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オンライン世界切手カタログ「スタンペディア」創始者のブログです。
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PRAGA2018とMonacophil2017の記念切手:モーリシャス・ポストオフィス2d

2017年10月11日14時36分47秒

ドイツでは、Blue Mauritiusとして有名な英領Mauritius 2d 切手が、今年のモナコフィルと来年のプラハ展で展示されることを受けて、チェコで記念切手が発行されました。ベルギーの友人がそのシートをプレゼントに送ってくれたのですが、シート下部のロゴには、プラハ2018(pos.47)と共に、モナコフィル2017のロゴ(pos.44)が入っています!

今年12月のモナコフィルでは、フェラリー逝去100年記念に、ex-Ferrari コレクションの展示をしますが、おそらくその中に、これらの切手類も展示されるのだと思います。今から参観が楽しみです。
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[ 2017年11月01日 04:39 ] カテゴリ:未分類 | TB(0) | CM(0)

下練馬の不統一印

20171027_001.jpg可愛い姪が出産したこともあり、先日実家の練馬北町に行ってきました。

練馬区北東部にある同町の東西を旧川越街道が貫いています。小学生の頃は「新じゃなくて、旧なんだよな。まぁだから今は商店街になってるのか」などと思っていました。

そんな旧街道沿いにある練馬北町郵便局が私が最初に切手を買った郵便局です。先日の日本の記念特殊切手コレクション展でも一部を展示させていただきました。

ちなみに悪乗りして展示させていただいた一枚がこちら。
スクリーンショット 2017-10-27 202352全くデータが見えないのですが、明らかにこれは発行初日に小4の私が二枚買い求めたうちの一枚でCTOにしたものです。2019年のMonacophilにはこれを出品しようと思います。

この郵便局には、その後中学生、高校生になっても通い、私はカラーマークやエコー葉書や記念切手をたくさん買っていたのですが、大学生になって体育会の活動が忙しくなった頃から、郵趣からはどんどんと離れて行ってしまいました。


十年前の8月に切手収集を突如再開してからは、ゼネラルコレクターにパラダイムシフトした上で、その中でも気に入った欧州の切手を展覧会に出したりして楽しんでいましたので、日本のフィラテリーに向き合うのは、雑誌の発行をして、少しは日本切手のことも勉強しといた方がいいかなぁ、程度でした。

そのようなわけで、下記の事実を知ったのもつい昨年のことだったと思います。
・練馬区東部のフィラテリーのスタート時点においては、旧川越街道沿いの下練馬郵便局が集配を担っていた。
・当該事務はその後、変遷を経て、現在の練馬郵便局に引き継がれる。
・が、下練馬郵便局自体は、局名変更を重ねて現在に残る。
・今の名前は練馬北町郵便局である。

これは相当、自分にとってショッキングな信じられない、誇らしい事実でした。
小学生の頃に、「旧」川越街道だからなー、と自嘲気味に感じていた旧道沿いという事が、逆に言えば、明治初期の郵便路線と局に繋がった訳ですから、何十年ぶりかに地元を誇らしく感じたものです。

その前後から地元印の収集を始めました。RDPの佐藤浩一さんから『地元印を集めるのは収集家のエチケットですよ』と言われ、素直な私は練馬を集め始めることにしました。まず最初に相談したのはエージェントスタンプの渡会さん。だって練馬区民ですから。渡会さんは、長らく収集していた練馬の消印を全て僕に譲ってくれました。ただし、練馬区の西半分は渡会さんが依然として集めるという条件で!

ちなみに練馬区にはある時点で4つの普通局がありました。176 練馬、177石神井、178練馬大泉、179光が丘です。しかしながら僕が子供の頃は、176練馬と177石神井で東西を分けていました。ちなみに練馬大泉は元石神井局管轄の一部で、光が丘は元練馬局の一部です。

さて渡会コレクションを継承し、育てていく中で、数点の二重丸印「下練馬」を入手できました。文献によれば、これは記録される最初の消印なので、よかったと言えばよかったのですが、正直コレクションを作る上で、これでは全く面白みがないなぁ、と感じていたところ、今年の2月頃に、いずみ切手研究会の近辻会長から下練馬の不統一印について情報をいただきました。入手に半年ほどかかりましたが、秋になってようやく入手が叶いましたので、ご紹介できます。

