されていないことにあると、過去二度講師をされた魚木五夫さんは講演されていました。また、スイスのクラシックでも未だに製造上の新しい発見はあるもので、どのシリーズにも、新しいアプローチができる余地はあるのではないかと考えています。

しかしながらその時に、自分の収集しているシリーズ以外の一般知識がないと、自分の収集しているシリーズの仮説を立てたり、研究したりするにあたり、基礎体力が不足してしまいます。私はスイスのバーゼルの鳩の三色印刷と、第二次動植物国宝の五円オシドリの色ズレとの間に関連性はあると思ってる研究家なので、少しでも広い知識をえて、自分なりの研究を進める地力にしたいと思いますし、他の専門収集家の方にも、是非自分の収集範囲をより高度に収集するために、一見無関係に見える収集範囲以外の製造面の知識を頭に入れていただくことに、より積極的になっていただけたらと思います。

前段が長くなりました。

1月6日の講演内容や参加概要は以下の通りです。
すでに30名を超えるご参加のご連絡を頂いておりますが、まだ吉田への直接メールであれば参加をお受けいたします

なお、一点追加するとすれば、「昭和30年代の記念特殊切手」講師の永吉秀夫さんのご厚意により、資料「昭和30年代記念特殊切手の製造面データ」を配布することが決定いたしました。この資料は、永吉氏が所属する記念特殊切手研究会(記特研)メンバー以外には配布されたことのない資料であり、今すぐこれをもとに記念切手のシートを見てみると、非常に多くの発見があると思われる貴重な資料です。


04回製造面勉強会チラシ

第4回製造面勉強会の詳細

日時 2018年1月6日(土)9:30AM開場
場所 綿商会館6階(東京都中央区日本橋富沢町8−10)

講演内容
 (1)ペニーブラック       伊藤 昭彦、畠山 茂樹
     誕生の背景から製造面まで

 (2)手彫はがき         近辻 喜一

 (3)昭和30年代の記念特殊切手 永吉 秀夫、横山 裕三
     実用版構成と目打
     定常変種と目打


一般会費 5,000円
 お昼に提供される弁当、午後のお菓子、飲料サービスを含みます

主催:無料世界切手カタログ・スタンペディア株式会社
協力:エージェントスタンプ(渡会一裕)
後援:特定非営利活動法人郵趣振興協会

休憩時間には、エージェントスタンプ社が勉強会参加者限定で特別販売ブースを設けるほか、同建物の4階では切手のフリマ「切手市場」が開催されています。また、閉会後には、懇親新年会を開催いたします。

参加申込方法
(1)吉田の電子メールをご存知の方:メールで参加したい旨ご連絡ください。
(2)それ以外の方:当ブログのコメントでご連絡ください。
   「管理者にだけ表示を許可する」にチェックを入れると、他の方には表示されません。
   お名前、住所、連絡先電子メールアドレスを必ずお書きください。


参加のお申し込み、お待ちしております。

[ 2018年01月04日 23:41 ] カテゴリ:未分類 | TB(0) | CM(0)

フィラテリストマガジン 号外「新春特別号」発行しました。

tpmex013.jpg あけましておめでとうございます。

 毎年元旦恒例の フィラテリストマガジン 号外「新春特別号」を発行いたしました。2018年会員の皆様には、マイスタンペディアでのダウンロードが可能になった旨、通知が行っていると思いますので、どうぞご覧ください。

 また、これを機にご入会を検討される皆様は、どうぞフィラテリストマガジンのホームページをご覧のうえ、お申込・ご送金くださいますようお願い申し上げます。

 本年もスタンペディアの取り組みにご期待ください。




[ 2018年01月01日 09:20 ] カテゴリ:未分類 | TB(0) | CM(0)

絵入り年賀印が二局で押された年賀はがき

2017年12月28日13時31分23秒_001初期の年賀葉書は、様々な試行錯誤が垣間見れて、ステーショナリーとして大変魅力的だと思います。

昭和27年11月に発売された28年用年賀はがきは、最初の4円年賀はがきであると共に、お年玉くじがついていない年賀葉書です。

翌年になると、表面下部に一般信として差し出す場合は5円料金になる旨の記載が入りますが、その必要性を疑うくらい最初に発売された昭和28年用年賀はがきの不足料追徴一般信は見かけません。

本状は、それとは違って、普通の年賀使用例なのですが、宛先人転居の付箋も含めて、二つの年賀印が異なる局で押されているお得な使用例でしたので、入手してみました。(スターオークション 41-512, 1200円最低値)



1951 4 Yen New Year Greeting postalcard, tied by new year greeting special c.d.s.
GUMNA KUSATSU to Aoki, Nagano, then forwarded to Kawasaki, 28 1 1 ( 1953 )
4 Yen correctly paid for new year greeting post card
[ 2017年12月30日 03:14 ] カテゴリ:未分類 | TB(0) | CM(0)

最近の欧文機械印収集(マルコフィリー)

2017年12月17日16時32分24秒

2015年以来競争展には出品していませんが、欧文機械印のマルコフィリーコレクションは、常時改善を図っています。国際展に準拠したマルコフィリーの本格的コレクションを国内で見ることはなかなかないので、もっぱら国際展で海外の方の作る作品を見て、そこから生じた疑問を解決し、自分のコレクションにフィードバックしています。

最近、気づいた自分の勘違いは、マルコフィリーでは、各消印について「どんなに退屈になろうが、最初期・最後期を揃えた方が良い」などということはないという事実です。

これまでは各消印の最初期・最後期を揃えたコレクションが高く評価されると考え、どんなに汚かろうが脱落していようが、それを展示していたのですが、いくつかの特別な最初期・最後期(例えば全ての欧文機械院の最初期など)を除けば、データとして記載したり、スタディとして分析を述べることは評価されるが、マテリアルを揃えて見せる必要はなく、むしろ、(1)当該消印が綺麗に見え、(2)次にカバーの全体も綺麗に見え、(3)さらに郵便史的にも面白い使い方をされているカバーを示した方が良いということを、国際展審査の経験豊富な方に教えていただきました。

このカバーはその観点から入手したカバーです。紀元2600年記念の2銭切手の欧文機械印は戦前の記念切手の中でももっとも欧文機械印抹消例の多い切手ですが、10銭になると、存在点数はぐっと少なくなります。また書状は葉書や印刷物よりも到着印が押されるケースが多く、本例では、30 4 40 [19400430]のボリビアの日付を確認できます。

私は欧文機械印については、展示者であると同時に研究者でもあるので、最初期・最後期の日付のマテリアルの入手努力を中止する気はさらさらありませんが、次回作品を作るにあたっては、かなりの量を魅力的な見た目の使用例に変更しようと考えています。

A vertical pair of 1940 10 Sen commemorative stamps, tied by roman letter machine cancellation
TOKIO to La Paz, Bolivia, 22 MAR (1940)
20 Sen correctly paid for surface letter



[ 2017年12月25日 16:56 ] カテゴリ:未分類 | TB(0) | CM(0)
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