2017年10月27日14時01分00秒

このカバーはひらきなで、左に宛先人が書かれており、右には差出人名と共に切手が貼り付けられています。右側の上部の一部は左側の裏についているため、そこの解析を今後行わなければならないのですが、右側真ん中に「下練馬郡」の文字がはっきりと読み取れます。それ以外の部分は正直解読できていませんが、右側下部に見える長方形枠印「郵便???」がおそらく、下練馬郵便局の不統一印ではないかと思われます。近辻会長の見解も同様でした。

本当は、切手のすぐ下に見える赤枠が不統一印だったら派手で人気も出そうなものですが、おそらくこれは私印ではないかと考えています。このカバーは、今後宛名人と差出人の解析まで行って、当時をあぶり出したいと思います。


1872 1 Sen, a vertical pair tied by double ring c.d.s.
TOKYO to MIyazu, Tango, via Saikyo, Meiji 7.3.10 (1874)
2 Sen correctly paid for internal letter between 1873.4.1 and 1899.3.31

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[ 2017年10月30日 07:17 ] カテゴリ:未分類 | TB(0) | CM(2)

[速報] 国際切手展 BRASÍLIA2017において、 Stampedia Philatelic Journal が、 国際展 雑誌部門 史上最高の金賞[90pt]を獲得しました

PJ2017.jpg10/24-29にブラジリア市で開催されている、国際切手展ブラジリア2017の文献部門に出品されていた、弊社のフラグシップマガジン「Stampedia Philatelic Journal (スタンペディア・フィラテリック・ジャーナル)」は、米国より出版されている Rossica Society´s Journal: Rossica と並び、90pt.を獲得し、金賞に輝きました。

当誌がこれまでに獲得した最高点は、米国で昨年開催された国際切手展 WSS New York 2016 の88pt+SP(大金銀賞)でした。クリティークでは「この評価は、雑誌として過去二番目に高い評価で、歴史上、郵趣雑誌部門でこの上の評価をとったのはLondon Philatelistしかないので、これ以上は期待しないように」というフィードバックをいただきました。

このような理解で出品したわけですので、賞が上がることなどは1mmも期待していませんでした。
フロックでも良いので、この金賞をスタッフと共に喜びたいと思います。

また、本雑誌がこのように高いご評価をいただけるに至った最大のポイントは、多くのトップフィラテリストの皆様による素晴らしい記事を掲載できたことにつきます。その点では、この金賞受賞は、当社のゴールドというよりも、むしろご寄稿くださった皆様のゴールドと言えると思います。改めて御礼申し上げるとともに、今後とも素晴らしい記事を掲載することを通じて、日本のフィラテリーを世界に積極的に発信していくフィラテリストの皆様と共にありたいと思います。

無料世界切手カタログ・スタンペディア株式会社
代表取締役社長  吉 田  敬


*なおこれ以外のブラジル展の結果については、NPO法人郵趣振興協会のサイトでご覧頂けます。


(追記 10/30)昨日印刷所より2017年号(画像)が1,000部納品されました。ご執筆者、広告主のみなさま、ご予約者、販売者様への発送を本日より行います。
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[ 2017年10月28日 15:55 ] カテゴリ:未分類 | TB(0) | CM(4)

今日は裏面です


2017年10月27日14時01分31秒


絵葉書は、競争切手展におけるフィラテリーの題材からは遠い存在ですが、地理好きの僕としては、地図や都市の風景写真を描いたもので自分のセンスに合うものがあれば、適宜購入しています。

このマテリアルもヤフオクで見つけたもの。ちょうど僕が収集しているクラシック欧州の様子をよく表した地図で、漢字による国名がおしゃれです。ユトランド半島の状態を見るにつけ、第二次シュレスヴィヒ戦争以降第一次世界大戦前の状態ですね。バルカン南部の歴史を辿ればもっと年代の特定が可能かもしれません。

これを見るとヨーロッパ人にとって、北アフリカは非常に身近な存在なのだなということが感じられます。少なくとも中欧からすると、ロシアもアフリカも同じくらいの遠さなのでしょう。アフリカ切手展を毎年やることは無理かもしれませんが、ヨーロッパ切手展の題材の一つとして、将来考えても良いかもしれないなと感じた次第です。以下はおもて面。郵送されたものではないようです。

2017年10月27日14時01分40秒
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[ 2017年10月28日 10:03 ] カテゴリ:未分類 | TB(0) | CM(2)

国鉄長崎線内で引受されたドイツ当て外信葉書

安ければ拾っている鉄郵外信。今回は路線に惹かれて書いました。

国鉄長崎戦は主要幹線ですのでローカル線とは言えませんが、東海道線や東北本線などと比べると量が少なそうなイメージが東京で生まれ育った私にはあります。まぁ上りだけで少なくとも五便まであるわけだし、需要が少ないとはとても言えないんでしょうけれど。

鉄道郵便は、高校生の時に少し集めたことがあります。というのも昭和59年2月に実質的な鉄郵が廃止され(取扱便、車内継走区分の廃止)、その時期に郵頼したり、書籍を出版したりしたことがあったからです。そんな経緯で、大人になって、まとまった鉄郵コレクションが売りたてられると数回ほど一括で購入しました。そんなわけで手元にはそれなりのボリュームの鉄道郵便マテリアルがあるのですが、鉄道郵便はマルコフィリーで楽しむよりも郵便史的に楽しんだ方が面白そうだと感じており、いつかは作品にまとめることができたらなと考えています。

2017年09月02日23時30分56秒_001

1926 6 Sen, tied by c.d.s. of train post
TOSU-NAGASAKI to Bayern, Germany, 8 9 4 (1933)
6 Sen correctly paid for surface post cartd

NYKの葉書が使われていますが、普通にシベリア経由で運ばれているんでしょうね。。。
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[ 2017年10月26日 19:59 ] カテゴリ:未分類 | TB(0) | CM(2)

不足料徴収切手の半分以上がはみ出て貼られた1銭小判葉書

1銭小判葉書の使用例で不便地割増料金を不足料徴収れている使用例もちょくちょく見かけるようになりましたが、本使用例は、不足料金徴収の為の切手の貼り付け方が葉書からあまりにはみ出ているという変わった使用例です。

まぁ、はみ出しが珍しかろうが、郵便史的にはあまり意味がないのかもしれませんが、副産物として、裁断ずれの激しいこの葉書の左側の余白の少なさは、後で切ったのではなくて、少なくともこの葉書が使われた頃からこうなんだろうなぁ、という製造面が示せる気がします。ということで、この葉書は製造面のページで使おうかしら。。。

2017年08月28日23時05分47秒_016


1876 1 Sen postalcard tied by cancellation "57-11" (i-ka-11)
TANABE to Nishi-moto-mura?? 4 28 ?
1 Sen insufficiently paid for postal card to the destination far from any post office.
Two 1876 1 Sen attached and two crossed pen-cancelld in red
to charge double of insufficient 1 Sen to the recipient.
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[ 2017年10月24日 22:16 ] カテゴリ:未分類 | TB(0) | CM(0)

Thurn&Taxis 難しい最終シリーズ

スクリーンショット 2017-02-20 181451タクシスに限りませんが、German Statesのゼネラル収集をしていると、最後の方のシリーズが、未使用が安価で使用済が高価であるということによく遭遇します。

タクシスもその例外ではなく、1866年8月に発行された最終シリーズ(色付きルレット)は、翌年6月末で使用できなくなりますので、額面によっては使用済、そしてカバーが大変希少です。書状額面でも決して安くないのですが、印刷物以下の料金に対応する額面の切手の使用例はなかなか良いものがありません。

そんな中、ようやく入手できたのがこちらの帯封です。こんなルックスの良いものがよく残っていたと思いますが、切手も切れていないし、中身も完全に残ったエンタイアです。

最終シリーズ及びラス前の1865年シリーズは、後期発行分ということで今回は1フレームにまとめてしまいましたが、その中でも重視したのが、これら難しい使用例の展示で、3通ほどになりますが、1リーフ1通の表示をすることで希少性を訴求することにしました。

もっとも1フレームの中に1通しか展示していないリーフが3ページもあると、審査員に「実はマテリアルを持っていないのではないか?」と思われてしまいますので、それ以外のページの余白が少なくなるように、具体的には1リーフ3通展示するように心がけました。


1866 1⁄3Sgr., tied by single circle c.d.s.
CASSEL to Carlsruhe via Frakfurt a.M., 24 5 (1867)
1⁄3Sgr. correctly paid, printed matter basic rate after Sep. 1st, 1861.
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[ 2017年10月22日 21:26 ] カテゴリ:未分類 | TB(0) | CM(0)

どっちがいいの?1円前島

先日の5円オシドリの多数貼りセレクションでは、使えるなら両方使いたいという結論になりましたが、本日は同シリーズの1円前島で、やはりいずれも最近立て続けに入手できたものです。1952年シリーズは製造・使用期間が長い割りに製造精度がまだまだ低いため、製造面のバラエティが豊富ですが、使用面も負けず劣らず楽しいシリーズです。

書きをみてもらうとわかりますが、いずれも5枚貼りの私製葉書です。(5円料金 1951.11.1-1966.6.30)
2017年08月28日23時05分47秒_018 2017年08月28日23時05分47秒_020

LEFT:
1952 1 Yen, a vertical strip of five franking, tied by c.d.s. of train post
FUKUSHIMA-AKITA to Tokyo, 29 9 8 (1954)
5 Yen correctly paid for internal post card

RIGHT:
1952 1 Yen, quintuple franking, tied by c.d.s.
OSAKA JOTO to Tokyo, 36 10 28 (1961)
5 Yen correctly paid for internal post card

郵便料金が同一であることを考えれば、発行後2年で、かつ鉄郵、貼り方も綺麗な左を選ばない理由がありません。また同時に2通を展示することも重複になるだけです。

しかし、右側の使用例はあまりに可愛い。どうしても捨て置けません。これはこれで処分せずに持っておくことにします。
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[ 2017年10月20日 20:31 ] カテゴリ:未分類 | TB(0) | CM(4)

どっちがいいの?5円オシドリ

先日は50円茶弥勒の多数貼りのセレクションをやりましたが、本日は、同時代の5円切手オシドリのセレクションです。いずれも最近立て続けに入手できたものです。1952年シリーズは製造・使用期間が長い割りに製造精度がまだまだ低いため、製造面のバラエティが豊富ですが、使用面も負けず劣らず楽しいシリーズです。

まず1通目は船便印刷物です。
2017年08月28日23時05分48秒_001

1955 5 Yen, a single and a block of four, tied by roman letter roller cancellation
OMORI to US, 22 IV 66 (Showa 41)
25 Yen correctly paid for surface printed matter of the weight between 50g and 100g.

極めてルックスが良くて、郵趣家便?と思ったりもしますが、どうなんでしょうね。船便印刷物はこの時代はまだ使われていたんじゃないかなと思います。欧文ローラーが押されているのはいいですね。

お次は航空葉書です。
2017年08月28日23時05分48秒_002

1955 5 Yen, duodecuple franking, tied by roman letter c.d.s.
NAGASAKIMOTOHAKATA to Savona, Italy, 8 III 58 (Showa 33)
60 Yen correctly paid for airmail fourth zone post card

こちらも派手なルックスです。欧文三日月印が、外国交換郵便局のそれでありながら、主要局以外である点がまず面白く感じられました。また国際航空便の宛先がまだ5つに分類されていた時期の欧州宛てで、その中でもイタリアのサヴォア宛てはいいですね。

発行から3年での使用例ということも加えると、どちらか一方を選択するなら下段の航空葉書を私は伝統郵趣コレクションには選びます。スペースがあれば両方展示したいのですが、仮に1952年シリーズで5フレームのコレクションを作るとすると、コイル切手や切手帳を除く5円オシドリに割くことができるリーフ数はせいぜい2枚。製造面のバラエティが多いことを考えると、そもそもカバーは1通も展示できないかもしれません。
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[ 2017年10月19日 20:12 ] カテゴリ:未分類 | TB(0) | CM(2)

第5回ヨーロッパ切手展 展示作品一覧が公開される

掲題について、特定非営利活動法人 郵趣振興協会のホームページ http://kitte.com/ (定期的に更新しております)にて取り上げましたので、ご覧下さい。

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[ 2017年10月19日 10:02 ] カテゴリ:未分類 | TB(0) | CM(0)
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